消費者金融は銀行と比較をすると審査が緩く利用がし易いと言われています。審査が緩いと言っても、過去に問題を起こしているようではお金を借りる時の審査は厳しく行われることになります。

一般的に消費者金融が銀行と比較をした場合に審査が緩いと言われているのは、勤続年数などの制限をしていないケースが多いからなのです。

キャッシングの利用と言うのは、大半の場合が満20歳以上を対象にしているのですが、少額融資であれば満20歳を超えていて、アルバイトやパートをして収入を持っている人であれば審査を受けることでキャッシングの利用は可能です。しかし、銀行などの場合はこれに勤続年数が加味されるケースが有るのです。

例えば、同じ会社に2年以上勤務しているか、個人事業を手掛けている人の場合は同一種の営業を2年以上行っている事が審査の条件になるケースがあるのです。

これに対して、消費者金融の場合は勤続年数が何年以上必要であると言う事はなく、審査基準を満たしている事でキャッシングの利用が出来るようになっているのです。

因みに、消費者金融に申し込みをすれば誰もが審査に通ってキャッシングの利用が出来るわけではありません。お金を貸す側は、返済をきちんと行ってくれる人にしか融資をしないのが当然の話ですので、問題を起こした人に対しての審査は通さないわけです。

きちんとお金を返済すると言うのは、返済期日を守ると言う事と、返済に含まれる利息を元金と併せて支払う事を意味しています。この二つを確実に行う事が出来ると判断したば場合に限り、お金を貸す事になるのです。

銀行の勤続年数と言うのは、キャッシングの審査の1つの基準であり、消費者金融にはこの基準が無くお金を借りることが出来るということなのです。それ故に、審査が比較的緩いと言われているわけです。

とこで、消費者金融で断られた場合、続けて申し込みをすると申し込みブラックになるをご存知でしょうか。

消費者金融で断られてしまうケースは色々とあるのですが、申し込み時の希望融資額を高額にした場合や過去の借金で問題を起こしている場合、基本条件を満たしていない人の申し込みなど色々なケースが有ります。

尚、申し込み時の希望融資額を高額にすると言うのは、消費者金融のホームページなどに掲載されている利用限度額の極度額で申し込みをしたり、自分の年収の3分の1以上の高額な希望融資額にする事を意味しています。

消費者金融のホームページでは、キャッシング商品の説明が行われています。そこには利用限度額の極度額が記載されているわけですが、例えば10万円から最大で500万と言った形で記載が行われています。

最大で500万円までの融資を受けることが出来ると言う意味になるわけですが、消費者金融には総量規制が有りますので、融資を受けることが出来るのは年収の3分の1以内と定められています。

年収が300万円の人であれば最大で100万円まで、年収が600万円の人であれば最大で200万円までの融資で有れば受けることが出来るわけです。

極度額が500万円の場合では、必要な年収は1500万円と言う事になりますので、この年収を持たない人が申し込みをしても審査に通る事はないわけです。

また、基本条件を満たしていない人が申し込みをしても審査に通る事は有りません。基本条件と言うのは、年齢条件や収入における条件など様々なのですが、年齢は下限が満20歳以上、上限は60歳以下や65歳以下など消費者金融により様々ですが、これらの条件を満たしている事が重要となります。

また、収入における条件と言うのは、安定した収入があり、尚且つそれが継続している事が条件となりますので、銀行のように勤続年数としての制限は設けられていませんが、短期間で何社も会社を退職を繰り返している場合などでは審査に通る事は難しくなります。消費者金融の中には、アルバイトは収入としてみるけれども、フリーターは収入として捉えないと言うケースも有りますので、この場合は審査に通らなくなるわけです。

尚、消費者金融で断られた場合は、続けて申し込みをするのを控えることが重要です。これは先ほども説明をしたように、申し込みブラックの形になるからなのです。

審査に落ちてしまい短期間に複数の消費者金融に対して申し込みをすると言うのは、お金に非常に困っていると言う風にみられます。実際お金に困ってしまい、お金を借りたくて審査を受けているわけですので仕方のないことではあるのですが、短期間での申し込みはリスクを伴うのです。

何故、申し込みブラックと言う状態になるのか不思議に感じる人も多いものですが、消費者金融などの場合申込みに来た人の個人情報を照会して審査を進めて行くのが特徴なのです。個人情報と言うのは、信用情報機関が管理をしている個人信用情報と呼ばれる本人を特定することが出来るデータベースなのです。

この個人信用情報は審査の際には必ず照会が行われる事、申し込みをする事で照会記録が残される事になりますので、いつどこで申し込みをしたのかなどを知る事も出来るわけです。個人信用情報を照会した時、数社に対して申し込みをしている事実が判明すれば、その時点で危ない人物と判断をしますので、審査に通らず断られてしまう事になるのです。

また、個人信用情報は現在の借金や過去の借金の情報についても知ることが出来るようになっているのが特徴です。因みに、情報は永遠に残されるのではありませんが、一定の期間は個人信用情報に残されており、一定の期間が過ぎることで情報は消滅していくことになります。

例えば、延滞や自己破産などは7年から10年の間は個人信用情報に記録が残されるのですが、この期間を過ぎることで情報は消滅する事になるということなのです。

また、申し込みの情報も一定の間は残されるのですが、申し込みを行ってから一定期間が過ぎることで情報は消滅するようになっているのです。

尚、情報を消滅させるために申込み者が何かをしなければならないと言う事はなく、自動的に消滅するようになっているのが特徴なのです。

個人信用情報は借金についての情報も記載が行われています。現在の借金を持っている場合、その借金返済がきちんと行われているのかどうかは個人信用情報を照会する事で明確になるのです。先ほども説明をしましたが、お金を借りた場合には返済が付いて回ります。

この返済には期日が設けられることになり、この期日を守りお金を返す義務があるのです。返済に送れることで消費者金融では遅延損害金と呼ばれる賠償金を支払う事を命じることが出来るのです。遅延損害金には遅延利率というものがあり、日割りで計算が行われ、返済金と併せて支払う必要があるのです。

また、日割りで計算が行われますので、遅れた日数分の遅延損害金を支払う事になります。更に、お金を支払うだけではなく、個人信用情報に遅延と言う形で記録が残されますので、他の消費者金融が遅延の記録を知ることが出来るようになっているのです。

遅延というのは何らかの原因があり起きてしまうものですので、キャッシングを利用する場合は返済計画を立てて返済期日を守ることが大切です。また、遅延損害金が発生するケースとして多いのが、自動引き落としにして返済を行っているケースです。自動引き落としでの返済は、返済日などを気にせず口座からお金を引き落としてくれるので便利なのですが、口座をきちんと管理をしておかないと、口座にお金がないと言う場合では自動引き落としが行われませんので、返済が行われない状態が続くことになります。

遅延損害金は消費者金融にとっては一つの利益となるものですので、数日間連絡をしてくれない場合もあり、後から返済が遅れていると言う連絡が来て初めて口座にお金が無かった事に気が付くと言うケースも実在していると言われている事からも、口座の管理なども必要なのです。