消費者金融のカードローンは、大変利便性の高いものになっています。大手なら店舗以外にも、インターネットや電話、郵送などで申し込みが出来る上に、条件次第では即日で審査を行ってくれて、その日のうちに融資を行ってくれるところもあります。

また、借入や返済も提携しているＡＴＭから出来るようになっているので、コンビニならメンテナンスの時間以外はいつでも利用が可能です。利便性が高いので、急に現金が必用なときでも直ぐにキャッシングを行って借りることが出来ます。

申込みでは、勤務先や年収、勤続年数、居住年数や居住先等の情報以外にも、他社からの借入状況なども必要事項に入力します。この情報をもとに審査を行いますが、ほかにも信用情報機関で確認して申込者の情報が正しいかも含めて確認を行います。（参考ページはこちら→融資審査で見られる点をチェック）

審査に通ると、借入可能な融資金額が決定しますが、貸金業法の改正で融資金額な年収の3分の1までという制限があります。この制度の目的には多重債務を防止するためのものですが、この制度があるので希望する金額の融資が収入によっては受けられないこともあります。カードの発行後は、カードの限度額範囲内であれば借入や返済は何度でも出来ます。

限度額が足りないときには、増額も可能になっています。では、即日増額可能な消費者金融はあるのでしょうか。基本的には、無理だといえます。増額を行うには、一定期間返済の実績が必用になってきます。実績が積み重なっていくことで優良のお客と判断されて増額が可能になります。

ただ、最初の申込みで５０万円までの限度額が審査では承認されていて、実際の希望は３０万円にしていた場合は、残りの２０万円分は増額が可能になることもあります。大手だと、メンバーの会員サイトで増額の申請が行えるようになっているので、もし審査で承認されているなら即日で増額も可能かもしれません。

限度額が希望よりも低かった場合、増額しないとなると他の会社から借りるしかありません。そうなると、またその会社に申し込むときに審査を受けなければなりませんし、数社の借金を抱え込むことになります。数社の借金があると、支払日などが別になって面倒ですし、その会社ごとの借りた金額にそれぞれ利息がかかるので負担も大きくなります。それよりも、暫くは我慢して最初に申し込んだ一社だけに絞り込んで、実績を重ねて増額をしてもらった方がよいでしょう。

限度額を上げるためには、金融機関からの信頼が一番になります。信頼を得ることで、もう少し融資を行っても返済してもらえるだろうと判断してくれます。そのためには、しっかりとした返済が重要です。利息だけでなく、借りたお金も早く完済していくことで寄り信頼を得られます。余裕がある月には、積極的に追加返済を行っていくことも効果的です。

追加返済をすれば、それだけまだ返済能力があるとみられるからです。ただ、あまり無理をして返済を行ってしまい、後から支払いが難しくなったり生活に支障をきたすようだと止めておきましょう。他社からの借入も行わない方がよいです。他社から借りることは、利用している会社だけのお金では足りないのではないかと思われたり、返済が出来るのかと不安に感じさせてしまいます。

どうしても借りる場合も、早めに完済を行い、増額するまでに終わらせておきましょう。完済させることで、その分実績となります。大切なことは、無理な借入をしないことで、毎回限度額ぎりぎりまで借りていると返済の面で不安に思われます。借入額は少な目にしながら定期的に借りて、完済していくことが効果的ですし、審査でも有利です。

これまでの条件を守ってお金を借りていくことで、増額もしやすいです。また、会社側から増額融資の案内が来たときにはそのときに申請を行った方がよいです。この場合は、既に会社側が増額をしてもよいお客と判断していることが多いので、審査も通りやすくなります。中には、増額案内のない会社もあるので、そのときには自分から増額出来る時期になってから申し込んでみるとよいでしょう。申込は、電話やインターネットなどから出来るようになっています。

増額の審査の場合は、新規の申込みのときのように直ぐに結果が出るわけではないようです。長いと半年から１年ぐらいかかることもあるので、即日で増額してもらいたいときには、他の会社に申し込んだ方がよいかもしれません。ただ、その分審査が厳しくなってくるのでそこは充分に考慮してから利用しましょう。

増額をされても年収の３分の１までしか借りられない総量規制の制度があるので、年収が低い方やパートやアルバイトだとこの制度の対象になって、増額自体が無理なこともあります。例え、年収が高い人でも他社で借り入れたお金の残高が残っていると、年収の３分の１からその分を引いた額が限度額になるので、増額出来ない可能性もあります。出来れば、増額前には他社からの借入を完済させてから増額を申し込んだ方がよいです。

他社からの借入がなく、転職や就職などで年収が上がっていれば、収入証明書などを提出してから増額の可能性は高いです。やはり、大手の消費者金融の口コミなどを見ても、増額は会社側から案内がきてから行った方が上がりやすいようです。会社によって、増額してもらいやすいところとしにくいところもあるようです。ただ、どこの会社でも増額の近道には、一定期間の利用と安定した返済履歴が大切になります。増額を考える場合は、まずは実績を積み重ねることをしていった方がよいでしょう。

増額してもらったからといって返済などを延滞したり、他社での借り入れを増やしたりすると、利用限度額を減らされることもありますので注意が必要です。減額だけでなく、融資を行ってくれないこともあるので増額しても油断せずに返済を行うようにしましょう。

増額したい場合は、電話またはインターネットから申し込めるようになっています。また、申し込みをしたときよりも収入が増えたことを証明する収入証明書を提出して審査を受けます。収入が高めな人は、実績とこの収入証明書で可能ですが、それほど上がってない人は実績に重点を置いて、しっかりと借りながら返済を行っていきましょう。実績を重ねていけば、それだけ返済能力があると判断されますから、まだ余裕があると判断されれば限度額を上げることが出来ます。

通常、新規で申し込んだときは最も低い限度額になっています。これは、まだ実績もなくそのときの収入などによって返済能力を判断するためです。そのため、最初は上限が１０万円だったり、３０万円、収入が高ければもっと限度額が高くなる人もいます。契約をしたあとに、希望金額よりも少ないと感じても、その時は我慢して実績を作っていきことが大切です。

収入が多くなればそれほど問題はありませんが、そんなに誰もが収入を増やせるわけではありませんから、返済と定期的な借入を行って実績を作っていくことが重要になります。何度も繰り返していますが、借りたお金を延滞や滞納などをしないで、利息をつけて毎月返済を行っていきましょう。借入での信用は返済になるので、これをきちんと行っていけば消費者金融から評価されて限度額も上がりやすくなります。継続的に利用しながら、返済を繰り替えいくことが大切なので最初に計画ときちんと行って利用していきましょう。

逆に返済の延滞や滞納などを行っていると信頼を失うばかりか、個人信用機関に金融ブラックとして登録されてしまいます。そうなると増額どころか、要注意人物となって限度額の減額や融資の停止をされてしまいます。一度、信頼を失うと元に戻すのは難しいですから、返済だけはきちんと行いましょう。

総称規制の範囲内での増額が可能ですが、対象になっているのは消費者金融系のものです。銀行系のカードローンは対象外なので、どうしても年収の３分の１以上借りたいときには、銀行系のカードローンにする必要があります。ただし、その分返済の負担が大きくなるわけですから、くれぐれも返済計画をきちんと行ってから利用しましょう。