近所に小さい消費者金融があるんだけどあんなとこで借りる人っているの？借りるとしたらどんなメリットがあるの？（参考ページはこちら→小さめの消費者金融の利点とは）
せっぱつまっている人には助かる場所です
消費者金融の中には、あまり人に知られていない、無名の小規模金融会社があります。大手の消費者金融と違い、細々と運営しているため、あまり、利用者はいないようです。しかし、一定数の人は、大手の消費者金融ではなく、こういった小規模な消費者金融で借入しようという人はたくさんいるのです。では、いったい、どのような人たちが、どのようなメリットを求めて小規模消費者金融を利用するのでしょう。
一つは、銀行や大手の消費者金融では貸してもらえない人たちが最後の砦として使っているというのがあります。銀行や大手の消費者金融、銀行系消費者金融に比べ、小規模消費者金融は審査がかなり緩いです。そのため、どこも貸してくれない！でもお金が必要！と、そういう人たちは小規模消費者金融に頼らないといけなくなるというわけです。
もう一つは、債務整理後の信用回復に利用するという場合です。債務整理後はどこもお金を貸してはくれません。信用情報から債務整理の事実が消えない限り、銀行や大手の消費者金融はずっと審査に落とし続けることでしょう。しかし、小規模消費者金融は違います。
小規模消費者金融は数年たてば、信用情報に債務整理と言う事実が載っていても貸してくれるようになります。大体その時期は４年～５年ほど経ってからのことです。これで何をするかと言うと、この消費者金融でかりて、きちんと返済するのです。それを何度か繰り返すと、「この人はきちんと返済ができる人だ」と少しづつ信用情報が回復していくんですね。しかし、この状態で遅延をする、返済しないなどのトラブルがあれば余計に信用を無くすので要注意です。この方法を使うという人は、確実に返せる金額を借りるようにしましょう。失敗してしまっては元も子もありませんので慎重に行ってください。
いいところいっぱいの小規模消費者金融ですが借入するにはリスクがあります。一番のリスクは【闇金トラブルに巻き込まれる可能性がある】と言うことでしょう。小規模消費者金融の大半は知名度が低いため、その中に闇金が混じっていて気づきにくいからです。闇金は法外な利息を請求したり、違法な取り立てをしたりするので要注意。きちんと業者の登録番号を確認しましょう。住所がなかったり、架空だったり、電話番号が携帯の番号だったりするのは間違いなく闇金です。電柱や電話ボックスなどに張られている怪しいちらしなど、相手にしないようにしてください。慎重に見極めて申し込むようにしないとあとで大変なことになります。
小規模消費者金融を選ぶメリットとデメリット
キャッシングを提供する消費者金融にはたくさんの業者がありますが、どこで借りても同じというわけではありませんので業者の特徴を判断し、メリットとデメリットを把握する必要があります。消費者金融には独立系もありますし信販会社系もあります。銀行系のカードローンや、銀行グループの消費者金融など経営形態でも様々な内容となっています。その他に規模による違いもありますので、借りやすさも含めて検討することがポイントになってきます。（参考ページはこちら→銀行は消費者金融の融資にも関係している？）
金融業者によって何が違うかといえば、申し込みの時点では申し込み方法が簡単であったり審査が早いと言う点があります。知名度の高い大手消費者金融ではほとんどが自社のWEBサイトから申し込みが可能ですし、WEBからの申し込みで全てが完了できます。審査に関しても10秒以内で融資が可能かどうか診断できますので、借りる側にしてみれば手続きの負担が少ないメリットがあるのです。また提出書類に関しても郵送によらず画像をアップロードできるなど、申し込みのしやすさがポイントになってくるのです。
（⇒大手でも案外融資審査は簡単？）
一方で都道府県単位でしか営業していない小規模消費者金融の場合には、WEBサイトが無い場合もありますのでWEB申し込みは利用できないことが多いと言えます。契約には直接店頭に行く必要がありますので、大手消費者金融のように自宅にいながらにして申し込めることは無いのです。窓口でしか申し込みに対応ができないことですぐに申し込みができない事が多く、即日融資が難しいと言う点もあるのです。
大手消費者金融には申し込み方法の種類が多いため、利用者が自由に選べるメリットがあります。専用のカードで利用したい場合には直接窓口に言ってカードの発行をすればいいですし、店舗がない場合には自動契約機で申込むことが可能です。振込口座を持っている場合にはWEB申し込みによって即日振込キャッシングが可能なのです。大手消費者金融には申し込み方法が複数ありますので、利用者の都合に合わせて自由に選ぶことができるメリットがあるのです。
小規模消費者金融は地域に密着した営業を行っていますが、貸金業法の改正によって金利が引き下げられたこともあり、経営状況が思わしくないところも多いと言えます。大手消費者金融でも貸金業法の改正によって経営が困難になってところもありますので、不安定な要素が大きいのです。貸金業法の改正までは低金利で借り入れできるメリットがありましたが、現在では金利面でのメリットは少なくなってきていると言えます。
はじめて消費者金融を利用する場合には安心感がポイントになってくるはずですが、安心感や企業の信頼度を重視すれば大手消費者金融が最適だと言えます。コマーシャルでも目にすることが多いですし、最近では銀行グループに加わっている大手消費者金融もありますので、健全性や安心感は高いレベルにあるのです。消費者金融は昔の悪いイメージしかない人も多いですが、現在では健全性と信頼性を強調し、銀行グループに入ることでイメージを一新している消費者金融もあるのです。
大手消費者金融を利用するメリットは、規模の大きさからくる利便性の高さにあります。現在ではWEBキャッシングを利用する人が増えていますが、依然として専用のカードで利用している人も多いため、借入のしやすい環境が大手消費者金融にはあるのです。ATM設置台数が多いためどこにいても利用できるメリットがありますし、コンビニのATMと提携している消費者金融もありますので、お金の引き出しが便利にできるようになっているのです。小規模消費者金融では絶対に真似できない部分ですから、便利さを求めれば大手消費者金融が最適なのです。
小規模消費者金融のメリットは、大手よりも審査に通りやすい点があります。大手消費者金融は知名度の高さからくる集客力がありますので、宣伝を行わなくても自然に利用者が集まってきますが、規模の小さい消費者金融では宣伝をする費用を出すことができないため、大手と比べても利用者が少ない状況となってしまいます。利用者を集めるに大手消費者金融で審査に通らなかった人を呼びこむしかありませんので、審査が緩く通りやすいのがメリットなのです。
しかし規模の小さな消費者金融では利益ももちろん小さくなりますので、金利を下げて融資を行うことが難しいという現状があります。ですから低金利融資はほとんど行われていませんので、法定金利である利息制限法の上限が基本となってきます。大手消費者金融では18％の金利が多いですが、利用額に応じて金利を下げる仕組みがありますので、利息の負担を抑えることが可能なのです。
初めて消費者金融を利用する場合には簡単に申し込みができた方がいいですから、大手消費者金融を利用するのが最適だと言えます。また大手ならではのサービスが行われているため、規模の小さな消費者金融を利用するよりも経済的な負担を抑えることが可能です。特に金利に関しては4.5％から17.8％の範囲で融資を行うところもありますので、低金利で利用するには最適なのです。
女性の場合、消費者金融を利用することに抵抗感を持つ人が多いですが、女性が利用しやすい環境を整えた消費者金融も存在します。レディースローンと言われていますが、大手消費者金融が行っているサービスとなります。店頭の受付には女性スタッフしかいませんし、電話の対応も全てが女性スタッフにより行われています。レディースローンのメリットはスタッフが女性しかいないこともありますが、男性客が利用できない点にもあります。女性しか利用できませんので、店頭で男性客と顔を合わせなくても良いメリットがあるのです。
貸金業法の改正により利息制限法の金利が上限になりましたが、大手消費者金融ではほとんどが18％の金利で融資を行っています。業者ごとの金利にはほとんど差がなく、17.8％など僅かに金利を下げているケースが見られるだけになっています。金利の差が無いためにどこを利用しても同じように感じますが、大手消費者金融では独自のサービスを展開しています。最も多いものでは無利息サービスが有ります。
無利息サービスとは、新規の申し込みをした場合に一定の期間は利息がかからないサービスとなります。金融業者によって無利息サービスの内容は異なりますが、期間の指定がある場合と金額の上限が指定されている場合があります。さらに金額によって期間が変わるなど金融業者によって内容が変わりますので、自分にとって最適なサービスを選ぶ必要があります。給料日前の短期間しか借り入れしない人の場合、1週間に限り何度でも無利息期間を利用できるサービスがあっていると言えます。少ない借入を長期で返済する場合には、3ヶ月間無利息サービスが適しているといえます。
業者ごとの金利差がない状況では利息の負担を減らす方法がありませんので、無利息サービスの充実度がポイントになってくるのです。無利息サービスは大手消費者金融でなければ行っていないサービスですから、利息の負担を減らすには大手消費者金融を利用することが最適なのです。キャッシングは現金融資となりますので便利な融資ですが、返済方法を重視して選ぶことも大切です。返済のしやすい金融業者は計画的な利用が可能ですから確実な返済に繋がるのです。
消費者金融を利用する際には業者選びで悩むことが多いですが、大手消費者金融には様々なメリットがありますし、小規模消費者金融にもそれぞれにメリットがあります。大手にはない特徴を持つ消費者金融もありますが、便利に利用できることを優先に選ぶことが大切です。借りやすく返しにくいのが以前の消費者金融の特徴ですが、現在では返済方法の自由度が高くなっていますので、低金利や審査が緩いといった特定の一部のみを重視するのではなく、総合的な判断が必要なのです。
