年金生活をしています。息子が会社で失敗し、お金に困っているので消費者金融会社から私も借り入れられないかと考えています。
実際、可能でしょうか?上限はどのくらい借り入れられるのでしょうか。(参考ページはこちら→融資上限の決まり方)
年齢制限により借り入れられない場合があります
年金生活をされているとの事ですが、あなたがもし65歳、69歳以上であれば年齢制限がありますので借り入れられない場合があります。消費者金融会社は利用する人の条件として、成人以上65から69歳以下の人にお金を貸しているんです。もちろん、身分証の提示も求められますのでここで虚偽申告をするのは不可能です。69歳には満ちておらず、借りられても年金が収入となりますので借りられる額は大体年収の三分の一までが限度となる事を頭に入れておいて下さい。(参考ページはこちら→融資額が制限される理由)
年金支給は毎月振込まれるものではありませんし、生活を繋ぐので精一杯の人が大部分なのが現状です。消費者金融会社からしても返済能力があるとはみなされませんので、門戸は狭くなってしまうんです。大きな額が必要との事ですが、小額でしたら身分証明だけで審査が出来るので借りられるところもあります。ただ、甘い踊り文句に釣られてしまいますと、闇金融業者で取り立てにあってしまったりもしますので注意が必要です。利用は大手消費者金融会社が初めての方には無難だと言えます。
もしも、あなたに退職後も恒常的な収入があるのであれば、消費者金融会社ではなく銀行ローンも利用出来ますのでそちらも検討してみてはいかがでしょうか。銀行ローンの方が金利も低く、審査も手堅いので安心して借りられます。
また、息子さんが大変なのは分かり何とかしてあげたい親心も良く分かりますが、消費者金融会社からお金を借りる事は当然、その後返済が伴って来て踏み倒す事は当然ながら出来ません。完済出来るあてはありますでしょうか?無ければ、金利もついて来ますのでいつしかまた他社から借りてお金を返しての繰り返しの多重債務になってしまいます。そんなケースは多いんです。息子さんも立派に成人されていると思います。なので息子さんを信じ、自分は自分に出来るサポートをしてあげる事が必要です。
更に、息子を語り老親からお金を巻き上げる振り込め詐欺等も横行していますので、それも注意して下さいね。不審点があれば警察への通報、ないし相談をしてみる事も必要ですよ。あなたの助けになってくれるはずです。消費者金融会社を利用する場合は、ちゃんと返済出来る見込みを持った上でという点が大事です。そうすれば安全ですし、とても便利で効果的にうまく生活に働いてくれるんですね。
年金生活者でも消費者金融を利用できるか?
消費者金融でお金を借りたいという場合に、まず覚えておかなければならないのが利用できる年齢です。審査が比較的甘くて気軽に借りられるイメージがありますので、誰でも利用できると勘違いしている人も多いようですが、実は年齢制限が存在します。具体的には、20歳未満の未成年者、あるいは70歳以上の高齢者は借り入れすることができません。学生でアルバイトをしていればキャッシングできると宣伝しているところもありますが、これは20歳以上のケースです。(参考ページはこちら→学生がお金を借りる為に欠かせない事)
稀に18歳以上で一定の継続した収入があれば「学生ローン」を組めるところもあります。ただし、未成年者の場合は保護者の同意が必要になります。これは未成年者を保護するために民法で定められており、未成年者が勝手に契約をした場合には保護者が契約の取り消しを行うことができます。そのため、一般的な業者は20歳以上と定めています。
70歳以上の年金生活者のほとんどが、年金のみで生計を立てています。年齢を考えるといつまで返済できるか分かりませんので、借り入れは困難です。また、年金のみの収入では、返済能力に問題があると考えられることも多く、貸し倒れになることを恐れて融資できないケースが多いようです。消費者金融が融資を行うのは、個人の信用に対してです。個人の信用とは、すなわち返済能力を表しますので、70歳以上の高齢者が借り入れしようとしても、なかなか通らないのが現実です。(参考ページはこちら→融資審査はシビア?)
少ないですが、中には年金を安定した収入として認めている業者もあります。そのような業者なら、年金しか収入がなくても借り入れすることができます。ただし、それも70歳になると新規の申し込みができなくなります。70歳の時点ですでに契約しているぶんは継続されますが、その後新たに追加の融資を受けようとしても審査が通りませんので、その点には注意が必要です。
一般的に、銀行系のカードローンは65歳未満を対象とし、消費者金融は69歳未満を対象としています。それぞれのホームページを閲覧すると、細かな条件が載っています。しかし、年金生活者への対応は載っていないことが多いので、各自で調べてみる必要があります。電話で聞けば、どこも親切に対応してくれます。同じ年金受給者であっても、個々の置かれている状況には違いがありますので、まずは電話で大まかな見込みを確認してみることが大切です。
意外にも、銀行系のカードローンでは、貸付を行っているところがいくつかあります。銀行系のカードローンは総量規制の対象外ですので、年収の3分の1以上の借り入れも可能です。最近では、即日融資を行っているところも多く、利率も低いという特徴があります。年金受給者だけでなく、パートやアルバイトでも申し込みできます。提携ATMが多いので返済時に便利ですし、手数料無料が多いのもメリットです。何より、銀行系ということで安心感が大きいのが大きなポイントです。
大手の消費者金融も、69歳までなら借り入れ可能というところが多いのですが、総量規制の対象ですので、借り入れできるとしても年収の3分の1までとなります。一定期間無利息や、ATM手数料無料、業界で最も低い利率等、メリットとして宣伝されていることが会社によって違いますので、目的や利用シーンに合わせて選ぶことが大切です。こちらも銀行系と同じで、対応が会社によって大きくことなりますので、どのような審査基準になっているのかを正確に把握するためには、一度自分で確認してみなければなりません。
年金生活者がキャッシングする場合、返せるのかということが大きなポイントになります。一時的な不足分を補うための借り入れなら問題ありませんが、日頃から生活費が足りなくて、それを補うために借り入れをしなければならないというケースでは、収支をもう一度見直してみる必要があります。年を取ると病院にかかる回数も増えたりして、予定外の出費が重なることもありますが、毎月足りなくなるという場合には既に年金だけの生活では無理が生じている可能性があります。そのようなケースで借り入れを行っても、結局は借り続けなければ生活が立ち行かなくなる可能性がありますので、根本的な解決法を考えなければなりません。
年金生活者でも無職でも簡単に借り入れできることを宣伝している業者もありますが、あまりにも審査の甘いところは注意しなければなりません。利率が非常に高いことも多く、結局はその後の生活を苦しくする要因になります。キャッシングをする人の多くは、とりあえず借りられれば良いと考えますが、借り入れ後の返済までをセットで考えておかないと、より厳しい状況に追い込まれます。現在では、利息制限法で定められた範囲でしか利息をとることができませんので、昔のように驚くような金利を設定しているところはありません。しかし、上限ぎりぎりであったり、他で借り入れできない人を対象に法外な金利で貸し付けている業者がいることも事実です。
年金生活者が融資を受ける場合、銀行系か大手消費者金融のカードローンがおすすめです。どちらも信頼度が高いので、安心して借り入れすることができます。金利の低いところ探して、きちんと月々の返済シミュレーションをしてから借りれば、それほど負担を感じることなく返済できます。負担を感じない範囲で借りるというのは、キャッシングを行う上で重要な部分であり、これは年金で生活している人たちでなくても同じことがいえます。
現代は高齢化が進み、年金だけで生計を立てている人が増えています。核家族化のために周囲に気軽に相談できない環境にもなっていますので、お金の悩みというと切羽詰まるまで自分の中で抱え込んでしまうことが多いようです。しかし、ぎりぎりになってから借り入れをしようと行動し始めても、審査が長引いたり、なかなか審査に通らないということもあり得ますので、なるべく早めに行動に移すことが大切です。簡易審査だけならネット上からも行えますが、年金を受給している人は最初の項目ではじかれてしまうことが多々あります。その場合は、やはり個別に対応を聞く必要がありますので、自分からアクションを起こさなければなりません。
年金からの返済は不安だ、信用が低いとはいっても、現役世代よりも多くの年金収入がある人もいます。70歳になってなければ融資を行うことに問題ないと考えている業者もたくさんありますので、まずはどこの会社なら借りられるのか、情報を収集してみることが大切です。不安定な雇用形態で勤めている若い人も多いので、むしろ年金の方がよほど安定していると考えているところもあるようです。
融資を行ってくれるところを探す際のポイントとして、年金受給者でもOKというのを前面に出してアピールしている業者でなく、様々な条件の一つとして挙げている方が安心です。年金受給者をターゲットにしている業者は、あまり良心的ではない可能性があります。世間的に名の通っているところなら、評判にも関わってきますので、下手な対応はとれません。顧客の満足度が高ければリピート率も増えますので、経営の安定しているところは、比較的安全だといえます。
これらのキャッシングの他にも、借り入れする手段があります。それは、年金保障制度を利用した年金担保貸付事業を利用するという方法です。独立行政法人が行っているものであり、年金を担保にしてお金を貸してくれます。借り入れ時にはいくつか条件があり、追加の融資を受けることはできません。金利がかなり低く、返済は年金から自動で天引きされます。信用保証料を支払えば、連帯保証人を必要としないという点も大きな特徴です。
このように、年金で生活している人であっても、借りる方法はたくさんあります。まずは融資を受けて急場をしのいで、その後は生活を立て直すために支出を見直すことが大切です。