> > > 消費者金融って貸付上限はあるんですか?
PR

消費者金融って貸付上限はあるんですか?

やっと20歳になったので消費者金融を利用しようと思います。とにかく洋服代や交際費が足りなくていつも金欠です。今は飲食関係で働いています。自分は収入が多い方ではないのでいくら借入できるか不安なのですが貸付に上限ってあるんですか。上限はやはり収入によって決まるのでしょうか。申込の際に希望額を書く欄があると思うのですがいくらぐらいにしようか迷っています。できるだけ多く借入したいのですが無理でしょうか。

法律で年収の1/3までと決められています

消費者金融を利用するのが初めてならいろいろ自分で調べた方がいいと思います。消費者金融の基礎知識もないままに借入をするとこんなはずじゃなかったと返済に行き詰まってしまうことも考えられるからです。まだお若いので借金をすることの意味というのをよくわかっていない危険性もあります。まず貸付の上限ですが以前はとくに上限というのはありませんでしたが現在では年収の1/3までと決められています。複数の消費者金融から借入していても上限は変わりません。身分不相応な金額を借入しても結局は返済しきれず自己破産や債務整理などということになりかねませんし、消費者金融側としても未回収ということになってしまいます。双方のことを考えて借入額に制限ができたのはよいことだと思います。

ただし、新規で消費者金融に申込をする際には限度額いっぱいまでいきなり借入できるとは限りません。というのも、新規の利用者の場合、どれくらい信用できるのかということになります。きちんと遅れずに返済してくれるのかまだわかりません。通常、半年程度きちんと毎月返済していれば限度額はアップすると言われています。消費者金融の場合は増額も銀行のカードローンに比べると簡単です。コールセンターに一本電話を入れるだけで実現してしまうこともあります。問題がなければ返済実績を積めば増額は簡単にできるようです。

質問者様はこれから借入をするということですが、法律上は年収300万円の人は100万円まで借入できることになりますが実際に100万円を毎月いくらかづつ返済していくのは容易いことではありません。リボ払いなど毎月の返済額を低くすることもできますがそうすると元金は減らないままいつまでも返済を続けることになります。借入の際にはどんな目的でいくら必要なのかということを明確にし、また事前に返済計画を立て、その期間内に完済する努力をしましょう。

消費者金融やカードローンなどの貸付上限額とは

個人が自由に使えるお金を借りる方法としては消費者金融やクレジットカードのキャッシングや銀行などのカードローンがあります。このうち消費者金融やクレジットカード、また一部のカードローンなどは貸金業法に則って貸付けが行われますが、銀行のカードローンは銀行法に則って貸付けが行われる違いがあります。

このうち貸金業法は規制が厳しく、また貸金業者も登録制となっており、登録番号の有無で正規の業者かどうかを判別する材料となっています。そもそも貸金業法は1983年に当時、社会問題化していた貸金業者による過剰な貸付けや高い金利、過激な取立てなどに対応するために作られたものであるためで、これ以降は登録している貸金業者しか営利を目的とした貸付けは行えなくなり、また業界団体の設置や行政指導が行えるようになり貸金業の適正化が図られました。一方で無登録の貸金業者は闇金融またはヤミ金と言われ違法な存在になりましたが、ほぼ野放しの状態でした。しかし社会問題化するに至り、2003年には法改正によって闇金融への取り締まりが強化されることになります。

この法改正以前の闇金業者は正規の登録貸金業者と同じく店舗を構えて営業していましたが、法改正以降はそのような業態はなくなり、現在では対面や携帯電話による貸付けが行われているとされています。なお、登録業者でも違法な貸付けを行なっている貸金業者も闇金融と呼ばれる場合があります。(参考ページはこちら→安全な金融業者を使う

その一方で、貸金業においてたびたび問題になっていたのがグレーゾーン金利です。本来、お金の貸付けには利息制限法に則り、10万円未満であれば年利20%まで、10万円以上100万円未満であれば年利18%まで、100万円以上であれば年利15%までと定められているのですが、多くの貸金業者は出資法を根拠として利息制限法以上の金利を取っていました。(参考ページはこちら→正しい融資金利について

この原因としては出資法には罰則が定められているのに対して、利息制限法では罰則規定がないためです。また法律の解釈上は、この利息制限法と出資法との間は、任意性や書面性を満たす場合には有効とされていたためです。出資法の利率は順次引き下げられることになりますが、1983年までは年利109.5%となっており、1983年以降は73%、1986年以降は54.75%、1991年以降は40.004%、2000年以降は29.2%となっていました。

それでもかなりの金利差が発生しており、この金利分の請求裁判も起こされるなどしていましたが、2006年に裁判所がグレーゾーン金利を任意で支払ったものではないとして、請求を認めたため、過払い金請求が多発することになります。またこの裁判の結果を受けて貸金業法が改正され年収の3分の1までの貸付け規制や、一定金額の貸付けの場合には所得証明の義務、グレーゾーン金利そのものの廃止などが設けられるなどして現在に至ります。またグレーゾーン金利の問題となっていた出資法も改正され現在では年利20%までなっています。

この貸金業法の改正によって、おりからの過払い金請求などもあり大手消費者金融は経営が行き詰まり、会社更生法を適用したり銀行の子会社になるなどして独立した会社としては成り立たなくなってしまい、現在ではその多くはサービスブランド名として名前を残すのみとなっています。またそれまで貸金業に参入していた大手企業のファイナンス会社などはこの分野から撤退するなどの影響を受けています。その一方で、銀行は貸金業法に縛られないこともあり、カードローン事業を拡大している傾向にあります。特にそれまでのカードローンといえば、サラリーマンや公務員を対象としたものでしたが、保証人に保証会社を入れることで加入しやすくなっているなど多様性が増しています。

いずれにしても、キャッシングにしてもローンにしても、お金を借りることですので返済能力に関する審査…つまり融資審査を受ける必要があります。内容としては氏名・住所・年齢のほか収入や職業、勤続年数、居住実態、居住年数、現在の借入金の有無やその金額などが審査の対象となり、その審査に通る基準は会社によって異なります。一般には貸金業の方が審査に通りやすく、銀行の方が審査が通りにくいという傾向にあると思われがちですが、最近では保証人として保証会社を立てるところも多くなってきており、比較的通りやすい銀行のカードローンも登場しています。このため、保証会社を利用する場合には、保証会社の審査を受ける必要があり融資までにやや時間が掛かることがあります。

またキャッシングやカードローンでは予め設定しておいた貸付金額内で自由にいつでも借り入れが出来るのが特徴ですが、この貸付金額の希望額によっては、審査に通る基準が異なってきます。希望額が小さければ通りやすく、反対に大きければ通りにくいということです。もちろん、どれだけのお金を借りるかは別の話なのですが、必要とする金額の範囲内に設定することで審査に通りやすくすることができます。また貸付金額の設定は、あとから審査を経て引き上げることが可能です。

これらの貸付けでは、希望する利用額のほかにも、会社そのものが設けている限度額というのがあります。限度額の貸付上限は、消費者金融の場合には300万円から500万円までが一般的です。またクレジットカードのキャッシングは設定したショッピング枠よりも少ない金額が貸付上限額となっています。ただし、ここで言う限度額は貸金業法における総量規制の範囲内ですので、例えば300万円を借りたい場合には、最低でも年収が3倍つまり年収900万円がなければ上限一杯まで借りることができません。

また多くの場合、急な出費などによる貸付けが中心になるため、100万円以下の借り入れに抑えるのが一般的です。なお、貸金業法では、1社から50万円以上を借りる場合や他社と合計で100万円以上借りている場合には所得証明を提出する義務があります。その一方で住宅ローンやカーローンなどは総量規制の適用範囲外ですので、貸金業者からの貸付けとは個別に判断されることになります。そのため、例えば200万円のカーローンがあっても貸金業からは年収の3分の1の貸付けを受けることができます。ただし、どのようなローンを組んでいるのかは、審査するさいに申告することになりますし、業者によっては銀行の信用情報機関にアクセスできるため、借入状況次第では審査にマイナスに働くことがあります。

銀行のカードローンは比較的、貸付上限に関しては余裕があり500万円以上が多く700万円から800万円が中心です。また最大のところでは1000万円までの貸付けを行なっている場合があります。銀行の場合は貸金業法ではなく銀行法の適用範囲内ですので、年収に対する制限がないのが最大のメリットです。ただし、それだけ貸付けに対する審査は厳しく、これらの貸付上限一杯まで借りられる人は限られています。また銀行の口座を必要とする場合もあり、やや手続きが面倒なところがあります。しかし、手続きが面倒でも、貸付上限の余裕や金利の低さなどが魅力で人気があります。特に銀行で取引実績を付けることで、住宅ローンなどの目的ローンを組むさいの審査に有利に働きます。また金利も低いため場合によっては住宅購入ほどではない高額な買い物にも使うことができます。

一方でクレジットカードのキャッシングは、消費者金融と同等の金利に設定されているため国内で利用するのには、あまりメリットがありません。しかし、クレジットカードでも海外キャッシングに対応したものは、海外で現金を用立てるさいに便利で対応したATMやCDがあれば、いつでも利用枠内で現地通貨を引き出せることができます。特に両替所を通さないので両替手数料を低く抑えるメリットがあります。なお、海外キャッシングの場合には原則として1回払いとなっており、おおむね1ヶ月程度の利息を支払うことになります。

PR【マネーパトラ】では、アフィリエイトプログラムを利用し、アコム社から委託を受け広告収益を得て運営しています。
カテゴリー
ページトップへ