急性腎盂炎で2週間入院して、やっと自宅に戻ったと思ったら、会社の上司から無理しないであと一週間は休んだ方がいいと連絡があり、有難かったのですが休んだ分の給料は出ないので、かなり悩みましたが、体が資本なのでとりあえず上司のお言葉に甘えて一週間休むことにしました。ところが銀行から貯金が0円になり口座振替ができない状態なので、早急にお金を入れて欲しいという督促があったので、銀行から借り入れできないか相談したところ、審査に時間がかかるため、別をあたって欲しいと言われました。入院する前に衣替えの時期だったので、洋服に20万円ほど費やしてしまったのが仇となって、入院費もかさんだことから最悪の状況になってしまいました。
引き落としされるのは、光熱費と電話代、保険料、家賃含めて10万円ほどなので、友人に片っ端から連絡をしてみたのですが、ちょうどみんなわたしと同じく洋服を買っていたり、行楽のシーズンなので、金欠状態だと言って誰もお金を貸してくれる人はいませんでした。それで弟しかいないと思い連絡すると、消費者金融がいいと言うのです。しかも大手でなくて小さな会社の方が、返済を待ってくれたり、人情に溢れているだとか、ブラックでも貸してくれると言うのですが、消費者金融って怖いところじゃないんでしょうか。（参考ページはこちら→ブラックOKなんて本当？）
貸金業法が改正されて消費者金融はより身近な存在になりました
近年、返済しきれないほどの借金を抱えてしまう「多重債務者」の増加が深刻な社会問題になっていました。ようするに貸し過ぎ・借り過ぎを改善しようと言うことで、貸金業法の改正が行われ、金利が29.2％から20％に下がるなどして、中小の消費者金融の体質も変わりました。
まず貸金業者からの借入残高が年収の3分の1を超える場合は、新たな借り入れはできなくなる総量規制という規定が施行されました。このため、規模の小さい消費者金融やクレジット会社は倒産に追い込まれていきましたが、一部の優良消費者金融は、きめ細かいサービスを行うことで、大手でなくてもネット申し込みを可能にしたり、在籍確認をスムーズに行うことによって、消費者との距離を身近なものにし、信用を勝ち取ってきました。
ですから大手に劣らないサービスを実施できる消費者金融は、例え規模が小さくても安心安全をモットーに営業しているので、最短即日で借り入れする事ができますし、もし返済に困るようなことがあれば、財務局や都道府県、市区町村の多重債務相談窓口に連絡すれば大丈夫です。
確かに消費者金融と聞くと怖いイメージがありますが、その会社が本当に信頼できるのか知りたければ、貸金業協会のホームページで悪質業者の検索ができるシステムがあるので、確認してみましょう。もし目的の会社のホームページがあり、会社概要などの詳細を確認できれば尚安心ですし、その会社の実態が明確に分かれば、心配はいりません。
もし悪徳業者からお金を借りてしまったら、警察や消費者生活センターに連絡しましょう。
大手ではない優良消費者金融を安全に利用する
消費者金融や銀行などでカードローンなどを利用してお金を借入れたいという場合、その申し込み時に行われる審査というものがひとつの問題になります。それは、どんなに便利で自分に都合のよいカードローンを見つけたとしても審査に通らなければ利用することができないからです。たとえば消費者金融のカードローンとして比較的に審査が甘いといわれている「アコム」という会社がありますが、そのアコムですら審査通過率が５割程度です。しかも、この５割という数字はこの業界では驚異的に高い数値です。つまり、カードローンを申し込む人の半分以上は審査に落ちているという現状があるのです。
消費者金融などで行われる審査というものはいったいどんな内容かというと、たとえば「どんな仕事をしているのか」、「何年くらい勤務しているのか」、「年収はいくらか」、「住居は持ち家か賃貸か」、「過去にローンでなにか問題を起こしていないか」など幅広い情報をもとに審査をしますが、こういったさまざま要因から「安定した収入があるのか」、「お金を貸したとしてきちんと返済できるのか」ということを見極めるのです。消費者金融側にとっては貸し倒れというのは最も困ることなのです。
そして、審査で実際に落ちてしまう要因としてはもっとも可能性があるのが、過去のローンで問題を起こした経験があるという場合でしょう。たとえば延滞なら６１日間以上の延滞で５年間記録が残る可能性があります。延滞しているそのときは「結果的に返せばいいのだろう」と高をくくっていたかもしれませんが、そういったときのペナルティーが数年後にやってくるという仕組みなのです。また、最近では主婦やアルバイトでもOKというカードローンも多いので、仕事内容や年収の問題よりもやはり過去のローン履歴のほうが重要視される傾向はあります。
さて、実際にアコムなど審査が甘いといわれている消費者金融で審査に落ちてしまったらどうすればよいのでしょうか。まず、たとえばアコムがだめだったという場合には他のプロミスやアイフルで通る可能性もあるので、後ひとつくらいは大手の消費者金融にトライしてみてもいいでしょう。それでもだめな場合は、そういった大手以外の消費者金融を利用するという方法があります。
大手ではない優良消費者金融を探すときに最も注意しなくてはいけない点として、時として違法な貸金業を営んでいる闇金がまぎれている可能性があるということです。闇金とはテレビドラマなどでご存知かもしれませんが、法律で定められている以上の金利をとったり、同じく禁じられている暴力的な取立て行為を行う業者です。当然のことながら運営自体が違法なので、貸金業の登録もしていません。インターネットのホームページなどで他の優良の消費者金融そっくりな名前を使用していたりするので、うっかり利用してしまう可能性もあるので、その点だけは注意するよう心がけてください。
大手ではない優良消費者金融を探す場合のひとつの目安としては、インターネットでの比較サイトなどが最も有効的ですが、なるべく複数のサイトを参考にしたほうがより確実であるといえます。大手ではない優良消費者金融その特徴として運営を５０年などの長期的に行っている会社が比較的多いといえます。そういった消費者金融は独自のノウハウと経営方法で生き残った消費者金融といえます。２０１０年に貸金業法の改正があり、多くの消費者金融が倒産していった中での生き残りということです。他の大手消費者金融にはない独自のサービスがあり、生き残ってきたと考えるのは比較的容易です。また、その独自のサービスのひとつが「審査の甘さ」ということでもあり、ある意味大手消費者金融の受け皿のような役割をその存在価値としてきたといえます。
過去に長期の延滞などがあれば５年間記録が残ると上記で書きましたが、こういった状態のことを「ブラック」と俗に言います。ブラックの状態ではなかなか大手消費者金融では審査が厳しいかもしれませんが中堅規模の消費者金融であればたとえブラックでも希望はあります。また同じブラックでも「最終的に返済しなかったブラック」と「延滞があったが結果的には全額返済をしたブラック」など内容によっては受け止め方も変わってきます。左記のケースで言えば中堅の消費者金融であれば比較的審査通過にかんして見込みはあると考えてよいでしょう。
では、審査以外の点での中堅の消費者金融の特徴を説明します。まず、利用方法ですが、テレビコマーシャルを放映しているような大手の消費者金融では発行されるカードを使用してコンビニなどのATMからお金を引き出すことができます。もはやいつでもどこでもという感じです。しかし、中堅の消費者金融ではそういった便利なカードはありませんので、融資の際はインターネットや電話などで依頼し、銀行の口座に振り込んでもらうという方法になります。つまり大手の消費者金融でよくある「インターネット融資」には対応している場合が多いということです。つまり、自宅とその消費者金融の物理的な距離というものは問題ではないということになります。大手に比べれば若干利便性は低いといえますが、不便というほど使い辛いわけではないということです。
金利での違いですが、まず、銀行のカードローンと消費者金融のカードローンでは金利に大きな開きがあり、銀行のカードローンの方がかなり低金利という状況です。しかし、大手の消費者金融と中堅の消費者金融では実際にそれほど大きな違いはありません。もちろんどちらかといえば中堅の消費者金融のほうが総体的に高金利かもしれませんが、基本的にはたいした違いは無いと思っても良いでしょう。
実際に中堅の消費者金融をご紹介します。中堅の消費者金融のなかで比較的有名といえる「フタバ」という消費者金融があります。もう５０年以上経営しているので、年配の人ほど認知しているかもしれません。実質年率は14.959％～17.950％なので最大が１８％を切っているのでいくつかの大手の消費者金融よりも安い設定になっています。既存借入れが４社までなら申し込みができます。口コミなどでも審査の緩さが特徴だということがわかります。「フタバ」に欠点があるとすれば利用枠が５０万円までしかないというところでしょうか。大手の消費者金融が最高５００万円など謳っている状況に比べればやはり低いとは感じざるをえません。
次におすすめな中堅の消費者金融は「フクホー」という消費者金融です。フタバと同様に数十年という長い期間で営業を続けています。フクホーも審査が緩いということで人気と信頼がある有名な消費者金融です。特徴としては実質年率7.30％～15.00％という低めの金利設定をしているということです。また利用枠も最大２００万円。いろいろな意味で大手に負けていないというサービスの高さがポイントではないでしょうか。
また、「アロー」という名古屋の消費者金融もおすすめです。実質年率は15.00％～19.94％、利用枠は２００万円が最高です。金利は若干高めな設定というのが印象ですが、審査の緩さということで非常に有名な消費者金融です。利用枠も２００万円と十分な額です。
上記３社が今回おすすめの中堅の消費者金融です。３社ともホームページがあるので参考にしてみてはいかがでしょうか。また、申し込みもインターネットでできるので、実際のご利用も可能です。また、こういった中堅の消費者金融を利用しようとしている状況というのはその時点で何か人それぞれの問題がある可能性が考えられます。上記３社であれば申し込み前に不明な点を質問することも可能です。最適な消費者金融方法としては不明点は極力なくし、正確な知識を得た上で上手に利用することが重要なポイントといえるのです。また大手でも中堅でも消費者金融は計画的に、返済できる範囲での利用ということも重要です。
