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消費者金融で代わりに借りるのってアリなの?

消費者金融で代わりに借りるのってアリなの?

どうもー。ちっと聞きたいことがあるんで、連絡取ってみました。ええとなんだっけ、そうそう、実はってほどの話でもないんだけど、俺の一番の親友が今金策ですごく困っているみたいなんです。

どうも、なんつーか痴情のもつれだとかバイクで事故ったとか詳しいことは良くわかんないんだけど、とにかくお金をかき集めているのは確かなことなのね。

で、その親友から「俺の代わりに消費者金融で金を借りて貰えないだろうか」って頼まれて、今悩んでいるんだよね。そいつからは、全て終わったらお礼として何万かくれるって言われてるし、俺としてもそいつを助けてやることに不満はないんだけど。

知りたいんだけど、消費者金融で本人の代わりに俺がお金を借りる、ってアリなことなの?それならやってやりたいんだけど、どうなんだろう。

難しい話ですが、借りるなら自分のために借りましょう

どうもこんにちは。それとも、おはようございますか、こんばんはでしょうか。時間帯はともかく、今回いただいたご質問に答えていきたいと思います。

さて、困っているらしきご友人のために人肌を脱ぐ、これは大変な美談ですよね。積み上げた友情や愛情にかなうものはなく、相手への信頼を持っているからこそ、代わりにお金を借りてあげようと思う訳です。

ですが、結論から言ってできればやめておきましょう。

では、何が問題となってしまうのかを説明いたします。お金を必要としている人の代わりにお金を借りる。これの何がいけないのか。

最も良くあるのが、長年の友人や恋人であっても、借金を代わりに背負うことによって、信頼していた相手に裏切られてしまうということです。きちんと書類を作るのであればまだしも、自分は別段必要としていない借金を、友人にために背負うというのは非常にリスクのある選択に違いありません。

そのご友人が必ず返済してくれるという確証がない以上、また、代わりに借りたとしても実際にお金を借りているのはご質問者さまですから、自分の収入から返済していかなくてはなりません。

もし何かあった時、厳密には自分のものではない借金を真面目に返済していく覚悟はおありでしょうか? 多くの人はそこまでモチベーションを保てません。

俺とあいつの仲はそんなもろいものじゃない!と思うのは良いのですが、できればお金は切り離して、それ以外の方法で手助けしてあげましょう。

どうせお金を借りるのであれば、自分のために借りた方が数倍も良いです。この機会に、思い切ってこれまで高額だったので手が出なかったものを購入したり、新しい趣味にチャレンジしてみてはいかがでしょう。

【参考ページ】
名義貸しという行為にも注意しよう

消費者金融からの借金に悩んでも代わりに借りるのはダメ

人生を楽しく送るためにお金はなくてはならないものです。ただし、そのお金が人生を狂わせてしまうことも、多くの方が体験しておられるのも事実です。仲の良い家族が遺産相続で仲たがいしてしまうことはよくあることです。トラブルが悪化して弁護士に相談するケースも増えています。また、離婚の理由となる大きなものに配偶者の借金問題があるのも間違いのない事実です。愛情がお金のトラブルで破綻してしまうことは少なくありません。

であれば、私たちは、お金についてもっと真剣に考えなければいけないでしょう。お金を稼ぐ方法とお金の使い方、そして、誰にでも起こりうる資金難の際のお金の借り方についてです。

現代は、生活のあらゆる場面でカードを利用します。バスや電車など交通機関を利用するにはスイカやパスモなどのICカードがあります。普通に券売機で切符を買って乗車するよりもカードを利用した方が運賃が安くなるのは不思議な話ですが。人件費などを考えるとあらゆる場面で機会化した方が安上がりになるからかも知れません。

また、ショッピングの際にはクレジットカードやデビッドカードで決済が出来ます。日常的に多額の金銭を持ち歩かずに済むので便利な反面、金銭感覚が薄らぐというデメリットもあります。カード時代を生き抜くには、利用者側が知識をもって正しく使うよう努力する必要がありそうです。また、クレジットカードには、キャッシング機能が付いていますので、急に現金が必要になった時に資金調達用として利用することも出来ます。ただし、金利が高いので早期返済を原則にした利用を心がけましょう。

かつては、日常生活の中で急にお金が要り用になった時には、人にお金を借りるという方法をとっていました。親・兄弟や友人・知人にお願いをしてお金を貸してもらうのです。ただし、この方法は、キチンと返済が出来ない場合に人間関係を壊すリスクを抱えており、借りる側も貸す側もどちらにとっても精神的負担が大きく、大切な友人などを失う可能性があるものでした。

カードローンやキャッシングが人々に受け入れられるようになったのには、お金を借りる時に人を介さないという点が魅力に思われたのではないでしょうか。誰にも迷惑をかけないという思いが、借金に対するハードルを下げたと考えられます。また、パソコンの普及もカードローン利用者の増加に影響を与えていることも間違いないと言えるでしょう。

多くの方が自宅にパソコンを持つようになり、金融機関はインターネットで取引が出来るネットバンキングに力を入れるようになりました。今では、殆どの金融機関が、取引きをインターネットで出来るサービスを提供しています。以前は、カードローンなどの申込みに店頭で対面方式で行っていたものが、今は金融機関のホームページから審査の申込みが出来るようになっています。また、審査申込みからキャッシング用のカードを受け取るまでの全ての手続きが来店せずに行える「来店不要型カードローン」の登場は、忙しい時代に生きる人々のニーズにマッチしたようです。対面方式でない手続きも借金に対する抵抗感を薄くしたと考えられます。

カードローンの提供先は、かつては消費者金融などの貸金業者が主に取扱いをしていましたが、現在は、大手都市銀行をはじめとする殆どの金融機関で提供するようになっています。顧客を獲得するために各金融機関は様々なサービスを打ち出し、利用者にとっては魅力的な商品が増えてきました。一定期間無利息でキャッシングが出来るサービスは、アコム・レイク・プロミスなどの大手消費者金融で提供しているサービスです。個人への信用貸し付け業務のノウハウを心得た業者の打ち出したサービス提供だと言えるでしょう。

また、地方銀行や信用金庫などでは、年金受給者を対象にしたカードローンを作るなど、地域住民のニーズに応えるサービスを考え出しています。その他、銀行との取引に応じて金利優遇をするものなど、情報を知っていればいるほど、有利なキャッシングが出来る環境になってきました。

ただし、世の中にいくら魅力的なサービスがあるとしても、それを知らなければ利用することは出来ません。必要な情報を正しくキャッチする能力が利用する側には求められているようです。そして、どのような良いサービスでも、利用者にある程度の余裕がないとメリットを最大限に享受することが難しいのではないでしょうか。

例えば、1週間であれば何度でも無利息でキャッシングが出来るカードローンがあります。このメリットの利用法として、お給料日直前の資金調達があります。お給料日の数日前に毎月資金難になる方はこのカードローンを利用すると、お給料日まで無利息で金を用立てることが出来ます。この場合、お給料という「余裕」があるからこそ無利息というメリットを享受できるわけですが、収入のない方はこのメリットを享受することが出来ません。返せるあてのない借金は厳に慎む必要があります。

また、多重債務に陥る人の中には、返済のために親・兄弟に代わりに借りることをお願いする人がいるようです。かつて、消費者金融がサラ金(サラリーマン金融の略)と呼ばれていた時代がありましたが、その頃は今のように貸金業者の貸出金利が明確に規制されていませんでした。そのため法外に高い金利を設定している業者が存在し、利用者の延滞に対して厳しい督促をかけていました。この督促は、本人だけでなく家族にも及び追い詰められて家族が代わり新たな消費者金融から借金をするケースもあったようです。このような状態になると、家族全てが借金の返済に追われることになります。家庭崩壊、一家離散など悲惨なケースが多発しましたので、お金を借りる時には慎重に返済計画を立ててから借りる必要があります。

また、「代わりに借りる」という意味を考えてみましょう。大切な人が借金に困っていたとして、どこの金融機関からも融資してもらえない状況に遭ったとします。その人を助けたくて自分が借金をした場合、これは代わりに借りたことにはなりません。あくまでも自分が自分の名前で金融機関と金銭消費貸借契約に基づく借金をしたことになります。友人から返済が受けられるかどうか、これはあまり希望が持てないのではないでしょうか。既に多重債務者として生活している方にとって、督促の厳しくない友人への返済がいつできるかとは答えられないでしょう。結果的に、大切な人と自分との関係が壊れてしまうリスクがあると考えてください。

多重債務に陥った場合、弁護士や司法書士などの法律の専門家に早めにアドバイスを求めることをおススメします。法律家は、債務整理の方法として、任意整理・個人再生・自己破産の中から最もその人に適した方法をアドバイスしてくれるでしょう。任意整理は裁判所を介さずに債務整理が出来る最も簡単な方法です。債権者(貸金業者)との交渉を法律家が仲介してくれるので早期解決に繋がります。

また、個人再生は、裁判所がこの者には返済能力がないと認めた場合(破産宣告)に債権者と弁護士などが調停をして、債務を大幅に減免(5分の1~10分の1程度)することが出来るものです。手続き後原則3年間で返済をしますので、債務者にある程度の収入があることが基本条件となります。自己破産のように全ての債務が帳消しになるものではありませんが、債務減免によって生活の立て直しが可能なことや、自宅などを処分せずに済むのがメリットです。

もしも、友人やご家族が借金問題に悩んでおられたら、上記のような方法があることを教えてあげてください。また、弁護士などの相談費用を心配されている場合は、扶助制度があることも併せて示して上げてはいかがでしょうか。参考になるのは「日本司法支援センター法テラス」のホームページです。このサイトは、法的トラブルの総合案内所として開設されており、経済的に余裕がない方の相談にアドバイスをしています。

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