銀行系の消費者金融業者の種類でカードローンの審査は難しくなったりすることはあるのでしょうか。
消費者金融業者が審査をしており、業者によって基準は異なります
銀行が発行しているカードローンの保証会社を消費者金融が受託しているという提携のパターンが銀行系カードローンでは最も普及している。銀行では無担保・無保証人による個人向け小規模キャッシングのためのノウハウがありません。このノウハウを消費者金融業者との提携によって銀行の不利を解消し銀行が消費者金融に参入することを可能にしたからです。
また少数ですがかつて消費者金融業者として時代を担っていたような大手の消費者金融業者でも銀行と合併を経て銀行の一部門になってカードローンを販売しているケースがあります。つまり銀行の消費者金融部門が発売しているカードローンということになります。これも銀行系カードローンでありながら、審査の基準は消費者金融業者の審査基準を採用することにって審査に通りやすくしたと言われています。
その他に銀行の資本グループに参加する消費者金融業者が販売するカードローンを挙げることができますが、この場合は発行主体が銀行ではなく消費者金融業者だということになります。これは銀行系のカードローンではなく消費者金融系カードローンに分類されるべきだということになります。もちろん銀行の資本グループに参加することで資金調達の便宜が向上していることから、審査がより通りやすくなっていることが期待できます。
消費者金融業者で審査の難易度に差があるといわれます。消費者金融業者Aで審査に落ちた人が、消費者金融業者Oのカードローン審査に通過したということも時々報告されることがあるのです。しかし、審査の内容についての詳細が公開されているわけではありませんので、審査の当落の基準は明確になっているということはできないのです。ですから状況的な条件をもって消費者金融業者の審査の違いを判断するよりなさそうです。
通りやすい消費者金融と通りにくい消費者金融とは、設定されている条件によって大まかに判断できるということが相場になっています。つまりキャッシングの条件が良いほど、審査基準が高いという判断です。銀行の保証会社になっている消費者金融業者に当てはめてある程度は判断できるのではないでしょうか。実際に同じ銀行系資本グループ参加の消費者金融業者の商品を比較してみましょう。
P社は銀行系カードローンの保証会社としても業務を受託していながら、独自にカードローンを発行している会社です。実質年率4.5%?17.8%で融資額は500万円までになっています。同じ銀行系グループのM社では年利4.8%?18.0%で融資限度額は同じ500万円になっています。ですからM社の方が若干条件が悪いので審査がやさしいのではないかという推定が可能になります。
クチコミサイトなどでこれらの業者を調べてみるとP社M社ともに上位にランキングされており、業界でも上位の評価を得ていることがわかりますが、P社の方が金利等の条件の関係でしょうかわずかに上位にランキングされています。しかし、口コミ内容を検討してみるとM社の方が審査基準が低いということをうかがわせる内容が投稿されていたりします。
このような消費者金融業者毎に多少であれ審査基準の高低差は見られるようです。またこれらの審査基準は銀行系カードローンの審査においても同じように適用されていることが期待されますので、保証会社を受けている消費者金融業者を比較検討することである程度は判断することができるのではないでしょうか。
【参考ページ】
融資審査基準に違いはつきもの?
銀行系の消費者金融種類について見ていきましょう
消費者金融といってもいろいろな種類がありますが、銀行系消費者金融と呼ばれる種類もあります。この銀行系消費者金融というのは最近増えつつあるのですが、銀行では消費者金融という名称をあまり使わずに、どちらかといえば個人向けローンという名前を使っています。特徴としてはほかの消費者金融と比べると金利が低いこと、そして融資してもらえる金額がとても高いという点が特徴です。
同じ消費者金融であっても専門に行っていると、銀行系ではかなり特徴に差があることがわかります。低金利で大きな額の融資をすることができるのが特徴ですがそれは、銀行という大きなバックがついているからといってもいいでしょう。銀行系でこれからお金を借りようと思っている人は、審査に通るかどうかあらかじめ確認しておいたほうがいいでしょう。
というのも審査がかなり厳しいからなのです。一般的にどの種類の消費者金融と比べても一番といっていいほど審査が厳しいことで知られています。やはり低金利でお金を貸し出すわけですし、また額も大きく貸してもらえるわけですから、それだけ誰にでも貸すということはできず、しっかりとした相手にしか貸し付けることができないので、その分審査が厳しくなるのも当然のことかもしれません。
そして審査は最近では数秒で分かるとか、1時間程度でわかるというところが増えている中で、まだ銀行系は数日かかったり、場合によっては数週間かかってしまうこともありますので、その点時間がかかりイライラするという人もいるかもしれません。専業系と比べるとやはり審査が厳しい上に時間もかかるということを理解した上で申し込みをしていきたいものですね。(参考ページはこちら→融資審査基準には違いがつきもの)
近頃は即日融資をしてくれるところが増えているので、それが当たり前のようになっていですが、銀行系はしっかりと数日かけて審査をした上で融資をするかどうかを決定しています。銀行系の魅力はほかにもあります。利用しやすいというメリットがあります。ATMで借り入れをして、そしてまたATMに返済をすることができますので、とても便利です。便利に借りて便利に返せる、それが利用者にとっては1番だと思いますので、その点もしっかりと理解した上で選ぶといいでしょう。
銀行系は資金力が豊富ですので、金利が低いですし、貸付額も豊富に貸してもらえます。それは先ほど説明しましたが、それだけではないのです。総量規制という規制がありますが、その対象外であるという特徴もあるのです。総量規制、これは1度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。年収の3分の1以上は借入をすることができないというものです。年収の3分の1を超える金額の借入は法律で禁止されているのです。ですからもし年収が300万円の人でしたら100万円以上は借り入れをすることができません。消費者金融複数社から借り入れる場合でも100万円以上は借り入れることができないのです。
しかしこの総量規制の制限を銀行系は受けません。ですからほかの消費者金融で借入がこれ以上できないというケースでも、銀行系なら可能になるのです。他に借入額によって収入を提示しなければいけませんから書類を提出することになりますが、それも規制は受けないのが特徴です。
しかし注意点があり会社独自の規制により収入を証明する書類を提示しなければいけないこともあります。法律上必要というよりも、どちらかといえばリスク管理としてたくさん借入をしている人が求められる書類ですので、求められたら提出をするようにしましょう。
銀行が母体になっている消費者金融ということですが、例えばどんなところがあるのか紹介してみましょう。例えば三菱UFJ銀行や新生銀行グループ、楽天銀行や三菱UFJフィナンシャルグループ、三井住友銀行グループなどがあります。大半のこれらの金融機関が最近はテレビコマーシャルもしていますので、知っている人は多いでしょう。きっと名前や商品名を聞いて思い出す人も多いと思います。
大手が運営しているということはそれだけで利用する側にとっても安心して利用することができますから、安心感が違いますね。そして専業のところで借り入れをするよりもどちらかといえば、消費者金融っぽくありませんので、あまりサラ金から借りていて負い目を感じるといったイメージもないかもしれません。
ではここでメリットとデメリットを最後にまとめてみたいと思います。メリットは母体が銀行ですから融資してもらえる額が大きいこと、金利が低いのも魅力でしょう。これらの信頼が高いことは今までのほかの消費者金融とは違っていて人気も高いのです。消費者金融といえばサラ金というイメージを持っている人も多いですが、知名度が高い、そしてあまり悪いイメージがつかないのは、銀行だからなのです。そしてATMの数も提携しているATMの数も多いのが特徴です。返済も借入も同時にそのATMでできるというのはとても便利なものです。銀行のATMなら堂々として利用することができると思いますが、消費者金融専業のATMだと使うのに人目を気にしてしまうということもあるでしょう。それもなく堂々と利用することができるという点でもメリットがあるといってもいいでしょう。
そしてデメリットですが、審査が厳しい点にあります。やはり金利も低いですし、借入額も大きく、普通の専業の消費者金融と比べれば誰でも銀行系を利用したいと思いますが、誰にでも貸してくれるわけではないのです。審査が特に厳しくなっているので、審査に通らないケースがあることを理解しておく必要があるでしょう。普通の消費者金融や専業、その他の消費者金融と比べると審査がしっかりとしていること、審査後の手続きなどは比較的スムーズに行われるのですが、審査に要する時間がとにかく長くて、すぐにお金が必要だという時でもすぐに貸付をしてもらうことができなという点にデメリットがあるのです。インターネットの申し込みになると少し審査が早くなってきてはいますが、即日融資をしてくれるところなどはほとんどないといってもいいでしょう。
ですから銀行系で借り入れをしようと検討をしている人は、時間に余裕を持って借入をすること、お金が必要になったときに申し込むのではなくて、あらかじめ余裕を持って必要になるかもしれないときのことを想定して、そして申し込んで準備をしておいたほうがいいのかもしれません。いざという時に申し込みをしていたのではお金が必要ですぐにでも現金がないと困るというシーンで、すぐに現金を手にすることができずに困りますので、審査にかなり時間がかかるということをよく理解した上で、余裕を持って申込みましょう。
このように特徴としてはいい面もあれば不便で融通がきかない面もありますが、やはり金利が低いことは借入をする人にとってはとてもメリットが大きいことですのでこれから借入をしようと思っている人はこの金利の低さと、そして大口の融資にも対応していること、銀行がバックについていて安心であるというメリットをよく理解した上で、どこで借り入れをするのか検討してみるといいでしょう。普段からよく利用している金融機関に商品があるのでしたら、そちらを利用すると今後何かと返済や借入などでATMを利用するといったシーンでも便利に利用することが出来るでしょう。
場所によったら金利の優遇なども行っているところもあるかもしれません。給与振込で利用している人は金利がさらに低くなるなどのメリットを用意してくれていることもありますから、さらにお得に借り入れられるでしょう。信頼と安心、その二つに加えて金利の安さと大口の融資が受けられるという点が、銀行系の消費者金融種類としてとてもメリットとなりますので、まずはどこで借入をするのがいいのか、銀行系の消費者金融種類といっても豊富にありますので、比較して選びましょう。