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消費者金融で親の名前を保証人欄に書いたら返済義務はありますか

20歳の息子がいますがどうしようもないどら息子で手を焼いています。それなりに手をかけて育ててきたつもりですが、中学で悪い友達ができてからは学校にも行かなくなり、時々家に戻ってきても金銭的な要求をするばかりです。先日一か月ぶりに帰宅したかと思えばお金を貸せといってきました。もうこれ以上はお金は出せないとはねつけるとじゃあ消費者金融で借りるからいいと言って出ていきました。ふと心配になったのですがもし息子が保証人の欄に親の名前を書いた場合、親に返済義務が生じるのでしょうか。

消費者金融は最近では保証人なしですよ

息子さんのことで頭を悩ませているようで大変ですね。どうしてそうなってしまったんでしょうね。私の周りでは問題のある子供の中には親に原因のある場合が多いのですが心当たりはありませんか。親がよかれと思ってやってきたことでも子供にとっては苦痛だったということもあるかもしれませんよ。消費者金融に関してはあまり心配しなくてもいいと思います。まず第一に息子さんは仕事はしていますか。そのような状態ではおそらく無職と思われ、無職では借入はできません。アルバイトも毎月決まった収入がなければ審査には通りません。

それに最近では消費者金融はほとんどが保証人なしです。保証人を必要とするのはビジネスローンなどの大口の融資だけです。以前は保証人制度が当たり前だったのですが時代が変わり、保証人になる人が少なくなり、また保証人が十分な返済能力を持たないなど、意味がなくなりました。現在では保証金や保証会社を利用するのが普通です。また保証人がなくなったことで消費者金融への敷居が低くなりました。以前より手軽に借入ができるようになったのです。最近では小口の借入であれば収入を証明する書類すら不要です。

またもし息子さんが保証人の欄に親の名前を書いたとしても筆跡鑑定をすればそれが本物ではないことはすぐにわかります。そうすればもちろん親である質問者様に支払いの義務はありません。それに保証人というのは保証人欄に名前を書くだけで成立するわけではありません。保証人の審査というのがもちろんあります。返済能力がある保証人でなければ保証人の意味がありません。ですので勝手に名前を書かれても返済義務は生じません。

息子さんの考えは甘いと思います。今にお金が底をつき犯罪を犯したり、親に泣きついてくると思います。息子さんに対してどのような対応をするべきなのか真剣に考えるときだと思います。

消費者金融を親の名前で申し込むことはできるの?

消費者金融を利用するに当たっては、それぞれの業者が定める一定の基準をクリアする必要があります。

その基準自体はそれぞれの業者によって様々に変わってきますが、基本的に「安定した収入のある成人した男女」であれば問題はないとされることが一般的です。そうした条件が設定されているため、未成年者や安定した収入のない人に関しては利用を断られることとなってしまうのですが、そういった状況にあるわけではないのであれば、かなり高い確率で融資を受けることが可能になっています。
(⇒融資審査に通らないのはそれなりの事情があります

さて、こうした条件があるという中、融資を受けることができない立場になってしまっている人は、どのようにすれば良いのでしょうか。そもそも「安定した収入がある成人した男女」というのは、お金を借りてもしっかりと返済していける人という意味で作られている最低限の基準なのですから、これを満たしていないというような人は利用をあきらめざるをえません。

しかし実際には、そうした立場にある人ほど「お金に困っている」というような状況に直面しがちです。例えば無職の人は収入が少ないわけですから何かにつけてもお金が欲しいというような状況が発生してきますし、未成年者であり、アルバイトもしていないというような学生になると、これもやはりお金が欲しいというような状況が発生しやすくなってしまいます。
(⇒無職には厳しい融資

そうした時、一種の抜け道として多くの人が考えるのが「親の名前を使って契約すればいいのではないだろうか」ということですが、それではこの「親の名前を使って消費者金融に申し込む」ということは可能なのでしょうか。

まず結論からいえば、「ほぼ不可能と言っていい」ということになります。消費者金融は、それがヤミ金などの違法性のある業者でも無い限りは「審査」を行うようになっています。この審査ではそれぞれの消費者の信用をチェックすることとなっており、審査を通じて「信用をするにはリスクが高い」と判断されてしまったのであればお金を借りることはできません。

そして審査を通じては、まず間違いなく「本人確認」が行われるようになっているのです。本人確認においては、運転免許証やパスポート、健康保険証と言ったような個人を特定できる情報を記載した書類の提出が求められるようになっており、もし親の名前などで契約をしようとしたのであれば、これをまずクリアしなくてはなりません。

そしてこうした書類を提出する際、故意に他人のものを使用したというようなことになってしまったのであれば、それは詐欺行為にも該当しかねない行為です。「第三者のものではなく血縁者のものなのだからそういった犯罪にはならないだろう」と思い込む人もいるのですが、それはその人のただの思い込みです。契約に当たって情報を偽造して、自身の利得のために情報を偽ろうとしたのですから、それは犯罪行為として糾弾されることもあり得るのです。

さらに言えば、運転免許証やパスポートなどは写真が貼付されていますから、利用はできません。ではこうしたリスクを無視して、写真の貼付されていない親の健康保険証を勝手に使って契約をしようとしたという場合にはどうなるのでしょうか。

一見するとこれで確かに本人確認の問題はクリアしたかのようにも見えます。しかしこの本人確認をクリアした後、審査の中で行われることとなっているのが「在籍確認」です。消費者金融を利用する基本的条件には「安定した収入のある成人した男女」という条件が設定されているということは先にも述べたことです。本人確認はこの条件のうち「成人した男女」であるということを証明するものであったと考えることができるでしょう。

であれば、次に問題になってくるのが「安定した収入」というポイントです。さて、ではどういった条件を満たしていると安定した収入があるとみなされるのかと言うと、これは「特定の企業に勤めて働いている場合」ということになります。

現代の日本では働き方も多様化を見せており、特定企業に勤めずとも自分で企業を立ち上げたり、インターネットを利用した取引などで利益を上げるというような人も増えてきました。

しかし、特定企業に勤めていない生き方と言うものは、基本的に安定した収入がある人とはみなされません。これは銀行などの金融機関も同様の考え方をするのですが、安定した収入と言うのは「毎月決まった日に、ある程度一定の給料をもらえる保証がある」と言う状態を指すものとなります。

ですが自営業などの立場になってくると、その人の収入は毎月の事業の売り上げに大きく依存してくることとなります。売り上げが高い月は収入が増えますが、そうではない月は収入が下がるというようなことがあり得るのです。

これは特定企業に雇われる一般労働者の「毎月決まった給与を受け取ることができる」という在り方とは大きく異なるものになっています。こうした金融機関が扱う顧客、特に消費目的融資などを目的とした事業の顧客となり得るのは、そのほとんどが一般労働者と言うことになっているのです。

さて、「安定した収入」とみなされるためのポイントはここまでに述べたこととなりますが、ではこういった安定した収入があるかどうかということをチェックするために行われるのが何かと言うと、ここで出てくるのが「在籍確認」なのです。在籍確認では融資審査の際に消費者が申告した企業に対して電話がかけられ、その消費者本人に電話を取り次いでもらう形で在籍の事実をチェックするようになっています。

もしここで本人に取り次いでもらうことができなかったり、企業から「そうした人は在籍していません」というような返答が返ってきたのであれば、融資審査をクリアすることは不可能になると考えて良いでしょう。もし親の名前を使って審査に申し込んだということになってしまったのであれば、この在籍確認の段階で親に対して電話が来ることとなるのです。

もちろん、こうした在籍確認において、企業に対して消費者金融の業者の名前が明かされるということはありません。あくまでも企業への電話はオペレーターの個人名でかけられるものであるからです。しかしその本人に取り次いでもらうことができたというのであれば、その段階で業者の名前が明かされることとなり、審査を申し込んだ人で間違いがないかということが確認されるようになっています。親に黙って審査を申し込んだ際に、この条件をクリアすることはほぼ不可能となるでしょう。

ではこれまでのケースとは異なり、「親が同意の上で利用させた」という場合にはどうなるのでしょうか。これは確かに親が同意をしており、ただお金を借りるのがその子供になるというだけなのですから問題はないように見えます。しかし実際には、こうした消費目的融資は「名義人に対してのみ有効な契約」として扱われるものです。

ですから、もし親が同意をしていたとしても、利用の実態が親ではなく、その子供にあったということが明らかになったのであれば、それは契約違反行為として罰せられることとなるのです。もちろんこうした行為で法的な処罰を受けるということはあまり無いのですが、それでも「契約違反者はリスクが高い」という判断を下す業者は非常に多く、それが発覚した時点で契約の解除や、残債の一括返済などを求められることもあり得ます。

少額であれば問題はないかもしれませんが、数十万円などのある程度の金額になってくると、一括返済は家計にとって大きなダメージとなってくることでしょう。

このように、親の名前を使って借金をするということは不可能ですし、もし合意の上で可能となったとしても、それは行ってはならない行為になっています。もしお金に困ってしまっており、業者から借金をしようと考えたのであっても、それは必ず成人し、収入を得られるようになってから申し込むように心がけましょう。

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