過去に大手と呼ばれる消費者金融から何度か借り入れをしてきた経験があります。しかし、お金回りが悪く返済を遅延することがしばしばありました。そのため、現在ではブラックと認定されている可能性が高いのではないかと思っています。けれど今現在また借り入れの必要が出てきてしまいました。今度は中小消費者金融からお金を借りようと思っているのですが、こちらでは融資をちゃんとしてくれるでしょうか？
中小消費者金融なら可能性は大いにあります！
過去の借り入れについて心配しているようだけど、中小消費者金融で申し込もうと考えているならそれほど気にする必要はないよ。というのも、中小消費者金融はどこよりもお金を借りやすいという特徴があるからだ。
世間では「消費者金融」と言うと、あなたも借りたことがあるような大手の消費者金融のことを指すことがほとんどなんだ。宣伝も大々的に行っているし、今は銀行と提携しているところも多い。そのため信頼性も抜群だから、消費者金融を利用したいと思っている人も大体は大手で借り入れをしに行くんだ。そうなると、中小消費者金融の客足は自ずと減ってしまうよね。中小企業としてはお客さんが少ないということはやっぱり好ましくない状況だ。
そんな状況を打開するためにもお客さんを呼び込む要素が必要になってくる。その要素というのが、お金の借りやすさということだったわけだ。あなたのようにブラックの可能性がある人でも中小消費者金融は融資をしてくれることが多いんだ。お客さんは大事だからね。過去に問題が見受けられる人であっても、すすんで受け入れてくれるというわけ。
それからもう一つ借り入れをしやすくしているのが審査方法なんだ。大手の消費者金融や銀行はスコアリングシステムという方法を利用している。これはコンピューターを使って、利用者に融資するか否かを判断するものだ。つまりコンピューターが全部やってくれるので、人の意思が入り込む余地がない機械的な方法なんだ。確かにこれは貸し手側としてはとても便利なんだけど、借り手側からしてみれば無慈悲な結果をもたらすものでもある。
つまり、過去の借り入れで問題が見つかった場合は一も二もなく審査で落とされてしまうことが多いということだ。けれど中小消費者金融はこのシステムを利用せず、人の手によって審査する方法を取り入れているんだ。話をしっかり聞いてくれるから、過去の借り入れの状況をちゃんと説明することができれば、無理だと思っても審査を無事通過できることだってあるんだ。だから大手などの審査が厳しいと思った人は中小消費者金融を利用することが結構あるということ。
ただ、金利がやや高めということが難点だと言えるね。最低金利と最高金利の額があまり変わらず割高なので、早めに返済を終えたとしてもその恩恵はあまり得られないということなんだ。ただ、大手顔負けの金利にしている中小消費者金融もあることはある。金利に関しては本当に消費者金融によって異なってくるから、事前に問い合わせて調べておくこと！後々金利で痛い目に合う、なんていうこともないとは言えないからね。
あなたが100％融資を受けられるということはこの時点では約束できないけど、それほど神経質にならないで大丈夫。けれど中小消費者金融がお金を借りやすいところだからといっていくつもの会社と契約しないこと！借り入れの件数が多いと管理が大変になるし、返済が追いつかないという事態にもなりかねないからだ。あくまでも自分が必要とする金額だけを申請するようにするのがうまく借り入れをしていくコツだよ。
【参考ページ】
中小消費者金融を使う上での注意点
借り入れありでも期待できる!中堅消費者金融の魅力とは?
消費者金融は個人向けのカードローンを中心サービスとしており、すぐにお金を借りたいという場合には非常に便利な金融機関です。即日融資を中心に行っており、申し込んだ当日中に結果が分かるスピード審査が行われているからです。パスポートや運転免許証といった本人確認書類一点だけ用意すれば申し込む事が出来るので、審査前に煩わしい準備をする必要はありません。
消費者金融は、1300万人以上の人が利用しています。1990年代に入ってからのテレビのCM等による積極的な宣伝活動が行われた結果、大手業者については子供にも名前が知られています。親しみやすいイメージが持たれている事も、多くの人が利用している理由です。
これらの大手業者は、現在では銀行グループの一員となって業務を展開しており、銀行系消費者金融と呼ばれています。銀行系消費者金融とは、銀行と消費者金融の中間的な位置付けであり、銀行に求められている社会的なモラルを守りながら魅力的なサービスの提供が行われています。
これらの業者が取り扱っている個人向けカードローンは、従来までの商品と比較すると融資額は大きくなっています。500万円に達する様な大型の商品も登場しており、個人向けの小口の融資を行う事が特徴であった消費者金融のイメージを覆すような内容です。
ただし、その分審査の難易度は高くなっており、安定した返済能力があるという事が利用するための条件となっています。審査は、信用情報機関に管理されている他の業者からの借り入れ残高が重要なポイントとなり、残高が大きくなるほど利用できる確率は低くなります。
大手業者の中には、審査通過率を公表しているものもあります。審査通過率は、申し込みを行った全体に対して通った人の比率を示す割合です。それによると、最も高い業者であっても50パーセントに満たない数字です。つまり、審査に申し込みを行った人の半数以上は利用する事が出来ないという事になります。
魅力的な商品内容という事から条件が厳しくなっている事が予測されます。ただし、全ての消費者金融の審査の難易度が高くなっているという事ではありません。中堅消費者金融は、以前と変わらない内容のサービスが提供されており、消費者金融の特徴が保たれています。
消費者金融のメリットは、審査が早く完了するという事と金利が高いという事です。無担保という事から、返済不能となった場合に確保できる保証がないので、貸したお金を出来るだけ早く回収しなくてはならないからです。そして、融資額は少額が中心です。
金利が高い上に少額しかお金を借りる事が出来ないという事は、利用社の側からすればかなり不利な内容です。その代わりに、審査は柔軟な対応が期待できます。つまり、借り入れありという状況であっても審査に通る可能性があるという事になります。（参考ページはこちら→消費者金融の審査は甘い？）
中堅消費者金融は、大手業者の様に積極的な宣伝活動を行っているわけではないので、知名度は十分ではありません。このために、申し込み者数もそれほど多くはなっていないので、一定以上利用者数を確保しなければ利益を上げる事は難しくなります。大手業者の審査に通らなかった場合には、おすすめできる内容です。
消費者金融の個人向けカードローンは、利息制限法の上限を超えた29.2パーセントという金利でサービスの提供が行われていました。これは、出資法という違う法律の上限金利に基づいたものであり、これを超えなければ刑事罰には該当しないと考えられていました。この29.2パーセントという数字は、グレーゾーン金利と呼ばれています。
2010年に出資法の改正が行われた結果、29.2パーセントから20.0パーセンまで低くなっています。このために、現在の消費者金融のカードローンの金利は、どの業者であってもこれ以内の数字です。つまり、中堅消費者金融の商品は、以前よりも大幅に低い金利が設定されているという事です。
中堅消費者金融の問題点は、知名度が十分ではないという事です。安心して利用できる業者を見つけるためには、工夫が必要となります。業者を選択する際の目安となるのが、日本貸金業協会に加盟している状態である事です。日本貸金業協会は、全国の47都道府県に支部を設置しており、消費者金融等の貸金業者の自主規制機関として業務を行っています。
日本貸金業協会は、内閣総理大臣の認可を受けて設立されている法人であり、加盟している業者に対して貸金業法を順守する事を義務づけています。規則を守らなかった加盟業者に対しては除名等の罰則規定を設けています。このために、日本貸金業協会に加盟している業者であれば、法律に基づいたサービスが行われているという事になります。
中堅消費者金融の個人向けカードローンは、事業性資金としての利用がみとめられていない事と毎月定められている返済日に指定された金額を返すという事が利用する上で求められているルールです。つまり、従来の消費者金融と同様という事であり、特別変わっている事が求められるわけではありません。
20歳以上の安定した収入を持つ人を対象としており、パートやアルバイト、自営業者でも利用する事が可能です。事業目的での利用以外であれば資金使途は自由であり、旅行やショッピング、飲み会、生活費の補充等の様々な目的で使用する事が出来ます。
大手業者と比較すると地域密着型で業務を展開している傾向にありますが、インターネットから申仕込みを行う事が出来るので、業者が所在している以外の他府県からも利用できます。店頭に足を運ばなくても、審査申し込みが可能という事です。忙しい人でも利用できる環境を形成しています。
申し込み内容は、氏名、年齢、勤務先と自宅の電話番号と住所、利用目的、希望額等の必要な項目を記入し提出するだけです。申し込んだその日に結果が判明するので、急いでいる時の利用に向いています。1万円からの申し込みを受け付けている商品も存在しており、少しお金が不足しているというケースにも対応できる内容です。
審査は、信用情報機関への照会が中心であり、これまでの利用実績と他の業者の借り入れ残高が重要です。遅延や債務整理などの情報がある場合は、削除されるまでの期間は新規借り入れは困難です。債務整理を行った場合は、5～10年間は消えません。
他の業者から借り入れているという事は、返済するべき金額を抱えている事になります。大手業者と比較するとハードルは低くなっていますが、借り入れ残高が少ないほど通過率は高くなります。少しでも金額を減らしてから申し込みを行う事が、通過率を高めるためには有効となります。
ただし、通過率を高くするために、申込み時に現実よりも少ない数字を記入してもプラスに作用する事は考えられません。逆に、虚偽の記載を行ったという事で、悪影響を及ぼす可能性があります。申込み時には、必要事項の全てを正確に記入する事が最も確実です。
審査に合格すると申し込み内容に間違っている部分がないのかをたしかめるために、勤務先と自宅に電話がかけられます。これは、在籍確認と呼ばれています。申し込み者に配慮して、業者名ではなくオペレーター名義で行われるので、カードローンの審査に申し込んだ事が、周囲に知られる心配はありません。
在籍確認は、所在している事を確かめるのが目的なので、短いやりとりで完了します。申し込み者本人が電話をとらなくても構いません。ただし、確認できない場合は契約の手続きに進行する事はないので、重要なポイントとなります。
消費者金融のカードローンは、生活をサポートするために用意された商品です。金利が高いので、短期的な利用に適性があります。ルールを守っての使用が必要となるのは、大手業者でも中堅業者でも変わる事はありません。商品内容を把握した上での利用が大切であり、間違いを起こさないための方法です。
