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銀行系の金利は消費者金融よりも安いって聞いたんですけど…

僕は一人暮らしをしている大学生です。授業で使う教科書を買うと、生活費が足りなくなることに気づきました。今度のアルバイトの給料までしのげればよいと思ったので、今回だけ借り入れを行うことにしました。身近にある消費者金融を利用しようと思ったのですが、返済額の他にも金利がかかるということをうっかり失念していました。できれば金利が安いところからお金を借りたいです。
(⇒アルバイトにて融資を受けるには

友人から聞いたりネットで調べたりしたところ、銀行系の金利が安いということを知りました。なので銀行系から借り入れをするつもりでいます。金利が安いこと以外にも何か特徴はあるのでしょうか?(参考ページはこちら→利点が多い銀行系の借入

金利は安いが、審査が厳しいので人によっては借り入れが困難

金利は確かに安いのだけれど、その反面審査がとても厳しくなっているの。銀行がより信用というものを重視している証拠ね。あなたのように初めての借り入れを利用する人で、かつ一定の収入を得ているのならあまり心配しなくても大丈夫。それにあなたは幸いにもアルバイトをしているということだから、審査に落とされてしまう要素はほぼないと言えるわ。けれど、過去に何度か借り入れをしている人にとっては銀行の審査というのは難しくなってきてしまうの。
(⇒厳しい審査にも通るには

銀行は金利も安いし、総量規制にひっかからないという点から審査を無事通過してしまえばとても利便性の高いものだと言えるわ。けれど、ある程度の自由を与えている分、返済に関しては消費者金融よりもずっと厳しいの。過去に何度も借り入れをしている人は「慢性的にお金不足の人」だと思われるし、返済を滞納したことがある人は「お金の使い方に問題がある」と思われるわ。

こういった要素が見つかれば銀行側は相手に融資をすることができないと判断し、審査で落としてしまうの。つまり、お金を借りるにしてもやたらと借り入れの件数を増やさないこと、そして返済を怠らないということがとても重要なのよ。

銀行から借りるのが難しいと思うなら、もう一度消費者金融の利用を視野に入れておくのも良いでしょう。いわゆる大手の消費者金融は、初回利用時や一定の金額を借り入れした場合は無利息になるサービスを提供しているところも多いわ。それにあなたの場合は次のアルバイトのお給料までしのげればいいということだから、これは悪くない提案なんじゃないかしら?

消費者金融は総量規制があるから年収の3分の1までしか借りられないという制限はあるものの、借りやすさでいえば銀行系よりは優れているわ。審査もインターネットなどで行えば30分程度で終了させることだってできる。だから、突発的な借り入れには消費者金融は適任だと言えるの。

どれか一つの借り入れ先にこだわるということも、もちろん大切なことの一つよ。でも一番重要視してほしいと思うのは、どうすれば困窮した状況をいかに早く、正確に解決できるかということ。あまり難しく考えすぎると、かえって良い結果をもたらさないこともあるわ。頭を柔らかくして、適切な借り入れをすることができるように計画を立てていくようにしてね。

銀行系の消費者金融とその金利水準の変化について

消費者金融の中には銀行系と呼ばれているものがあります。かつてはほかのものとはいろいろな違いがあったために明確に区別されていたのですが、現在では明確に区別されることはなくなってきました。ただ、現在でも違いはないわけではありませんから、大まかな区別を知っておくと選ぶときに役に立つでしょう。

そもそも銀行系というのはどういったものかというと、設立時に銀行が出資したものを指します。銀行の資本が入っているために、銀行系と呼ばれるようになったのです。このようにして設立されるようになったのは、2000年ごろからです。この時期には、すでに銀行はカードローンのサービスを提供していましたが、それとは別に合弁会社を設立したのです。

銀行はカードローンのサービスを提供していたのですが、対象としていたのは比較的信用力の高い人です。たとえば、正規雇用として働いている人や公務員などがこれにあたります。継続的な収入が安定して得られると見込まれる人を対象としてカードローンのサービスを提供していたのです。

なぜ信用力の高い人にしか貸し付けなかったのかと言いますと、古くから銀行は信用力の高い人にしか貸し付けてこなかったからです。つまり、信用力の低い人に貸し付けるだけの情報や技術がなかったといえるでしょう。これに対して消費者金融は信用力の低い人に対する融資については多くの情報や技術を持っています。

なぜなら、元々信用力の低い人に対して貸し付ける業務を行っていたからです。信用力の高い人に対しては銀行が融資を行っていました。その隙間の産業として生まれたとも考えられます。誕生の理由はともかくとして、誕生してから信用力の低い人に対する融資をずっと行ってきましたから、情報や技術が蓄積されていました。

この情報や技術を利用することによって信用力の低い人に対しても貸し付けることができますし、また銀行の豊富な資金力を活用することもできるために、サービスの向上につなげられると考えられたのです。言い換えれば、銀行が情報や技術を利用するために、出資して合弁会社を設立したともいえるでしょう。

その特徴は、銀行が出資していることによってコンプライアンスがしっかりしていることです。銀行と言ってもメガバンクと呼ばれる規模の大きい銀行が出資しているわけですから、親会社は厳しい目でコンプライアンスを監視しているわけです。そのために、法律に違反するようなことは行うことができなかったといえるでしょう。

その一つが利息制限法による利率の上限を守っていたことです。当時の貸金業界ではグレーゾーン金利で貸し付けることはそれほど珍しいことではありませんでした。グレーゾーン金利とは、利息制限法で定められた利率よりも高く、出資法で定めら他利率よりも低い水準を指します。

そもそも利率を定めた法律が二つもあり、どちらを基準にして決めるのかが曖昧な状態であったことが問題だったといえるでしょう。利息制限法の方が上限は低く定められていて、違いがあったのです。この場合、両方の法律をきちんと守ろうとすれば利息制限法の上限を守るべきでしょう。

しかし、利率を下げれば収益は小さくなるのですから、収益を拡大したいと考えている貸金業者ならそれを超えて貸し付けたいと考えるのは当然のことです。法律が曖昧であったために、出資法の上限よりも低い利率で貸し付けようというのが、業界内での常識だったともいえるでしょう。

利息制限法の上限は守っていなかったにもかかわらず、出資法の上限は守っていたのですが、これにも理由があって、出資法については罰則規定が明確に定められていたために、法的リスクを考えれば守らざるを得なかったと考えられます。利益を追求すればグレーゾーンの水準で貸し付けるというのは、このような理由によるのです。

銀行系の場合、銀行が親会社ですからコンプライアンスは重視されます。そのために、元々利息制限法の範囲で融資を行っていました。利息制限法の上限を超えた利率で貸し付けていた当時の貸金業者と比較すると、利率は低かったのです。そのために、利息の支払金額小さくなるといった特徴が取り上げられて、一時期は人気を集めたといえるでしょう。

ただ、現在ではすべての貸金業者は利息制限法の上限を守って営業を行っていますから、この特徴はそれほど大きなものではなくなってきたと考えられます。それにもかかわらず、現在でも人気を集めている理由は、銀行という有料企業がバックアップしていることによって、安心感があるからだとも考えられます。

銀行の資本が入っていると言っても、これには2つに分けることができます。その一つが、銀行の参入です。個人向けの無担保融資は、もともとは貸金業者が独占するような状態になっていました。ここに銀行が参入しようと企てたのです。銀行が参入するためには情報や技術が必要となるのですが、これを獲得するために合弁会社を設立したものがあります。

アットローンは三井住友銀行とプロミスの合弁で設立されましたし、あおぞらクレジットはあおぞら銀行とオリックスの合弁で設立されました。このように、設立時に銀行が出資したものがあります。

もう一つは、後から資本参加したものです。もともと貸金業者として経営を行っていて、それを銀行が出資したり買収したりして資本が入ったものがあります。たとえば、新生フィナンシャルはその一つです。レイクという名前の消費者金融は、大手としてかなり有名だったといえるでしょう。このレイクは、まずGEに買収されてGEコンシューマーファイナンスとなります。

そして、新生銀行がこれを買収して新生フィナンシャルとしたのです。元々経営が成立していたものを買収した形で資本参加することになったのです。なお、レイクとして存在していた貸金業者は、現在は新生フィナンシャルという名前になりました。そして、社名でなくなったレイクという言葉は、新生銀行のカードローンのサービス名として使われるようになったのです。

現在のところは大きく分けて二つの種類になります。どちらにも共通していることは、有人の店舗を持っていないことでしょう。比較的新しく設立されたものが多いですし、古くからあるものであっても、銀行の資本参加によって経営方針が大きく変化して効率化が行われたものが多くあります。そのために、人材を配置せずに効率的な経営が行われていると考えられます。

有人の店舗がなくても、たとえば銀行を窓口として融資を行うこともできますし、最近ではインターネットを活用することで店舗を不要にすることもできます。これが全体的な共通点で、豊富な資金力のある銀行がバックについていることからこのような効率化を行うことができたとも考えられます。

それぞれでサービスを提供しているのが普通ですが、中には銀行のサポートが中心的な業務になっているものもあります。銀行のサポートとは、つまり債務保証です。銀行がカードローンのサービスを提供するときに債務保証を行えば、銀行としてはリスクを抑えてサービスを提供することができます。

銀行が出資した目的の一つがこの債務保証の業務です。ですから、当然のことと言えば当然のことなのですが、債務保証をすることによって消費者金融としては規模の拡大には適しているといえるでしょう。独自で新規顧客を開拓するよりも、銀行の顧客を対象とすることによって、顧客の拡大が容易にできるようになったのです。そのため、親会社以外の銀行の債務保証を手がけるものもあります。

このように、銀行の資本が入っていると言うだけで銀行系消費者金融と呼ばれるのですが、その実情はそれほど特殊なものではないといえるでしょう。銀行の資本が入っていないものであっても同じような業務を行っているものもありますし、金利水準はそれほど違いはありませんから、サービスの違いを把握するための分類と言うよりは、設立の経緯の違いだと考えておいた方が良いです。

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