今度初めて消費者金融を利用してお金を借りてみようと考えている28歳のOLです。勤め先は大手化粧品会社の販促部です。消費者金融を利用する理由は、来月末に大学時代の友人らと一緒にハワイ旅行に行くからなのです。
その旅行費用を消費者金融で借りようと思うのです。でも、ひとつ気になる事があるのです。それは「消費者金融を利用すると自宅に届く郵送物がある…」といったことなのです。
できれば同居している両親には消費者金融を利用していることは知られたくありません。別にばれても怒られることは無いと思うのですが、決して良い顔はされないからです。
そこで消費者金融から自宅に届く郵送物ってどんなものなのですか?教えてください。
消費者金融から郵送物届くが多くはありません
消費者金融を利用してお金を借りると消費者金融から自宅に届く郵送物は必ずあります。ただし、頻繁に届く訳ではありませんよ。また、消費者金融から自宅に届く郵送物で一番の心配事は、やはり家族の人にばれてしまうことでしょうね。
でも安心してください。開封して中身を見られない限り、家族の人にばれることはありません。なぜなら、自宅の届く郵送物は送り主が別の会社名となっているからです。
また、消費者金融によっては本人限定の配送となるので、同居している家族が受け取れないようになっています。それゆえ、家族が留守の間に届けてもらうことも可能です。
では消費者金融からどのような郵送物が届くのでしょうか?まず最初の契約時に、契約書とカードローン専用カードが自宅に届きます。これの受け取りは拒否できません。
しかし、契約と専用カードの受け取りを最寄りの消費者金融の店舗に赴いて済ましたり、無人契約機を利用して済ませば自宅に届きません。また、毎月の利用明細書も自宅に届きます。
利用明細書の送付は、貸金業法によって必ず利用者本人に送ることが義務付けられています。しかし「Web利用明細」に切り替えられれば自宅への郵送は無くなります。また、消費者金融によってはATM利用時に発行される明細書をもって毎月の利用明細書の代わりとしているところもあります。
基本的には以上の2つが消費者金融を利用すると必ず自宅に届く郵送物となります。それ以外のケースとしては、返済を延滞した時です。返済を遅れたり滞納すると、消費者金融から返済の督促状が届きます。
そして、この督促状の受け取りは拒否できません。また、いつ届くのかもわかりません。そのことから返済の督促状によって家族に消費者金融でお金を借りている事がばれてしまうケースが多いようですね。
その他には稀なケースですが、増額のお知らせや新規融資のお誘い等の営業的な郵送物が自宅に届くこともあるようなのです。また、増額や営業的なお知らせは電話で来る場合が多いようです。
そして、営業的なお知らせの郵送物の場合は、自宅に届かないようにすることは可能です。とまれ、消費者金融を利用した際に必ず自宅に届くものは、先の契約書と専用カードに加えて毎月の利用明細書と考えて頂ければ良いと思います。
消費者金融のカードローンが本人確認書留で届く
消費者金融などの貸金業者を利用する人の中には、家族や勤め先にキャッシングの利用を知られることを極端に恐れる方が多くいます。このような方達は、既にいくつかのローンを抱えておられるのかも知れません。キャッシングは、利用の仕方を間違えると、多重債務者に陥るリスクが高い金融商品です。テレビCM等で明るいイメージで宣伝をしていますが、これらのメリットを享受するためには、利用者側の自制心のある利用が必要不可欠であると言えるでしょう。
現在のように、カードローンの利用者が急増してきた背景には、かつて消費者金融がサラ金(サラリーマン金融)・マチ金などの呼称で呼ばれていた時代の負の歴史が影響してます。高金利で個人に融資し、延滞者には執拗かつ恫喝的な取り立て行為を行う業者が存在し、追い詰められた債務者は借金返済のために新たな貸金業者から借入れをして多重債務に陥ります。その結果、家庭が破綻し、自殺する人も多く出ました。このような状況を打開するために、政府が様々な法制度を整えた結果、現代のように利用者にとって利用しやすい環境が整ってきたわけです。(参考ページはこちら→最近は使いやすい金融業者ばかりです)
グレーゾーン金利の撤廃、総量規制など、貸金業者にとって厳しい時代が到来し、カードローンの利用者は消費者金融から銀行へとシフトしてきました。顧客獲得競争の激化により、金融機関はそれぞれ利用者ニーズを考えた特色のあるサービスを打ち出すようになりました。利用者にとってはカードローンの選択肢が増えたことになります。
時代の流れとともに、一般生活者にとって様々なことがパソコンのインターネットで出来るようになりました。インターネットで買い物をするメリットは、重いものを自宅まで運んでもらえる点や、パソコン画面でじっくりと商品を吟味できること、忙しい時間の合間に自宅で買い物が出来ることなどです。また、銀行などでも取引きをインターネットで行えるネットバンキングを提供するようになりました。その結果、カードローンの利用申し込みなども店頭に出向かずに自宅で行えるようになったのです。
「来店不要型カードローン」と呼ばれるものがありますが、これは、カードローンの審査申込みを金融機関のホームページから行えるものです。また、その後の手続きについてもメールや郵送で全て完結出来るため、手続きの全てにおいて来店する必要がありません。忙しい時代に生活する人々にとってメリットとして受け入れられたようですが、反面、キャッシング(借金)に対するハードルが低くなったと懸念される向きもあります。
カードローンは、金融機関から借金をすることですが、「キャッシング」という言葉が借金のイメージを柔らかくしている感があります。利用される方々は、あくまでも借金であることを忘れずに、借りたお金には利息を付けて返済する必要があることを意識する必要があるでしょう。また、このローン商品は無担保・保証人なしでお金を借りられるタイプですので、一般の融資金利と比較すると高利が設定されていることも忘れてはいけません。正しい知識をもって、返済計画を立てた上で利用するようにしてください。安易に利用すると、返済困難に陥ります。また、一つの貸金業者の返済に困ったからといって、新たな消費者金融から借入れをすると多重債務者になるリスクが高まることを覚えておいてください。
一度、多重債務者になるとそこから抜け出すのは大変です。自分で借金を整理する方法としては、銀行のおまとめローンなどの利用があります。銀行のおまとめローンは東京スター銀行がテレビ広告をしていますので、ご存知の方もおられるでしょう。東京スター銀行以外にも、複数ローンを一つにまとめるのに利用出来るローンがありますので、検討されてはいかがでしょうか。
複数のローンを一つにまとめるメリットは、設定金利が低くなる可能性があることです。これは、カードローン設定金利の仕組みに理由があります。例えば、三菱UFJ銀行のカードローンを例にとってみると、ご利用極度額は10万円~500万円、金利は年4.6%~14.6%に設定されています。この場合、審査で決められたご利用上限額が500万円の方は4.6%でキャッシングをすることが出来ますが、ご利用上限が10万円で契約された方は14.6%が適用されます。高額契約者であるほど低金利、小口利用者になるほど高い金利になる仕組みです。
その為、複数の小口ローンを利用している方は、必要以上に高い利子を支払っている可能性があります。ローンを一つにまとめ、大きな金額で契約することが出来れば、低い金利が適用され、毎月の返済負担を大幅に減額出来る可能性があります。また、ローンを一つにまとめることで返済日も1日になりますので、返済に追われる心理的負担からも解放されるのではないでしょうか。
その他、自分で整理出来ないほどの借金を抱えている方は、早めに弁護士などの法律の専門家のアドバイスを求めることをおススメします。借金問題は一人で抱え込むと解決が遅くなるばかりでなく借金が膨らんでしまうリスクが大きいからです。もしも、弁護士などに相談する費用が捻出できない方は、扶助制度が利用出来るかも知れませんので「法テラス」のホームページを参考にしてください。
使い方を間違えると、カードローンは生活を破たんさせるリスクがあります。ただし、多くの方がこの金融商品の顧客になっている事実から考えると、正しい使い方をしてメリットを享受している方が多いことも事実でしょう。ある程度の預貯金のある方が、キャッシング用のカードを保有する理由は、消費生活における保険の意味合いがあると考えられます。日常生活には、誰にでも急に現金が必要になる時があり得ます。そのような時に、ATMからお金を引き出せるローンカードがあれば慌てる必要がありません。
また、短期間で返済すれば負担する利子もわずかな金額で済むことになります。中には、一定期間の無利息キャッシングサービスを提供しているカード会社もありますので、利子負担0円で資金調達が出来る可能性もあります。どのようなものも、利用する側が正しい知識を持つことで、メリットを享受しデメリットを避けることが出来るのではないかと考えます。
また、現代人は確かに時間に追われて生活をしている人が多くいます。パソコンや携帯端末を利用して、銀行取引が出来ることは大きなメリットであると考えられます。カードローンの審査申し込みを金融機関のサイトから行えることも、利用者にとっては魅力でしょう。審査時間も今は大幅に短縮されているようで、中には30分で審査結果が得られるところも出てきています。カードの受取は本人確認郵便で届くので、本人以外の人が受け取る心配はありません。今後もカードローンの利用者は増加することが予想されます。
では、どの金融機関のカードを持ったらよいのか、多くの方はインターネットの情報を参考にされるのではないでしょうか。今は、どんなことでもパソコンがあればインターネットで瞬時に調べることが出来ます。ただし、インターネットの情報は全てが正しいものではありません。中には間違った情報や悪意のある情報が流れていることを覚えて置いてください。
カードローンを比較したサイトが多数存在します。このようなサイトは、一度に複数の金融機関のカードローンの情報を見ることが出来るので比較・検討するのに便利です。ただし、あくまでも個人が作成している情報であれば、個人の意見が入り、また間違うこともあるでしょう。一つのサイトの情報だけで決めずに複数のサイト情報を比較すると良いのではないでしょうか。また、最終的な判断は、金融機関の公式サイトを確認し、不明な点は店頭や電話で直接問い合わせるようにしてください。面倒がらずに情報を収集すること、自分の目と耳で確かめること、これが大切だと考えます。