消費税がどんどん高くなっていく中で生活をするのにも様々な工夫をしなければいけなくなりました。節約はその筆頭になります。光熱費、食費などは最もお金を使うもので毎月頭を悩ませる方も少なくありません。上手にやりくりをすれば確かに支払いの金額は少なくなりますし、気持ち的にも満足感を得ることができます。しかしできることには限界があります。結婚式やお葬式、入学式や出産などのお祝いで急に大きな出費があるとそれだけでその月の生活は立て直しが難しくなりがちです。

大きな出費がある時に便利なのが消費者金融会社に申し込んでの融資です。キャッシングという言葉を聞いたことがある方は多いでしょう。キャッシングはいろんな方法で申込をすることができます。電話やスマートフォンのアプリ、インターネット、無人自動契約機などです。町を歩けばあちこちに大手のキャッシング会社の無人自動契約機をみかけますし、インターネットからでしたら２４時間３６５日いつでも申込をすることができます。

キャッシングの流れはまず申込をし、それを確認した会社が審査を行います。審査に通ることができれば契約を結んで融資を受けることができるようになります。キャッシングの会社は大手から中小会社までいろいろあり、審査のスピードでいえば大手のほうが早い傾向にあります。今では審査は自動審査にしている会社も増えてきています。自動審査の場合は数秒から数分で審査結果を知ることができますが、これはあくまで仮審査ですから、本審査にも通らなければいけません。とはいえ、仮審査に通っているならば本審査で落とされてしまうということはめったにありません。（参考ページはこちら→この審査の基準はいかに？）

申込をする時に気をつけておくことは虚偽の記入をしないということと隅から隅まできちんと確認をするということです。申込をする時には年収や会社の名前などを書くところがあります。これは安定した収入があることを証明するためにも必要な情報で、実際に融資をしてもらおうとしていることが勤務先にバレてしまうということは０パーセントに近いです。少なくとも消費者金融会社のほうから勤務先にばらすようなことはしませんので安心です。融資を受けるということは返済をしなければいけないということです。またきちんと返済できる人物であると信用してもらう必要があります。それなのに年収や勤務先を嘘ついてはせっかく融資をしてもらえるかもしれないチャンスを自らつぶしてしまうことになります。書き間違いも同じように誤解をされるもとになりますから、必ず申込する前に確認をしましょう。

申込をする際には融資までをスムーズに進めるために必要な書類を前もって準備しておくようにするといいです。キャッシングをする時にはほとんどの場合、担保や保証人は必要ありません。その代わりに保証会社の保証を受けることになります。また本人確認書類として車の運転免許証か健康保険証、パスポートのいずれか、外国人であれば外国人登録証のコピーを提出しなければいけません。これはインターネットでの申込や無人自動契約機などの場合、すぐに提出すれば即日融資も可能となることがあるので準備しておくといいです。

また本人確認書類の住所と現在住んでいる住所が違う場合は別途、光熱費の請求書などを用意する必要がある場合もありますので各会社のサイトで確認しておきましょう。注意すべきなのは、ある一定金額以上の融資を希望する方は収入証明も準備しなければいけないということです。源泉徴収票や給与明細書、確定申告書などがあれば良いです。大手ではなく、中小会社の場合は店頭での融資限定ということがありますので、その場合は電話連絡の際に必要なものを教えてくれます。

最近のキャッシングではスピード審査を行っている会社が多いです。ただ正式な審査結果が出るまでは３０分前後必要だと考えておくのが無難です。仮審査を行なった後で融資できそうだと判断された場合、融資できる限度額を決めるための時間が必要なのです。限度額とはその人に貸すことができる最高金額のことで、その金額以内で何度でもお金を借りることができるのがキャッシングなのです。この限度額に関しては初めて借りる場合には低めの設定にされることが多いですが、マメに利用することで増額をしてもらうことも可能です。増額は自分から申し出てみても良いですし、会社のほうから言われるまで待ってみてもいいです。

審査の段階ではほとんどの場合、在籍確認が行われます。在籍確認とは勤務先へ電話をかけて本当にその会社で働いているかということを確認するための行為です。この確認で会社にキャッシングの利用がバレてしまうのではと心配する方もいますが、消費者金融会社の担当者は会社名ではなく個人名でかけてきますのでそういう心配は必要ありません。確認するためだけですから長々と電話がつながっているということもありません。キャッシングをする方でどうしても気になってしまうのがこの在籍確認と自宅への契約書類の郵送です。しかしこの両方を行なわない会社も存在しているのです。

例えばとある消費者金融会社ではウェブ完結申込というものがあり、キャッシング用のカードもありません。申込、融資、返済の全てをインターネット内で行うためです。そして条件付きではありますが、その条件さえクリアしていえば在籍確認の電話はされませんし、契約書類の郵送も無しなのです。条件とはその会社が指定する銀行に普通口座を持っていることと社会健康保険証か組合健康保険証のどちらかを持っているということです。国民健康保険証とは違い、これらの健康保険証は会社で働いていなければ使うことができないものですから、電話をかけなくても証明できるというわけです。

キャッシングでは返済する時には必ず利息も支払わなければいけません。ですが、現在の大手のキャッシング会社の中には無利息期間のサービスを設けているところがあります。決まった期間内であれば利息がかからないので、その分返済は楽になります。もし無利息期間内へ返済を全て終えることができれば利息は全くかからず、元金のみを返済することになりますのでとてもお得なのです。無利息期間サービスを設けている会社の1つでは、融資金額全体に対して何日間だけ無利息にしますよという場合といくらまでなら何日間無利息にしますよという場合があり、これは借りる側が選択することができます。

キャッシングを利用するといざという時にはとても助かるものです。しかし苦労せずに手に入れることができるお金があるとつい必要もないのに使ってしまうということが人間の心理としてあります。自分の生活ペースを守りながらキャッシングを利用するようにしないと、後々返済で困ることになります。限度額は定められてはいますが、融資を受けるのはどうしても必要な時だけと決めておくようにしましょう。

また審査の時には車のローンにしてもクレジットカードの作成にしてもキャッシングでも同じですが、信用情報機関に金融関係で事故を起こしていないかなどをチェックします。これで問題がなければ審査に通る可能性は極めて高いです。しかしもし事故を起こしていると一定期間はそこに情報が記録されてしまいますので、審査に通ることは難しくなります。キャッシングの場合ですと返済の滞納や遅延なども情報として残されます。

ですから返済はきちんと毎月するようにしましょう。また借り過ぎの防止のために各消費者金融会社のサイトで返済シミュレーションをしてみるのもオススメです。返済シミュレーションはどれだけ借りれば毎月これくらいの返済額になるということがわかるものです。利息についてもわかりますので、非常に便利です。もし借入れできるかどうかが不安な場合は同じくサイトに設置されている借入診断をしてみるのも良いです。どちらも数問の質問に答えるだけなので簡単です。