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中堅消費者金融の申し込み方って大手消費者金融と違うのかしら?

中堅の商品先物取引会社で働く40代中盤の男性会社員です。今度、個人的な事情で消費者金融からお金を借りる必要があると思います。いままでは大手消費者金融だけを借入先と考えていました。

が、今回は中堅消費者金融も借入先候補として考えたいと思います。そこで中堅消費者金融の申し込み方について教えていただけたら幸いと存じます。よろしくお願いします。

大手と同じで特別な申し込み方ありません

「中堅消費者金融だから…」といった事情で特別な申し込み方というものはありません。大手消費者金融と同じように、消費者金融のHPから申し込みフォームに必要事項を記入して返信するといったインターネットを利用した申し込み方が中堅消費者金融でも可能なところはあります。(参考ページはこちら→やはり大手の方が優れている?

インターネットで申し込めれば、パソコンやスマートフォンから24時間365日いつでも申し込みたい時に誰にも知られずに申し込めます。しかし、夜中に審査して融資してくれるといったところはありません。(参考ページはこちら→融資審査の進み方

つまり、インターネットで夜や夜中に申し込んでおけば審査時間が始まったらすぐに審査してくれるとの意味で便利なのです。また、電話・店頭窓口・FAX・郵送といった申し込み方に対応している中堅消費者金融もあります。

さらに言えば、インターネットで申し込めない中堅消費者金融の場合は、たいてい電話での申し込みとなるようです。必要書類についても大手消費者金融と同じように、原則として本人確認のための書類と収入証明書の提出でOKです。

ただし、本人確認の書類については運転免許証か健康保険証のみでパスポートは不可と言った中堅消費者金融があったり、健康保険証の提出は必須でさらに本人確認の書類を提出しなければならない中堅消費者金融といったようなバラつきはあります。

他方で大手消費者金融の場合は、運転免許証・健康保険証・パスポートでOKとなり、健康保険証の提出が必須となっているところはありません。その点が大手と中堅の申し込み方におけるちょっとした違いと言って良いかもしれません。

そのことから、中堅消費者金融の申し込み方における、ひとつの注意点としては、申し込む中堅消費者金融での必要書類を前もってきちんと確認しておくことと言えます。

さらに言えば、大手消費者金融は土日や祝日でも融資に対応したところは多いのですが、中堅消費者金融では土日・祝日の融資が不可となっているところが少なくないので、申し込み方としてはこの点も注意してください。

そして、中堅消費者金融の申し込み方ゆえの留意点・注意点としては、①正規で合法の消費者金融であること、②指定信用情報機関に加盟していること、③日本貸金業協会に会員登録していること、といった3つの点をしっかり確認して申し込むことなのです。

と言うのは、中堅消費者金融の中には、巧妙に無登録で違法で悪質な消費者金融が紛れ込んでいることが否定できないからなのです。そのことから中堅消費者金融の申し込み方で注意したいのは、安心して利用できる消費者金融を選ぶといったことなのです。

この点は大手消費者金融の申し込み方と一番異なる点だと思われます。とまれ、大勢としては中堅消費者金融の申し込み方といった特別な申し込み方法はないのです。だから申し込み方は大手と同じと考えてくださいね。

中堅消費者金融の申し込み方は大手と違って複雑

中堅消費者金融の申し込み方は、大手の消費者金融に比べるといささか複雑になります。まず大手の特徴として、即日に契約が終わり、即日に入金される迅速な対応が持ち味です。それに比べ中堅消費者金融は、即日対応ができず、数日後に借り入れができるようになります。よって迅速な対応を求めている消費者にとっては、なかなか利用したいと思えないサービスになります。

また中堅の消費者金融の多くが、法律で定める金利のぎりぎりのところに定めており、その点も大手と比べると選択肢に入りづらい要素になります。多くの大手の消費者金融が18%前後からの金利になり、中堅の消費者金融になるとその数字に法律で定められたギリギリの範囲の金利をとっている中堅の消費者金融もあります。

よって多くのお金を借りたいと考えている人は、金利を見て消費者金融を選ぶ人が多いので、金利が高く設定されている中堅消費者金融を選択肢に入れる人が少なくなる傾向にあります。

また中堅の消費者金融は、大手に比べ申込システムが弱い傾向があります。大手の消費者金融の売りとしては、申し込み方法が幅広くあります。たとえばインターネットでの申し込みはもちろん、電話といったサービスが取り入れられ、また契約者の個人情報の確認の仕方も、スマートフォンアプリやファックス、または無人契約機で即日に確認できるシステムを導入しています。

それに比べ中堅消費者金融の申込システムは、インターネットと電話という点は、大手とそこまで変わりませんが、個人情報の確認に手間取ることが非常に多いです。大手のようにアプリやファックスで即日に確認をとれる手段を持ち合わせていません。また中堅ということで、維持費にお金がかかる無人契約機を設置していませんので、その点も即日に対応してもらえないことが多いです。

多くの中堅消費者金融の個人情報の確認方法といえば、郵送での確認になります。郵送で確認になることから契約が終了するまでに時間も掛かり、そのような理由で契約が遅れる原因を作っています。

ただ中堅の消費者金融を選ぶ理由といったものも存在します。消費者金融は、お金を貸すのが商売です。お金を貸し利息で稼ぐ貸金業者になります。よってお金を貸さなければ経営をすることができません。最近では貸金法が改正されてから、一昔前のように飽和していた消費者金融の世界と変わってしまいました。

街を歩けば消費者金融の看板が溢れていた時代は終わり、貸すことができなくなった消費者金融が法改正は行われた後にどんどん倒産していきました。その理由としては、まずグレーゾーン金利の撤廃で楽にして稼ぐことができないことが挙げられます。

そのグレーゾーン撤廃で、過払い金請求はできるようになりました。要するに法律のグレーだった部分を支払う必要がないお金ということで、その分を返還請求することで取り戻すことができます。その過払い金請求のおかげで、資金がなくなり倒産した消費者金融も数多く出てきました。

また総量規制の問題を抱えることで、消費者金融が以前のようにお金を貸し出すことができなくなった状況が挙げられます。総量規制は、年収の3分の1位上のお金を貸し出すことができないといった法律になります。

よって消費者金融は、個人の消費者に対し年収の3分の1以上のお金を貸し出すことができませんので、その分経営が厳しくなっています。お金を貸して利息を回収するのが貸金業者の錬金術ですから、当然法律で規制されている以上、それを順守しなければペナルティーを課せられます。

法律がネックとなっており、以前のようにお金を貸し出すことができず、大手のような資金ぶりが豊富な消費者金融以外は苦しい経営を強いられ、倒産することも多くなりました。よってそれは中堅消費者金融も例外ではなく、経営が厳しい状態にあります。まずお金を貸さなければ生き残ることができませんので、お金を貸す必要があります。

大手のような資金ぶりがよい消費者金融とは違いますので、とにかく少々返済能力が落ちるような人にも、少額融資をすることもあります。多くの消費者金融は、信用情報機関に申込者の金融情報を開示して、その人に返済能力があるのかどうかを確認します。その際に延滞の記録、債務整理の事故記録が確認されると返済能力が乏しいという判断をされ、お金を貸すことをためらうことになります。

しかし中堅消費者金融は、そのような点を憂慮しつつも、貸し出さなければ生き残れない世界でもあることから、返済に困らない程度または債権を回収できるくらいの金額であれば貸し出すことも多いです。よって少額の融資であれば貸し出す可能性が高いのが中堅消費者金融のメリットでもあるのです。

また中堅消費者金融は、情に脆いといった点もあげられます。電話対応により、どうしてもお金が必要ということを切実に説明することで、債権の回収を考慮しつつ少額であれば貸し付けを行ってくるような中堅の消費者金融も存在しています。大手はマニュアルにそって貸し付けを行っていますので、そのような情を訴えてもそれに応じてくれることが少ないです。

それに比べて中堅消費者金融は、消費者の切実な情に答えてくれるのも中堅消費者金融を選ぶメリットにもなります。大手はどこも貸してくれないといった状況である人は、一度中堅消費者金融に申込んでみるのもよいでしょう。もちろん情を訴えるために電話で申し込むのがベストです。

そんな中堅消費者金融を選ぶメリットもありますが、貸し付けを行うための書類提出に大手と比べて少々面倒な点が挙げられます。大手の消費者金融になると申込者の情報と個人情報の確認となる免許証または健康保険証の確認で契約が完結するところが非常に多いのが特徴です。

それに比べ中堅消費者金融は、かならず債権を回収しなければ経営状況に直結するような事態にも成り兼ねませんので、しっかりと返済能力の確認をしてきます。よって大手のように規定された金額以上は収入証明書が不要ということころが多いのに対し、中堅の消費者金融はどの金額であっても収入証明書の提出を求められるところがほとんどです。

この収入証明書は、役所や会社に手続きを行って容易に取ることができますが、手間がかかることから多くの消費者は収入証明書の提出を求められるような消費者金融を避ける傾向にあります。消費者は手間をかけることを非常に嫌いますので、この点は中堅の消費者金融にとって申し込みづらいというネックにもなっています。

そして多くの消費者は、収入証明書がなくても、融資額が高くない融資を希望しているのであれば収入証明書が不要であるということを知っていますので、収入証明書の提出は必要な消費者金融を選ぶというようなことをしません。

中堅消費者金融はその点を考慮して収入証明書の提出を省くような処置を講じれば、大手と渡り合えるという説もありますが、厳しい経営状況から債権の回収を保証できる証拠がないとやはり厳しいようです。

中堅消費者金融の申し込み方の申し込み方は、大手に比べて非常に手間がかかり、なおかつ契約が締結するまでに非常に時間がかかってしまうのがネックです。即日にお金を必要としている人には向いておらず、大手のような迅速な対応を望めることが少ないです。

またいざカードで借りようとしても提携している銀行やATMが少ないことから手数料を取られることも多いです。それが振り込みサービスであっても同様です。大手であれば手数料無料といったATMがあったり、振込であれば提携している銀行は手数料無料というサービスもあることから、消費者がお得な方法を選びながら消費者金融を選ぶことができるのですが、中堅消費者金融は、そのようなサービスをあまり期待できません。

大手のような充実したサービスを期待できないのが、中堅消費者金融の特徴でもあるのです。

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