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バンクイックは消費者金融なのかそれとも銀行系なのか知りたい

アルバイトで生計を立てているフリーターの20代男性です。僕は長年夢だったヨーロッパへ旅をすることを決意しました。しかし僕の給料では旅費が心もとないです。そのため人生で初めてお金を借りることにしました。色々と調べてみた結果、バンクイックというものを見つけたのですがこれは消費者金融なんでしょうか?それとも銀行なんでしょうか?借り入れのしやすい消費者金融なら良いのですが…。僕が調べた限りでははっきりさせることができなかったので、どうか教えてください。
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バンクイックは消費者金融ではなく銀行系のサービスの一つです!

バンクイックはある銀行が展開しているサービスの一つですから消費者金融ではありませんし、独立した企業でもありません。そのため、借り入れの基準も銀行にならったものになります。つまり、借り入れの審査がやや厳しめだということですね。しかし、その点を補って充実したサービスであると言えます。

バンクイックは、他の銀行や消費者金融とは違って独特な審査方法を実施している点が魅力です。インターネットでの申し込みはもはや当然のことと言えますが、テレビ窓口という方法があるのです。受付時間は平日は9時から20時まで、土曜や祝日は10時から18時まで、そして日曜は10時から17時までとなっています。このように時間制限はあるものの、曜日に左右されず申し込みができるところが便利ですよね。
(⇒融資審査の基準はいかに?

それから審査がとても速いというところも優れたポイントで、最低でも40分程度であっという間に完了してしまいます。運転免許証さえあればすぐに審査が受けられ、かつキャッシュカードもその場で発行してくれるようになっています。このテレビ窓口での申し込みであれば、通常の借り入れ審査とは違って面倒な書類提出を省くことができますし、借り入れをしたいときでも即座に利用が可能になるのです。

また、銀行系のサービスですから総量規制が適応されません。つまり年収の3分の1までという決まりはないので、もし多額のお金必要な場合でも安心して借り入れをすることができます。借りる方法はとても簡単で、銀行の提携ATMやコンビニからすぐに引き出せるのです。しかしながら、一日に引き出せる最高額は50万円までとなっています。利用限度額については200万円までですから、それ以上の借り入れはできないということに十分注意してください。

一方、借り入れの最低利用額は1000円からなので「今ちょっとだけ必要なんだけど…」という人でも問題なく利用できるようになっています。状況に応じて柔軟な借り入れができるということですね。この点もバンクイックの良いところと言えるでしょう。ただ、ATMから引き出せない時間帯もあるので、そこは注意しましょう。利用不可能な時間帯は毎週月曜の深夜1時から5時、そして第2土曜日の21時から翌朝7時までです。

返済についても同様に銀行ATMやコンビニATMを利用すれば簡単にできますから、時間や場所をあまり気にする必要がありません。しかも嬉しいことにATMの手数料や時間外手数料は無料なんです!ただし、返済期日はしっかり守るようにしてくださいね。期日の選択肢は「35日ごとの返済」か、「毎月指定した日にちに返済」の2つがあり、自分で選べるようになっています。返済期日が近づくとメールでお知らせしてくれる機能もありますから、ついつい忘れがちになってしまう場合でも安心ですね。

これまでご説明したとおり、バンクイックはとても扱いやすいサービス内容になっていますから、あなたのように初めての借り入れでも安心して利用することができますよ。

バンクイックは消費者金融のサービスではありません

バンクイックは消費者金融のサービスではなくて、銀行のサービスです。バンクイックは、日本で最大規模を誇る三菱UFJ銀行のサービスです。ですから、銀行カードローンの一つだといえるでしょう。

消費者金融のカードローンであっても、銀行のカードローンであっても、お金を借りることさえできればどちらでもかまわないと考える人もいるようです。しかし、両者には大きな違いがあることは知っておかなければなりません。借りる側としては、銀行から借りておいた方が良いケースが多いのです。(参考ページはこちら→銀行と消費者金融には明確な違いがある?

最も大きな違いは法律による規制です。消費者金融から借りる場合には貸金業法の規制が適用されるという点に注意しなければなりません。貸金業法には様々な規制がありますが、直接的に影響してくるのが借入限度額に関する規制です。借入限度額は、年収の3分の1までと定められています。

仮に年収が450万円の人がいた場合、この人が消費者金融からお金を借りようと思った場合には、借入限度額は最大でも150万円にしかならないのです。たくさんの資金を借りなければならない場合には、これでは少なすぎることもあります。銀行は貸金業者ではありませんから貸金業法の規制を受けることはありません。ですから年収の3分の1を超えて借りることができるケースもあります。

貸金業者とは何なのかと言うことがわからない人もいるようですから、ここで少し説明を加えます。日本で金融サービスを提供するためには、たいていは何らかの法律が関係してきます。証券の売買にしても融資にしても、金融サービスは経済の根幹をなす部分ですから、法律によって厳しく規制されているのです。

たとえば、証券会社は金融商取引法などの法律によって規制されていますし、保険会社は保険業法等法律によって規制されています。同じように銀行は銀行法という法律によって規制されていて、貸金業者は貸金業法という法律によって規制されているのです。

消費者金融などのように、銀行ではない業者が貸付を行うときには、貸金業者として登録をしなければなりません。単一の都道府県で営業をするのなら、その都道府県に登録をしなければなりません。複数の都道府県で営業をするのなら、国に登録をしなければならないのです。

そして、貸金業法の規制の範囲内で営業しなければなりません。貸金業法の規制を守らなかったり、あるいは登録をせずに貸付を行ったりした場合には違法行為となります。そうなった場合には厳しく罰せられることになります。消費者金融は貸金業者として営業をしていますから、貸金業者の規制を守らなければなりません。そのために、独自にサービスを提供すれば、いろいろな規制を受けなければならないのです。

バンクイックは、銀行のサービスですが、実質的には子会社のアコムが提供しているサービスだといえるでしょう。アコムと言えば消費者金融大手として有名な会社の一つです。資金自体は三菱UFJ銀行が貸し出すのですが、その際の債務保証はアコムが行っています。つまり、アコムがリスクを引き受けているわけです。

アコムは、もともとは完全に独立した消費者金融だったのですが、現在は三菱UFJ銀行の傘下の企業となっています。これには長い経緯があります。消費者金融は、貸し付けるための資金を銀行から借りるというのが一般的でした。ですから、メインバンクとは密接な関係があったのです。そのメインバンクとして用いていたのが三菱信託銀行です。

古くから密接な関係があり、このようなことから東京三菱銀行が誕生した後には、東京三菱フィナンシャルグループとアコムの子会社が合弁で東京三菱キャッシュワンを設立します。これが銀行のサービスとして提供されるようになるのです。

その後、東京三菱銀行はUFJ銀行と統合して、三菱UFJ銀行が誕生し、持ち株会社として三菱UFJフィナンシャルグループが誕生します。このころには、キャッシュワンは債務超過に陥るなど、経営が悪化するようになるのですが、これに対してアコムは減資に応じるなどの対応をとっています。

2008年頃から消費者金融業界には悪風が吹き始めました。特に過払い金の返還請求は大きなダメージを与えたといえるでしょう。アコムは経営基盤が脆弱になったのですが、これを三菱UFJフィナンシャルグループが救済します。株式公開買い付けを行って子会社化したのです。このようにして、銀行のグループになったといえるでしょう。

三菱UFJフィナンシャルグループというと巨大な金融グループで、統合を繰り返してきたためにいろいろな子会社を抱えています。貸金業者に対しては統合が行われ、かつて作られた東京三菱キャッシュワンもアコムに統合されることになるのです。こうしてアコムは三菱UFJフィナンシャルグループの消費者金融の中でも最も重要な地位を占めるようになったのです。

現在のところ、アコムは三菱UFJ銀行のバンクイックの保証を行っています。ですから実質的にはアコムが融資を行っているとも考えられます。バンクイックを利用するためには審査を受けなければなりませんが、このときにはアコムが中心となって審査を行います。ですから、アコムの審査に落ちる人ならバンクイックの審査にも落ちるでしょうし、逆も同じように考えられます。

アコムと言えば現在でも消費者金融大手としてサービスを提供している会社ですが、アコムがアコムとしてサービスを提供するときには貸金業法の規制を受けます。そのため、いろいろと不利なこともあるのです。総量規制があるために、貸し付ける金額が制限されるというのも不利な点の一つだといえるでしょう。また、50万円を超えた貸付の場合には、収入証明を求めなければなりません。

このような規制はバンクイックには適用されません。実質的な部分についてはアコムが担っているのですが、バンクイックは三菱UFJ銀行の提供するサービスですから、貸金業法の規制を受けることはないのです。そのため、大きな資金を必要としている人に対しては、アコムとして融資を行うよりも、バンクイックとして融資を行った方が有利だといえるでしょう。

三菱UFJ銀行のバンクイックはアコムが保証を行っていて、実質的にはアコムのサービスだといえるでしょう。ですが、一応のところは銀行の融資のサービスですから、消費者金融のサービスではありません。

このような形で提供されているカードローンは、実はすでに多くあります。じぶん銀行やスルガ銀行、セブン銀行と言えば多くの人が知っている銀行で、これらの銀行もカードローンを提供していますが、その保証会社はアコムになっています。つまり、アコムは実質的にこれらの銀行を通して融資のサービスを提供しているわけです。

ほかにも、地銀がカードローンを提供するときにも保証を行っています。三菱UFJ銀行くらい規模が大きくなれば子会社として消費者金融を抱えることもできるのですが、規模の小さい地方銀行に同じようなことはできません。そのために、保証会社としてアコムのような消費者金融を利用しているケースが多いです。

銀行と消費者金融とは、もともとは別のサービスを提供してすみわけを行っていたといえるでしょう。それが現在は同じサービスを協力しながら提供するようになって来ました。ですから、カードローンのサービスは消費者金融だけのものではなくて、銀行と消費者金融の両方のものだといえるでしょう。

バンクイックも表面的には三菱UFJ銀行が提供するサービスとなっているのですが、アコムが協力している部分は非常に大きいと考えら絵r増す。実質的には消費者金融のアコムが提供しているサービスだと考えられるのです。ただ、法的には銀行のサービスと位置づけられるために、貸金業法の規制を受けるといったことはありません。

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