借入はできるだけ手軽に行えるほうが準備も少なくて良いですが、手続きが簡単に行えて、しかも融資が早いといえばやはり消費者金融があげられます。以前はあまり良いイメージを持たれないこともありましたが、最近では来店なしでもインターネットから24時間いつでも申し込みができること、以前よりも安心して利用できる金利になったこともあり、より身近な存在となっています。

申し込み方法については原則無担保、無金利で利用することができ、小額の利用なら身分を証明できる書類があれば手続きを行うことができます。来店、自動契約機、インターネット、郵送、電話など様々な申し込み方法が用意されているのも便利なところです。

消費者金融を利用する場合は、まずは安心して利用できる業者を選んでおくことが大切です。消費者金融は実に多く存在し、誰もが名前を知る大手、そして、あまり名前が知られていないものの長い実績を持つ中小の業者もあります。初めて利用する方の場合は、どの業者を選ぶかで悩むところですが、そういった場合にはランキングサイトや比較サイトがよく利用されています。サイトでは業者の特徴がわかりやすく紹介されていますので、金利や限度額なども比較しやすく選ぶ際に良い参考となってくれます。

そして、こうしたサイトで紹介されている業者は大手が多く、まずは大手業者から選ぶという方は多いのではないでしょうか。大手消費者金融を選ぶメリットとしては、まず有名で豊富な実績を持っていることから安心して選ぶことができることがあげられます。

そして、大手の場合は金利が安く設定されていること、融資限度額が大きいこと、迅速に対応してくれることなどがあげられます。大手の場合は即日融資に対応してくれることが多く、しかもサポートもしっかりしているのではじめての方にも安心して利用することができます。

さらにインターネットからの申し込みに対応している。コンビニでも使えるなど利用できるATMが多い、返済も来店なしで行えるなどサービス内容も優れています。こうした業者を利用したい場合は、まずは手続きをし、審査の結果を待つことになります。審査の結果が出るのも早く、最短なら30分程度で結果を知ることができます。そして、審査にクリアできるとその日のうちにも融資を受けられるようになります。

とはいえ、申し込みをすればすぐにお金が得られるとは限りません。融資が受けられるのは返済能力があると認められた人のみですので、それゆえに、条件に合わない場合は融資を受けることができません。大手消費者金融は信頼性も高いゆえ、審査も厳しく行っている傾向にあります。

すでに多くの金額を借入をしている方の場合は利用できないこともありますし、複数社から借りているという場合もやはり審査には影響が出てきます。さらに仕事を持っている場合でも収入が極端に少ないという場合も融資を受けることは難しいですし、現在の借入状況に問題はないものの過去に自己破産などの債務整理をしているとそれが理由で審査を断られてしまうこともあります。

大手消費者金融に断られたら、もう融資は受けられないのかということとなりますが、そういったことはありません。業者により審査基準は違いますので、ある業者の審査に落ちてしまった場合でも、他の業者であれば利用できることがありますので、他の業者の審査を受けてみるのも良いでしょう。

そして、現在の借入に遅延などがある場合は、他の業者に申し込んでも融資が受けられない場合がありますので、返済はきちんと済ませておくなどの努力も必要です。それからいきなり大きな金額の融資を希望するよりも、融資希望額を控えめにしておくことも審査を通りやすくするポイントとなります。

消費者金融の審査は何社までという決まりがあるわけではありませんが、ここで気をつけたいのは、ある業者の審査に落ちてしまった場合に、次々に違う業者に申し込んでしまうことです。早く融資を受けたいという気持ちから短期間にいくつもの業者に申し込みをしてしまう場合もありますが、短期間に複数社に申し込むといわゆる申し込みブラックという状態になってしまい、数ヶ月は別の業者に申し込みができない状態になってしまいます。申し込んだだけでお金は借りていないものの、申し込みをしただけでも信用情報の記録として残ってしまうことは理解しておきましょう。

大手消費者金融にいくつも申し込んだが、それでもすべて落ちてしまったという場合は中堅の消費者金融、中小の業者の利用も検討してみましょう。中堅の業者は大手ほど知名度は高くありませんが、同じぐらい実績を持っている業者もあり、全国対応しているところもあります。こうした業者もやはり審査はありますが、審査基準は大手とはまた違い、独自の審査基準となっています。そして大手よりも柔軟な審査をしていることも多く、大手で融資を受けられなかった場合も中小の業者なら利用できる人も少なくありません。

そして、中堅業者、中小の業者の場合も、やはり年齢は満20歳以上であることを条件としているところがほとんどですし、返済能力が必要ですので、安定した収入があることが大切です。審査が柔軟な業者でも、まったくの無職という場合はやはり厳しくなりますので、現在仕事を持っていないという場合はアルバイトなどで収入を安定させておくことが大切です。延滞などがある場合もやはり審査には影響がありますので、現在、もし延滞があるという場合はまずは返済を済ませておくことも大事です。

そして中堅業者のほかにも中小の業者もまた多く存在しますが、大手の業者とは違い、こうした業者の場合は情報が探しにくいこともありますので、まずはじっくり情報を集め、信頼性の高い正規の業者を選ぶようにしましょう。

急いでいるときはできるだけ早く融資を受けられるほうが良いですが、このときに適当に業者を選んでしまうと、融資は受けられたものの、実は闇金融だったという場合もあり、そうなると返済でかなり苦労することとなってしまいます。

正規の業者の見分け方としては、まず貸金業を営む場合は国・都道府県から許可を受けなくてはならず登録をしていない業者は違法な業者となります。さらに金利についても利息制限法の上限を大きく超える高金利にしている業者、電話番号も携帯電話番号しか用意していないような業者は避けるようにしたいところです。

インターネットでは貸金業者の情報が豊富に紹介されていますので、それぞれの業者のサービス内容や評判をじっくり調べておきましょう。あとでトラブルを起こさないためにも慎重に選んでいくことが大切です。そして、中堅や中小の業者で良い業者が見つかったら、まずは借入できる条件をよく確認しておきましょう。年齢制限は上限もありますので、年齢の高い方は条件に合っているかをよく確認しておきます。

そして、用意する書類なども確認し、すべて揃えておくこととなります。運転免許証などの身分を証明できる書類は必ず必要となりますが、借入金額によっては収入を証明できる書類も必要となりますし、他にも用意しなくてはいけない書類がある場合もありますので、よく確認しておきたいところです。最近は中小の業者もインターネットでの申し込みに対応しているところが増えていますが、来店のみの手続きとなっている場合もありますので、契約方法についてもよく確認しておきましょう。

中堅業者や中小の業者を利用する場合も、大手の業者のときの申し込みと同じように申し込み用紙に必要事項を記入し、身分証明書のコピーなどの必要書類も提出することとなります。その後は審査が行われ、審査にクリアすることができれば、融資を受けられるようになります。

そして無事融資が受けられた場合でも、遅延などを繰り返していると信頼を落としてしまうことにつながりますので、返済は怠らずきちんと行うことを心がけることが大切です。