私は20歳になる女子大学生です。仕送りとアルバイトで生活しています。私の大学はいわゆる良家の子女が多く、みんなそれぞれ優雅な学生生活を送っています。私は良家の出ではないので、お付合いするのも大変で、何と言ってもお金がかかります。最初はお付合いできる範囲でと考えていたのですが、やはり一度断わってしまうと、相手側も次を誘うのが悪いと感じるようで最近は断われなくなっています。皆良い人たちで楽しいのですが、お金の感覚だけは閉口してしまいます。
来年はもう就活も有るので、その前に海外に行ってこようと言う話が今持ちあがっています。もちろん皆賛成しているのですが、問題は私です。とても海外に行って来るお金は有りません。しょうがないので消費者金融から借入しようと考えています。そこでお聞きしたいのですが、消費者金融は私のような貧乏女子学生にもお金を貸してくれるのでしょうか。また返済は学生と言うことでお金の無い時などに多少は柔軟に対応してくれるのでしょうか。
収入があれば借入は可能ですが返済は柔軟にはならないでしょう
お付合いも大変ですが、学生時代に海外に行ってくることはたとえ借金をしてでもお勧めしたいことです。ただしあなたの思惑通りには行かないかもしれません。まず一般の消費者金融を利用する事を考えてみましょう。あなたはアルバイト収入が有るようですから、消費者金融によっては学生でも審査を通してくれます。しかし返済は柔軟には対応してくれず、翌月から毎月返済しなければなりません。
(⇒融資に通る為の詳しい基準)
もう一つの方法は学生ローンを利用する場合です。学生ローンと言ってもこれも消費者金融の一種ですが、学生向けの融資を行ってくれます。この場合には試験期間などは返済は利息だけにしてくれるとか、利息さえ払っていれば元本の返済は就職後で良いと言うものも存在しています。ただしこういった業者は現在数が減ってしまっているので、もし利用したいという事であればインターネットを利用して探すのが早いと思います。ネット上から申込みが出来るところも有る筈です。
ただし学生のあなたの信用力と言うものはそんなに大きくありませんから、借りられるお金と言うのは海外旅行が出来るほどは有りません。せいぜいお買い物ができる程度だと考えてください。パック旅行にしろ自前で計画するにしろ費用のほとんどは別途用意しなければならなくなるはずです。要するに消費者金融に過度の期待をして審査さえ通れば50万円程度は借りられると安易に考えているのであれば大間違いです。まずはどの程度お金が必要なのかを正確に計算してみましょう。
その後消費者金融から10万円借りたとして残りをどうするのかを考えてみましょう。まずは親御さんに相談してみましょう。国内旅行は就職後も何とか行けますが、海外となると機会は狭まります。行けるのであれば学生時代に海外に出て異文化と言うものを見てくることは以後の人生でもきっと役に立ちます。そういって説得して、少しでも援助してもらうことが出来ないか相談してみてください。とにかく頑張ってみましょう。
消費者金融は実は学生でも借りられるのです
学生で消費者金融を利用するのはちょっと抵抗があるかもしれませんが、キャッシングやカードローンは金利と言うコストを支払って時間を買っていると考えれば、学生時代という一生を通しても特殊な時期を過ごす為に利用すると言うのも悪くないです。この時期は一般的に言って比較的時間に余裕のあるものです。
しかし一方、お金には余裕がないものです。順調に卒業して就職すればその関係は反転します。少々のお金はあるけど、まとまった時間が中々取れなくなります。だから上手くキャッシングやカードローンを利用してお金をやりくりして時間に余裕のあるうちに勉強したり、資格を取ったりするべきです、またあるいは旅行やレジャーに使うのもとても有意義であると言えるでしょう。
特に資格などは違ってレジャーの費用などを借り入れで行うのには誰でも抵抗があると思いますが、この時期を後になって振り返ってみれば、本当に貴重な時期で、あの時にしていなかったら、今の自分とは違った物になっていただろうと思うことが多くある物です。お金がないという理由で、漠然と過ごしてしまうのはとてももったいない時代といえます。お金の問題は後で何とかなります。しかし時間は失われて二度と帰ってはきません。
さてでは一体どんな形ならお金を借りられるのでしょうか。一つは奨学金です。ただしこれは自分だけでは借りられません。親などが保証人になって借りる物ですし、おそらく授業料などに使ってしまっているでしょう。そういうものではなく無担保、無保証人で自由な使い道で利用できるとなると、カードローンということになります。銀行や消費者金融と言う事になります。そういった物を借りることが出来るのでしょうか。
カードローンやキャッシングは利用者の条件として20歳以上の成人であることと、安定した収入があることを求めています。これは銀行であっても、消費者金融であっても基本的に変わりません。つまり20歳未満の未成年の人は利用できないのです。また自分の収入のない人も利用できません。つまりアルバイトなどである程度安定した収入があることが前提となります。奨学金のように将来の収入で返済すると言うことで借り入れるわけに行きません。基本的に今の収入で返済できる範囲でしか借りることは出来ないことになります。また当然、貸金業法の総量規制もありますので、年収の1/3までの借入と言うことになります。
アルバイトでも年収の1/3までなら借入できるのですが、そうすると50万円の借入には年収150万円必要になると言うことです。50万円以上の借入には収入証明書が必要になります。一般的には源泉徴収票や確定申告の写しなどですが、アルバイトでは曖昧になっていることも多く、手に入りにくいかもしれませんが、必要ない場合が多いです。
では、実際にどこでお金を借りるかですが、まず考えられるのは大手消費者金融です。どこでもバイトなどである程度安定した収入があれば審査が通ります。全くのフリーターよりもむしろ審査が通りやすいと言えるでしょう。その際に必要な物は運転免許証のような写真入の公的な身分証明書が必要ななりますが、それ以外は特に必要な書類はありません。借入額が50万円を超える場合には収入証明書が必要ですが、その為には150万円の収入が必要ですの普通はそこまで借り入れすることはないでしょう。
これ以外に勤務先の在籍確認があります。バイト先に電話をかけて来て実際にそこで働いているかどうかを、電話を取り次いでもらう事で確認する作業です。これは安定した収入があると言う以外には特に何の担保も保証もない信用融資では省略の出来ない重要な事となります。つまり継続的なバイトをしていないといけないと言う事になります。しかしこれ以外は特に何もありません。もし家族に知られたくなければ、郵送物などを送らないように出来ますし、誰にも知られずに借り入れ返済できます。バイト先に在籍確認の電話がある分も社員が個人名を名乗って取次ぎを頼んできますので、そのことから知られる事はありません。また在籍確認のときに出ることが出来なくても、そういう人があると言う事を確認できれば、それでもうかかってきません。
返済は専用のキャッシングカードか振込みで返済できます。キャッシングカードは自社のATMで利用できますがそのほかに多くの提携ATMで利用できるのが普通ですが、その場合には手数料がかかるのが普通なので、あまり利用しない方が良いですが、コンビニなどでも利用できますので、24時間簡単に借り入れ返済できる事になります。
また学生ローンという専用の消費者金融も利用できます。これは大学生や専門学校生など高校卒業以降に通う学校に所属している人を対象としたキャッシングで、大手ではありませんが学生街などにあります。特別な制度が法律的にあるわけではありませんので普通の貸金業者で、ノンバンクですが未成年でも18歳以上で貸してくれるところがあります。通常未成年は保護者の同意を得ずして契約した場合には保護者が無条件で取り消す事が出来る為に、契約行為はできなくはないけど、簡単に無効になるので、どんな契約もしないのですが、ここは応じてくれます。
もちろん合法的な業者で金利も利息制限法の範囲で最高でも、年利20%になります。実際に未成年でバイトなどしていると言う事で申し込むと10万円以下くらいの貸付枠をくれます。あるいは5万円とか3万円と言う事あります。つまり貸し付け枠を小さくすることで、対応してくれているわけです。金利は案外安く、17.5%くらいの所もあります。もちろん成人すれば普通に利用できるようになります。また卒業後も返済が終わるまでは問題なく利用できるのも特徴です。つまり卒業後に返済する予定で、借り入れして使う事が出来るローンということです。それ程大きな業者はなくATMの使い勝手など大手の業者に比べると劣りますが、審査が甘めで使いやすい言えますので特に未成年の人は利用すると良いでしょう。
またクレジットカードのキャッシングも利用可能です。ただしかなり枠は小さく社会人の様には利用できないかもしれませんが、手軽に利用できます。ただしクレジットカードの場合もキャッシングは総量規制の対象になりますので年収があることを申請していないと利用できませんので、カードを申し込むときにバイトなどで収入がある事を明記して申し込んである事が必要です。
今クレジットカードのキャッシングは非常に貸付に積極的になってきていますので、これを申し込むのも悪くないかもしれません。金利はあまり安くなく、一般的なものですが、簡単に申し込めカードローンよりも心理的な抵抗感も少ないので悪くないかもしれません。ただしこの際にキャッシングもリボ払いなどが出来ることを確認して利用しないと、翌月一括払いのみのものもありますので注意する必要があるでしょう。
またクレジットカードの場合返済は普通銀行口座引き落としですから、その場で返済額を変更できないので、パソコンやスマホでインターネット経由で返済額の変更などが出来る環境がないと繰り上げ返済がしにくく、そのことで金利の節約が出来なくなるので、そういう環境があることもとても重要です。
しかしクレジットカードのキャッシングは当然ショッピングも使えます。ショッピングの場合一括払いは金利無料ですし、リボ払いにしてもやはり一回目は金利無料です。この様にショッピングと上手く組み合わせて利用する事で、キャッシングの借り入れを減らす事も出来ますのでそういう利便性もあわせて考えると、意外に便利でお得な感じに使えるかもしれません。リボ払いでのショッピングは貸金業ではなく割賦販売ですので総量規制に入りません。それを利用して買い物するのも規制外になりますし、とても便利かもしれません。