本当のところが知りたい!審査の甘い消費者金融とは
消費者金融ってキーワードでインターネット検索をしてみたり、噂話をかいつまんでみたりすると、良い話と悪い話がぐっちゃぐちゃになって入ってきますよね。
性格なのか何なのか、私、自分が納得しないことには新しいことにチャレンジできない性質なんです。
昔からそうで、学生の時は体育祭の時になぜ異性とフォークダンスしなくちゃならないのか納得できず、かなり長時間かけて説得され、初めて理解できたくらいです。ちなみにフォークダンスでは当時好きだった男の子と踊れて楽しかったです。
っていうことは良いんですけど、問題なのは消費者金融の審査なんです。耳障りの良い、審査の甘い消費者金融っていう言葉がありますけど、あれの本当のところが知りたいんですよ。
審査が甘いって言う割には審査に通らなかったっていう意見も多くて、これ、どうなの? と首をかしげています。実際、審査は簡単なんですか?(参考ページはこちら→融資審査の詳しい内容)
審査が簡単でも、全員がパスするとは限らないだけなのです
こんにちは、ご質問をありがとうございます。今回は、女性の方からご質問をいただきました。内容としましては、良く貸金業界の広告にある、審査の甘い消費者金融という言葉は、本当のところどうなのか、ということですね。
これはですね、本当でもあり嘘でもあるという扱いの難しい言葉なんです。
まず、前提として、広告で嘘をついている企業というのはそんなに多くはありません。貸金業界というより、お金を扱う金融の世界では、何より信頼、企業イメージというものが重要になります。
信用できない会社、社員に大金を預けてくれる顧客はいないからです。ですから、信用を第一として経営を行っているが基本だと思って下さい。
さて、実は相当に厳しい審査基準を設けているにも関わらず、当社の審査は甘いですよ、と広告する消費者金融が果たしているでしょうか。そんなことをしても大したメリットはありませんよね。むしろ、広告を信じて落ちた人からの批判が増えるだけ。
つまり、審査が優しいですよとうたっているところは、本当に審査が優し目の設定にしている、という自負のもとに広告されているのです。
ただし、この審査の厳しさというものは、誰が審査を受けるのかによって変わってきます。
業界水準からみて優しい審査であっても、45歳無職、貯蓄ゼロ、職歴も収入も資産もゼロ、という人が申しこめば、返済のあてがないので審査には通らないでしょう。
この人にとっては、優しい審査も厳しい審査も、通過できないのですから等しく困難なものに見えてしまうのです。逆に、45歳の経営者で、年収は軽く3000万なんて人が申し込みをしたら、あっさりパスする可能性の方が高いです。(参考ページはこちら→自営業って審査でどうなの?)
すると、なんだ、審査は簡単なんだなと思うことでしょう。
要するに、審査を受ける人の属性によって、相対的審査の難しさを変えてしまうことがあるということですね。
これが、審査が甘い消費者金融と呼ばれるところがあり、そこに落ちた人もいれば通った人もいる、ということの本当のところです。
自分の属性に合わせて、適切な厳しさの消費者金融、適切な借入額を設定すれば、多くの人にとって借り入れの際の審査というのは大きな障害にはなりません。まずは職業や年収、借りる目的等を確かめ、無茶な借り入れをしようとしていないかを確かめてから申し込みするようにしましょう。
必ず借りたい時に便利な、審査の甘い消費者金融とは
いつでも必要な現金を借りる事ができて便利な、キャッシングやカードローンを利用したいと考えた場合、まずは銀行や消費者金融で審査を受けて、その審査に通る事が大切になってきます。審査では、年収や、勤務先、雇用形態、現在までの勤続年数、家が持ち家かどうか、入っている健康保険は社会保険か国民保険か等、様々な項目が、業者が設定している審査基準に達しているかどうかを確認していきます。
更に、キャッシングやカードローンの審査で重要になってくるのが、申告にあった勤務先に電話をして、審査を受けている人が本当に在籍しているかどうかを、確認する在籍確認です。キャッシングやカードローンは、担保や保証人なしで、お金を貸してくれるサービスです。ただ、お金を貸す業者側からすれば、担保や保証人がない分、本人にしっかりと返済をして貰わなければ、経営が成り立ちません。
その為には、利用をする人が、しっかりと仕事をしていて、安定した一定の収入があるという事が重要になってきます。そして、その収入は、現在進行形である事が重要で、申告があった勤務先に本当に在籍して、働いているかどうかという事が重視される事になります。
ただ、審査の為、キャッシングやカードローンを利用する為に必要と言われても、消費者金融から職場へ電話がかかってくるのは困るという人は少なくありません。そして、消費者金融から電話がある事で、今後の仕事に影響が出るのではないかと不安に感じてしまう人もいるでしょう。お金を貸す業者からしても、キャッシングやカードローンを利用する人が、今後、働けなくなる状況になる事は望ましくありません。
ですから、在籍確認は、勤務先に、消費者金融からの電話とは気付かれないように行われます。在籍確認の為に電話をするオペレーターは、審査を受けている人の友人や知り合いを装い、個人名で、審査を受けている人を呼び出して貰う形で審査をしていきます。
この際、審査を受けている本人がその職場にいる必要はありません。いれば、電話に出て貰い、そこで生年月日やその他、様々な項目を確認し、本人かどうかを確かめて、在籍確認は終了となります。もし、いなければ、電話に出た人が「ただいま、席を外しています」と言えば、それで在籍確認完了となります。いる事さえ確認すれば、それ以上、何かを話す事はなく、この電話が在籍確認である事がバレる事は殆どありません。
在籍確認と聞くと、身構えてしまう人も少なくありませんが、消費者金融側も、その事はよく理解しているので、仕事に影響が出るような確認の仕方はしないので、不安に感じる事はありません。ただ、どうしても困るという場合は、収入を証明する書類の提出等で、在籍確認を免除してくれる消費者金融を選ぶという方法もあります。
ただ、在籍確認をしない場合、限度額が低く抑えられる等、利用に制限がかかる可能性があります。ですから、余程の事情がない限り、在籍確認は素直に受けておく事がお勧めです。それにより、お互いの信頼関係が高まりやすくなります。
キャッシングやカードローンの限度額というのは、最初は低めに設定され、そこから増額審査を繰り返し、限度額を増やしていく事になります。在籍審査を受けない事で、最初の限度額が通常よりも低く設定された場合、その先の増額も、低くなる可能性があり、少しでも多く借りたいと考えた場合、不利になる可能性もあります。
ですから、キャッシングやカードローンを利用する際は、業者に少しでも信頼をして貰いやすい状態を作っておく事が大切です。そんな在籍確認の他、年収や、雇用形態、勤続年数等を確認して行う審査ですが、この際の、審査基準は業者によって様々です。
消費者金融の場合、現在の年収等、簡単な情報を入力して送るだけで、自動で、借入可能かどうかの返事を受け取る事ができる仮審査のサービスがある事があります。仮審査で通っても、本審査で落ちるという事は珍しくありませんが、年収等の基準を知る事が出来るので、気になる業者に仮審査があれば、まずは受けておいて損はありません。
本審査は、落ちてしまうと信用情報に傷がつき、今後、他の業者でキャッシングやカードローンの審査を受ける場合以外にも、住宅ローンや車のローンの審査を受ける際にも、審査落ちの原因となってしまう可能性があります。ですから、審査落ちはしないようにしておく事が大切です。
ただ、仮審査を受けても、通らない、もしくは、年収等はクリアしていても、現在の雇用形態や勤続年数など、様々な不安があるという事もあるでしょう。そんな時は、審査の甘い消費者金融を探すようにする事がお勧めです。審査の甘い消費者金融とは、審査基準を低く設定している業者、もしくは利用者の事情などを考慮してくれる業者の事で、審査が全くない業者の事ではありません。
お金を借りたいと考えている時に、審査なし、誰でも利用可能、他社でもう借入ができない人でも利用可能等、本当にお金に困っている人にとって、魅力的な言葉を並べている業者の広告が目に入る事は珍しくありません。ただ、こうした業者は、消費者金融ではなく、法で定められている以上の金利でお金を貸す、闇金融の可能性があります。
一昔前まで、消費者金融も、グレーゾーン金利を採用したり、強引な取立てをしたり、怖いイメージを持たれていました。ですが、今は、金利は法で定められた範囲内、更に、自宅まで押しかけて強引な取立てを行うという事はしておらず、安心して利用できるようになっています。
それに対して、闇金融は、一度利用を始めると、元金の返済を認めず、いつまでも利息を支払わせるなど、様々な手法で、利用者を追い詰めていきます。そうした被害にあいたくないと考えた場合、闇金融を利用しないという事が重要になってきます。
その為には、審査なしで利用可能など、一見、魅力的に見える言葉に、簡単に踊らされない事が大切です。それよりも、利用を考えている業者が本当に、消費者金融かどうか、しっかりと確認し、審査を受けるようにする事がお勧めです。
一般的に、テレビでCMをしている大手の消費者金融に比べ、地方で、地域密着で頑張っている消費者金融は、審査が甘めとされています。更に、限度額など、借り入れをしたいと考える人の事情などを考慮して、設定してくれる事も多くなります。
ただ、有名な大手消費者金融以外は、そこが消費者金融かどうか、安心して利用できる消費者金融かどうか、判断が難しいと考える人もいるでしょう。そんな時は、中小の消費者金融の一覧で、その業者名をしっかりと確認する、口コミ等で情報を集める等の、下調べをしてから、審査を受ける事を考える事がお勧めです。
なかでも業者名はしっかりと確認しておく事がお勧めです。闇金融の中には、消費者金融と似た名前をつけるようにしている業者も存在します。ですから、どこかで見た事がある名前だから安心だろうと、簡単に考えず、しっかりとその業者名を確認し、本当に消費者金融である事を確認しておくという事が重要になってくるのです。
審査を受けて、利用を始めてから、実は闇金融だったと気がついても、もう遅いという事があります。勿論、闇金融と気づいた時点で、すぐに弁護士や司法書士に相談をする事で、闇金融の被害を防ぐ事も可能ですが、弁護士や司法書士に支払う費用が必要となり、大きな出費となってしまう事があります。
それよりも、最初から、しっかりと業者の下調べをして、本当に安心して利用できる、そして、現在の年収や雇用形態、その他様々な条件でも問題なく利用できる業者を探して、しっかりと審査を受けるという事が大切になってきます。キャッシングやカードローンを利用したいけれど、審査は大変と考えてしまう人もいるでしょう。ですが、しっかりと審査がある事で、安心して利用できる事になります。