あばら骨を骨折すると言う最悪な事が起こったのですが、その日は会社に遅刻しそうになっていたこともあり、猛ダッシュで電車に駆け込みギリギリ間に合ったと思いきや、ドアがわき腹に直撃したのです。信じられないほどの痛みが体全身を駆け巡り、ホーム側のコンクリートにうずくまってしまいました。それで駅員さんがすぐに駆け寄ってきて「立てますか?」と聞かれたのですが、痛みとめまいで言葉が出てきませんでした。
それで駅員さんがわたしを担架に乗せて、駅の処置室のようなところに運び、簡易ベッドの上で30分ほど寝ていたのですが、それでも言葉を発せないほどの痛みがあったので、最終的に救急車が来て、近くの総合病院に運ばれました。それでレントゲン撮影をして、「医者があばら骨が折れているので入院してください」と言い、すぐに整形外科病棟に運ばれて、1ヶ月入院しました。結局手術する事無く固定処置で回復したのですが、妻が入院保険の更新を忘れていて入院費20万円はかなりの痛手でした。
その上娘が音楽の専門学校に入学することも決まっていたので、わたしも妻も家計をどうやってやり繰りしていけばいいのか悩みました。そんな時小さい会社ではありますが、消費者金融の広告を新聞で見て、申し込んでみようかと妻に言うと消費者金融は怖いと言うので、消費者金融に対する信頼度というのは、何を基準に考えていったらいいのか知りたいです。
ホームページを持っていたら会社概要の記載があるか確認しましょう
小さな規模の消費者金融は、悪徳業者ではないのかと警戒してしまいがちですが、ホームページを持っていて会社概要がくわしく掲載されていれば大丈夫ですし、それでも不安があれば貸金業協会の貸金業相談・紛争窓口センターで問い合わせる事ができるので便利です。
全国には正規の消費者金融が2,000件ありますが、それ以外にも悪徳業者やヤミ金が存在し、貸金業法で定められている最大金利20%を超えた貸し付けを行ったり、総量規制(貸金業者は顧客の借入残高が年収の3分の1を超える場合新たな貸し付けを行う事ができない)を守らないことも問題視されています。とくに20%を超える額の課し付けは刑事罰に相当する行為ですので、もし悪徳業者からお金を借りてしまったら、警察に通報しましょう。(参考ページはこちら→闇金に屈してはいけません)
ただ消費者金融からお金を借りると職場に在籍確認の電話が入るので、これを敬遠する消費者は多く、借り入れを途中で断念するケースもあります。そもそも消費者金融は、身分証明書だけで貸し付けを行っているので、収入の有無を確認する手段として在籍確認は欠かせないものとなっています。ただ在籍確認の電話は個人名を名のるので、消費者金融から借り入れをしているということは、バレずに済みます。これは貸金業法で「貸し付けの事実は第三者に知られてはならない」という規定があるので、貸金業者は秘密裏に貸し付けを行う義務があるのです。
【参考ページ】
安心出来る金融業者の代表格とは
中小消費者金融のHPから申し込みをしよう
みなさんは消費者金融を利用された経験はございますでしょうか。世の中にはたくさんの消費者金融の会社があり、それらのすべてがみなさんのお金が足りない、という不測の事態にたいしてスピーディーに融資をしてくれる便利なサービスを取り扱っているわけです。もちろん単純にお金を貸してくれる、というサービスだけであれば、消費者金融だけでなく銀行でもローンを組むことができるのですが、使途の決まっていない、なおかつ迅速な貸し出しをしてくれるサービスを行っているのは消費者金融を除いてほかにはないと言えるでしょう。
その消費者金融についてなのですが、いわゆる大手の消費者金融と呼ばれるテレビコマーシャルでも見かけるような会社については、みなさんもよくご存じのことと思われます。しかしながら、それ以外の中小消費者金融に関してはみなさんが日ごろの生活においてどのようなサービスを行っているのかという情報を得ることはなかなか難しいのではないでしょうか。
せっかく利用するのであれば、大手であろうが中小であろうがいずれにせよ自分にとって好条件のサービスを行っている会社を選びたいものですから、なるべく多くの情報を得て、比較検討しながら自分に合ったサービスを決めていく、というのが良いのではないかと思われます。
そのためには、近年技術の進歩によりその進化の速度が一層加速している情報通信技術、インターネットを活用することが一番手軽で望ましいと言えるのではないでしょうか。基本的にいまやどの会社でもその会社の概要や取り扱っている商品などを紹介するHPを持っています。その公式サイトには自社の商品について詳しくサービス内容、利用申し込み方法などについても書かれているはずですので、そこをご覧になってみてください。逆に、そのHPがないような会社については、少し不安に思っていただいてもよいのかもしれません、それだけ現代の世の中ではインターネットというものが必需品になっており、その広告塔としての役割はもはやゆるぎないものになってきてしまっているのです。
消費者金融のホームページを見ると、たいていの会社の場合はそのホームページ上から申し込みを行うことができるようになっています。ですから、たくさんのサービス内容をよく見比べて、どこの会社のサービスを利用するかどうかを決定したら、そのホームページ上から申し込みを済ませてしまいましょう。基本的に昔は店舗に赴いて申込書を書いて、それを審査機関に送って回答を待ち、それから初めて利用可能になる、ということが主流でした。しかしながら、このインターネットの普及によって、ホームページ上から申し込みを済ませ、その内容は審査機関に即時データ送信されるのでそこにタイムラグはなく、すぐに審査を開始することができるのでその分回答も早く、利用可能になるまでの速度もはやくなっています。
特に、最近ではそのスピード感に力を入れている消費者金融も多いため、申し込みを行ったならば即日利用可能、というサービスを謳っているところもたくさんあるくらいなのです。ですから、もし今すぐに一刻も早く必要だ、ということであればそれらの即日利用可能になることを謳っている消費者金融を選択してもうしこみを行うとよいのではないでしょうか。
また、ほかのサービスとしても、利息が1週間以内であれば一切賦課されない、というサービスも多くなってきました。これであれば、たとえば3日後の給料日には返済できる、という見込みがある場合には借りた元本をそのまま返済すればよいわけですから、給料の前借り気分で利用することもできるのではないでしょうか。これらの2つのサービスを両方兼ね備えている会社もあるかもしれません。そのあたりは日々サービス内容も進化していますので、みなさんが利用されるタイミングで調べていただくのが一番最新の情報が入ってくるはずです。
消費者金融を利用するにあたって、なにも大手の消費者金融である必要はないのです。中小消費者金融であってもよいサービスを展開している会社はたくさんあります。みなさんにとって使い勝手が良いのは実は大手よりも中小である可能性も十分あるのです。ですから、焦って申し込むことはせずに、よく情報を比較検討してから申し込みを行いましょう。
一方で、少し不安な点があることは否めません。消費者金融に対するイメージを聞くと、やはり少し怖いといったイメージが上位に食い込んでくることはいまだに事実として挙げられます。ほとんどの消費者金融は法律に基づいて健全な経営を行い、サービス向上のために日々努力をしているのですが、中にはほんのごく一部の会社で、いまだに違法な金利でお金を貸し出している業者がいることもまた事実です。
消費者金融においては利息制限法という法律により、10万円以下は年に20パーセント、10万円~100万円以下は年に18パーセント、それ以上は年に15パーセントを超える金利を設定してはいけないことになっています。もしそれに違反してしまうと、その業者は行政措置や刑事罰などに問われてしまい、実質的に営業停止状態になってしまうのです。
ですが、現実にそれらの違法な高利貸しを行っている会社は実在しており、万が一そこからお金を借りてしまうとものすごいスピードで利息が膨らんで行ってしまいます。そのような業者にはまってしまうことがないようにするためにも、情報収集だけは怠らないようにしましょう。
たいていの場合、それらの違法な貸金業者は、中小というよりもむしろ零細企業に多く、審査が甘いですとか、ブラックでも大丈夫ですとか、即100万円融資します、などといった甘い文句を並べて利用者がさも簡単にお金を手にすることができるような気分にさせるのです。
ですが、お金を貸す、という行為には必ずいくらまで貸せるのか、という審査が入るのです。必ず融資できますといった言葉はウソであると思っていただいて構いません。また、自己破産などの金融事故を起こした経験がある方も、またまともな金融機関から融資を受けることはできませんので、そのような方に融資ができる業者は少し怪しいと思って見ていただいて構わないかと思われます。
もっとも、もしそのような金融機関からお金を借りてしまった場合には、すぐに弁護士事務所などに相談をすれば、過払い請求と言って払いすぎた利息を変換してくれる手続きなどを行ってくれますので、ある程度は安心できるのですが、それでも怖い思いをすることになることに変わりはありません。
ここまで、消費者金融のとても良い点、そして少し怖い点について話してきましたが、やはりみなさんの情報収集が一番大事であるということがお分かりいただけたのではないでしょうか。安心だから大手を選ぶ、というわけでは自分向きのサービスを見逃してしまう可能性がありますし、逆に甘い言葉に乗ってしまうと後で痛い目を見ることになるかもしれません。
そして、さらに一番大事なことは借りたらきちんと返済すること、これに尽きるのではないかと思われます。どんなに優良な消費者金融を見つけたとしても、そこで借りて返済せずに借りっぱなしにしてしまえばいつの間にか利息は膨らみます。それは消費者金融に限らず銀行ローンなどでも同じです。大事なことは借りたらきちんと返済し、また次の機会に利用できるようにすることであると言えるのではないでしょうか。
借金というものはしないに越したことはありません。しかし不測の事態というものは誰にでも訪れるもの、そのようなときに便利なサービスを利用可能な状態にしておくためにも、一度利用したらきっちりと返済し、この人はきちんと返済ができる人だということを金融機関に理解してもらう必要があるのではないでしょうか。そうでないと、最終的に痛い目を見るのはみなさん自身かもしれません。