在席確認の電話がイヤで消費者金融やクレジットカードに申し込みできずにいます。特に消費者金融は借金をするのがバレるので抵抗があります。在席確認を断ったら消費者金融の審査には絶対に落ちてしまうのでしょうか？個人事業主の人などであれば在席確認のしようがありませんよね？個人事業主って書いて申し込みをすればクリアできますか？とにかく在席確認をしてほしくありません。
（⇒職業による金融業者の対応の違いとは）
在席確認で何か失う事はあるの？パパっと済ませましょう！！
在席確認って嫌がる人、本当に多いですよね。私からすれば「何をそんなに恐れている？」という感じなのですが、何か勘違いをされているのではないでしょうか？在席確認をすると言っている消費者金融などに対して、在席確認は困ります！と言ってしまえば、それほど怪しい人はいないですよ。私がその消費者金融に勤めていたとすれば、あなたには貸しません。信用する為の在席確認をさせてもらえないのですから、信用してもらわなくて結構と言われいるようなものです。ならば信用しないで捨ててしまいます。
ちなみに個人事業主は確かに個人で経営されているのですから、会社に在席確認をしても本人と話すだけの無駄な作業になるでしょう。個人事業主の場合は在席確認の必要がないとする事も多いかもしれませんね。しかし、個人事業主の方はそれだけ信用されるにも大変で、経営が今後もずっと安定しているとも言い切りにくい部分もあって、簡単に融資を受ける事はできません。（参考ページはこちら→仕事によって不利にもなる融資審査）
また、個人事業主の方は、他の個人の方とは別の書類の提出を求められる事もあります。あなたが在席確認をしたくないが為だけに個人事業主と偽って申し込みをするのは勝手ですが、個人事業主の方にしか存在しないような書類を求められた時、どうするのでしょうか？嘘とバレた時、どうするのでしょうか？
在席確認なんてパパッと終わらせてしまえばいいんです。というより、知らない内に終わってる事の方が多いのではないでしょうか？別にあなたが電話に出る必要もありません。他の人に電話に出られて怪しまれるのもイヤかもしれませんが、あなたが電話に出て「消費者金融からだ…。」と引きつった顔で対応している方が怪しいですよね。
クレジットカード以外にも様々なサービスを行っている大手の会社であれば、社名をそのまま伝えてくるかもしれません。ですが、「カードを申し込まれたので在席確認です！」なんて電話してくる会社はありませんよ。消費者金融の場合は特にお客様の印象を悪くするような事はしないでしょうから、名前を出すだけでキャッシングと分かるような会社が社名を出して電話してくるとは思えません。
ほとんどの場合が個人名での電話確認です。「○○ですけど△△さんいますか？」程度の電話です。そのわりには丁寧だな？って怪しむ人もいるかもしれませんが、それがなんですか？そんな事を言っていたら車も家も買えませんよ？どうしても不安なら「ローンで冷蔵庫買った。」とか同僚に話しておけば良いでしょう。それだけで在席確認の電話があるかもしれないと分かってもらえますよ。
少なくとも「△△さんは◎◎でお金に困ってるそうなんですよ～。」なんて世間話をする程、向こうも暇ではありませんし、あなたがお金を借りようとしている事は個人情報としてしっかり守られますので、わざわざバラしてくる事はありません。実際に在席確認を経験してみれば分かります。そんなに心配するほどの事はないですよ。もし、在席確認の電話に対応した人が「借金の確認だよ～」なんて噂を流したとすれば、きっとその人も借金してるんですよ～。
消費者金融の審査の方法と在籍確認について
キャッシングを利用する人は増えていると言います。キャッシングと言うのはお金を借りることであり、キャッシングに必要な事と言うのは信用と返済能力になります。
信用と言うのは返済をきちんと行ってくれる人物なのか、利息を合わせて期日に支払いをきちんと行ってくれる人物なのかと言う事です。お金を貸す側は、利息を得て利益を得ることになりますので、貸したお金に利息を合わせて支払いをしてくれる人、そして決められた期日に毎月きちんと支払ってくれるかどうかを確かめた上で、お金の貸付を行うことになるのです。
例えば、友達にお金を貸すとします。その友達は信頼が出来るかどうかは、日頃の付き合いの中で解りますので、信頼が出来る友達であれば安心してお金を貸す事が出来るわけです。しかし、お金を貸す会社と言うのは、お金を貸す側との付き合いは有りませんので果たしてお金をきちんと返してくれるのかどうかと言う事は不明確な状態になるわけです。
そこで利用するのが個人信用情報と呼ばれる情報源なのです。
個人信用情報と言うのは、信用情報機関が管理を行っており情報データベースで、現在国内には3社の信用情報機関が有ります。銀行、消費者金融、貸金業者などはそれぞれ異なる信用情報機関に加盟をしており、申し込み者が信用できる人物であるかどうかのための審査に個人信用情報を利用しているのです。
個人信用情報には本人を特定することが出来る、氏名、住所、電話番号、勤め先や勤め先きの住所や電話番号などの個人情報が記載されていると言います。
また、キャッシングの申し込みをする時には、運転免許証や健康保険証、パスポートと言った本人確認書類を提出する事になりますが、本人確認書類と個人信用情報、そして申し込み書等の内容を確認して信用が出来る人物であるかどうかを確認していくことになるのです。中には本人を偽り申し込みをする悪質な利用者もいることからも、申し込み時にはきちんと確認をした上で、信頼が出来る人であるかどうかを確認しているのです。
個人信用情報には個人を特定する情報以外にも色々な情報が記載されている事が有ります。初めて、お金を借りる人の場合は、特別な情報が記載されている事はないのですが、他の消費者金融でお金を借りていたり、申し込みをしたことが有る場合には、それらの事実が全て記録されているのです。
消費者金融に申し込みをすると、この個人信用情報は必ず照会が行われることになりますので、照会する事で記録が残されて行くことになるのです。因みに、キャッシングの申し込みをしても審査に通らずに他の金融業者に対して申し込みを行う事で、その都度個人信用情報が照会されていますので、その照会記録と言うものが蓄積されることになります。
また、この照会記録が1日に2件、毎日のように行われていれば、その人物はお金に困っていていて、何とかしてお金を借りたいという形に捉えられてしまうのです。
これは申し込みブラックと呼ばれるもので、申し込みブラックになる事で、申し込みをしてもキャッシングを利用する事が出来なくなると言う泥沼状態になってしまうのです。
この事からも、個人信用情報は、極力綺麗な状態であることが望ましいと言う事なのです。
尚、個人信用情報には借金の有無などについても記録が残されており、他の金融業者からの借金の有無や借金の件数、そして借金の総額についても記録が残されている事になるのです。
貸金業者には総量規制が有りますので、借金の額とこれらか申し込みを行うキャッシングの利用希望額の合計が年収の3分の１以内になることが条件になります。例えば、年収が300万円の人が他社から40万円の借金をしている場合は、年収の3分の1の100万円から借金の40万円が差し引かれ、残りの60万円が利用可能額になると言う事なのです。
尚、他社債務の合計額と利用希望額の合計が100万円を超える場合や、利用希望額が100万円を超える場合などでは、多くの貸金業者では年収を証明できる書類の提出が必須になっているケースが多く有るのが特徴なのです。
これは総量規制が有り、年収の3分の1を超える貸付が禁止されていることからも、高額ローンを希望される人や、他社債務との合計額が100万円を超えている場合には、源泉徴収票や給与明細書、個人事業主の人などの場合は確定申告書や納税証明書などの書類の提出が必須となっているのです。
所で、最近はインターネットを利用してキャッシングの申込みが出来る消費者金融は多くなっています。お金を借りる時、キャッシングともなると周りの人からお金を借りている事を知られたくないと言う人が多い事からも、インターネットによる申し込みは来店不要で申し込めることや、申し込んで審査に通れば短時間で指定口座にお金を振り込んでくれるなどの理由からも利用される人が多くなっているのです。
また、インターネット以外でも無人店舗に設置されている自動契約機を使えば、お店の人と顔を合わせずに、その場で専用のカードが発行され、即日キャッシングが利用出来ると言うメリットも有る事からも、インターネットや無人店舗の自動契約機を利用して申し込みをする人が多くなっているのです。
しかしながら、申し込みを行う事で審査が行われることになるわけですが、信用情報機関が管理を行っている個人信用情報以外にも、在籍確認という電話連絡が入るのが特徴なのです。
在籍確認と言うのは、申し込み書に記載された会社に勤務をしているかどうかの確認の電話のことであり、この電話が入る事で、取り次いだ人が他の社員で有る場合などではキャッシングを利用したこと、キャッシングの申し込みをしたことがばれてしまうと不安に感じる人も多いのです。
しかしながら、申し込み書に記載した会社に連絡をする時には会社の社名を使って連絡をするのではなく、個人の名前を使ったり、他の企業の名前を作り上げ電話をしてくれますので、消費者金融でキャッシングを利用している事、キャッシングの申し込みをしたことが周りの人に知られることはないのです。
また、在籍確認は申し込み書に記載した内容の確認も兼ねており、この在籍確認を済ませることで最終的な審査が行われ、キャッシングの利用が出来るようになるのです。
因みに、個人信用情報と言うのは世間一般的に言われているブラックリストの情報も記録されているデータベースなのです。ブラックリストと言うと、自己破産や延滞などの金融の事故を起こした人のリストが有るようなイメージを持つ人も多いものです。
確かに、このようなリストがあれば自己破産をした人であるのか、延滞をした経緯を持つ人であるのかが解りますので、信頼性を確認する上では役立つリストになるわけです。しかし、ブラックリストと呼ばれるリストが存在しているのではなく、個人信用情報の中に延滞や自己破産をした記録などが残されている事がブラックリストということになるのです。
申し込みをした時には必ず個人信用情報は照会されることになりますので、自己破産や延滞と言った記録が有ればその時点で申込は却下されることになるのです。また、遅延に付いても同じで、借金をしている中で度々遅延をしている場合などでは信頼性に欠けることになりますので、申し込みをしてもキャッシングの利用が出来るかどうかはその金融業者の判断と言う事になります。
尚、お金を借りる時は無理のない返済計画を立てるようにと言われています。無理のない返済計画と言うのは、幾らなら借りることが出来るのかと言う事ではなく、幾らなら月々返済が楽に行えるのかを考えることなのです。楽に返すことが出来る返済額が解れば、幾らまでなら借りることが出来るのかが解ります。また、この金額を求める方法として便利なのが、金融業者のホームページなどにある返済シミュレーションなのです。
