私は４５歳の男性です。先日リストラに遭って職を失ってしまい現在無職です。勿論退職金はかなり割増しで貰っていますので当面生活の心配は無いのですが、それでも職を持っていないのは大変不安になるもので、しかも私ぐらいの年齢になってしまうと再就職は大変難しいと言われているため、将来がますます不安です。再就職できず退職金が無くなってしまった場合に生活を維持していくには借りるしかありませんが無職の状態のままでは銀行は相手にしてくれません。
そこで借りるとすると消費者金融と言うことになりますが、消費者金融でも無職では審査に通してくれるかどうかも不安です。しかも通ったとして返済能力に欠けるわけですから、それ程大きなお金を借りることはできないでしょう。借りる方は沢山借りたいと思っていても、消費者金融はあまり貸したくは無い筈です。そこでお聞きしたいのですが、無職の人が申込んだとして消費者金融の利用限度額はどの程度になるのでしょうか。教えて下さい。
（⇒本当に消費者金融は無職でも通過できる？）
貸してくれるとしても精々１０万円が良いところでしょう
まずあなたは貸してくれることを前提に質問していますが、無職という事になると消費者金融でもかなり難しいと考えてください。そもそも申込みの条件は建前とは言っても安定収入が有る方と言う文言が入っているのです。ただそうは言っても安定していない人でも融資はしてくれるようですが、さすがに無職で返済能力が疑われるような場合には消費者金融としてもはいそうですかと言うような無責任は融資はしてくれません。そのような前提で話を進めます。
そういう前提でどこかの消費者金融があなたの返済能力を認めて審査を通したとして、審査で認められる利用限度額はどのくらいになるかと言うと精々１０万円あれば良い方でしょう。したがって生活を維持していくお金としては少ない金額という事になります。そもそも退職金を使い切ったと言ってもその代わりに借り入れで生活を維持していくには無理があります。１０万円借りられたとして翌月はどうするのでしょうか枠を使い切ったらもう借入はできません。
（⇒融資審査で返済能力が認められる条件）
また返済についても問題です、借りたら必ず返済していかなければなりません、だからこそ審査では返済能力が問われるわけです。もし現在の様に無職を続けているとしたら、収入は無い訳ですから、すぐに返済できなくなって、たちまち自己破産という事になります。リストラに遭ったうえに自己破産に追い込まれたのでは泣くに泣けません。したがって、やはり審査が通ったとしても借入には無理があるという事です。安易な借り入れは止めましょう。
確かにあなたが言うように再就職は難しいかもしれませんが、もっと枠を広げてアルバイトなら何かありそうな気がしますし、最後の手段としては個人事業と言う方法も有ります。ただし安易な気持ちで始めてもそう簡単には軌道には乗りませんから、やはりアルバイトから始めてみてはいかがでしょうか。そうすればなにがしかの収入が発生しますから、退職金を使わなくても節約すれば生活を維持していくことはできるかもしれません。
無職でも借入ができる消費者金融の借入限度額
消費者金融のキャッシングはすぐに現金が手入るため急を要する出費に対応できるメリットがありますが、基本的には使途を問わない少額融資となります。高額融資には対応していないため収入が低くても利用できるメリットがありますが、職業との関係や年収との関係が強いため、誰でも利用できるわけではないのです。融資には最低限必要な条件がありますので、キャッシングを利用する際には審査に通るように属性を整えておく必要があります。
キャッシングを利用する人は低収入の人が多いですし、審査にあたっては50万円以下の融資に限り収入証明書の提出が不要となっています。しかし収入がなくても良いというわけではなく一定の収入は必要ですし、収入証明書を会社から発行してもらわなくてもいいだけで、仕事をしていることは最低条件となります。50万円を超える融資は必ず収入証明書が必要になりますが、基本的には仕事をしていることが審査に通る最低条件となります。
キャッシングを利用する場合、新規の申し込みでは収入があることと仕事に就いていることが絶対条件となります。キャッシングでは借入限度額が個人ごとに異なりますが、年収によって判断されてしまうため無職では絶対に審査に通ることはないのです。しかし非正規雇用であっても仕事をしていて一定の収入があれば審査に通りますので、最低限仕事をして収入を得ている必要があります。現在のキャッシングでは300万円から500万円まで利用できる業者がありますが、ほとんどの人は100万円以内の融資を利用しています。
キャッシングでは年収によって借入額が制限されていますが、消費者金融だけではなく信販会社でも同様の制度があります。貸金業法により経営する金融業者では、総量規制によって借入額が決められてしまうため、年収の高さが借入額を決める基本となってきます。100万円未満の借入が多い理由には、年収がそれほど多くない人が利用している現状があるためですが、もちろん高収入の人は高額融資に対応できるのです。
キャッシングでは借入額によって金利が変わりますが、100万円までの融資であれば18％が上限金利となります。100万円を超える融資では15％の金利となりますが、100万円以上の融資を利用できる人は限られていますし、金融業者の金利設定も18％となっているのが一般的です。金利の設定は金融業者によって異なりますが、基本的には利息制限法に定められた上限金利ですから、現在の金融業者では確実に法律を守った融資が行われているのです。
スピーディーにお金を借りる方法としてキャッシングは便利なサービスですが、人によって借入限度額が変わるため申込む際には借入金額について確認する必要があります。総量規制は金融業者ごとに設定されているわけではなく、全ての借入の合計額となっているためすでに借入額が大きい場合には新規の融資ができない場合もあります。できるだけ利用している業者数を少なくしたほうが経済的ですから、新規の借入よりも増額を検討したほうが良い場合もあるのです。
キャッシングは無職の人が利用することはできませんが、収入が少なくても継続的に一定の収入を得ていれば審査に通る可能性があります。もちろん借入額の合計や金融事故によって審査に通らないこともありますが、少額融資であれば低収入でも審査に通るのです。利用にあたって検討する部分はたくさんありますが、借りることだけではなく返すことも考えて申込むことが大切です。キャッシングは借りやすく返しにくいのが基本となりますので、計画的に利用するには返し安さを重視する必要があるのです。
現在の消費者金融ではほとんどがインターネットからのWEB申込に対応していますので、パソコンだけではなくスマートフォンからでも申込むことが可能です。インターネットですから金融業者の窓口に行く必要がありませんし、もちろん自動契約機に行く必要もないのです。審査が通れば指定口座に振り込みで融資が行われるため、お金を借りる感覚を持たずに利用することが可能です。指定口座に振り込まれますので、預金感覚で引き出せる点もWEBキャッシングのメリットですが、それだけ借りやすい環境があるのです。
簡単に借りることができるわけですが借金をしていることには変わりありませんので、返しやすさも考えて金融業者を選ぶことが大切です。金利の高いキャッシングは確実に返済することが基本となりますので、返済方法の充実度を重視して選ぶことが大切です。通常であればATMを利用して引き出しと返済を行うようになっていますが、借りるときは良くても返すときには抵抗感を持ってしまう場合があります。人間のごく自然な心理ですから、返済が楽にできることを考えて選ぶことが大切なのです。
クレジットカードや各種ローンでは、基本的に分割払いですしリボルビング払いでも口座引き落としが基本となっています。口座引落しでは自分から返済に行く必要がありませんので、返済を忘れてしまっても自動で支払いが可能です。期日がくれば自動で引き落とされますので、いやでも返済が可能なのです。定職に就けない人や無職と有職を繰り返しているような人は収入も不安定になりがちですから、口座引き落としなど返済方法が充実していればメリットが大きくなるのです。
返済方法に関しては金融業者によって内容が異なっているため、新規に申し込む際には借入条件だけではなく返済方法を確認することが大切なのです。分割払いのローンでは1ヶ月に1回しか返済日はありませんが、キャッシングの場合には複数回の返済日を設定している場合があります。返済が早まればそれだけ利息の負担を減らせますので、余裕があるうちにどんどん返済できるように返済日の多い業者を利用することが賢い選び方なのです。
消費者金融といえば以前はイメージが悪く利用を躊躇する人も多かったはずですが、現在では貸金業法の改正によって透明感が出てきています。金利の引き下げによって安全に利用することができるようになっていますが、逆に利用限度額に関しては厳しくなっていると言えます。安全に利用できるようになったことでメリットを感じますが、総量規制によって借入額が制限されていますし、以前では利用できた無職の人が利用できなくなっています。
金融業者はお金を貸すことが仕事ですが、確実に回収しなければ経営が成り立ちませんので、返済能力のない人には融資を行わないスタイルが基本です。ですから収入のない人は利用できない仕組みがありますし、もちろん収入がない人は定職にもついていないわけですから利用を制限されてしまいます。仕事をしていなければキャッシングは利用できませんが、正社員として働かなければいけないわけではありませんので、利用できるようにする簡単な方法はあるのです。
総量規制は年収によって限度額を制限するため、基本的には収入がなければ審査に通ることはありませんが、アルバイトやパートでも収入としてみなされますので、仕事をして収入を得ることを考える必要があります。もちろん総量規制がありますので収入が低ければ融資額も低くなりますが、利用できるようにするためには仕事をして収入を得ることが基本となります。アルバイトであれば正社員になるような難しさはありませんので、比較的スムーズに申し込みが進むことになります。
アルバイトでも利用は可能ですが、収入を証明できなければいけませんので源泉徴収票や給与明細書を準備する必要があります。これがなければ融資額が決められませんし審査にも通りませんので、キャッシングを利用するための最低限の条件となります。現在の貸金業では無職の人に融資を行う金融業者はありませんので収入を得ることが条件ですが、無収入でも利用できる悪質な業者がありますので注意が必要です。
