あおぞら銀行の歴史を見ていこうとしましょう!現在では、消費者金融も銀行の資本が入っており、イメージが改善されています。歴史を追って、あおぞら銀行と消費者金融のかかわり合いを紐解いて行こうではありませんか。メインバンクにまつわるお話を見てみましょう。
新しい風を吹き込んでいる、あおぞら銀行とはどんな銀行なの?
あおぞら銀行は紆余曲折の歴史をたどっています。それは、1998年に経営破綻た日本債券信用銀行が元となります。2000年9月にソフトバンクグループ・オリックス・東京海上火災保険が組成した投資ファドへ売却され、そして2001年1月4日「あおぞら銀行」という銀行が誕生したのです。2006年(平成18年)4月1日には普通銀行に転換し現体制が確立しました。歴史としては、あおぞら銀行自体は浅く、これからの銀行と言っていいのです。
全く新しい銀行は、消費者金融事業に乗り出すのも早い時期でした。2001年12月にはオリックス、オリックス・クレジットと共同出資で銀行系消費者金融会社「株式会社あおぞらカード」を設立しているのです。その名前は、マイワン(MY ONE)とう呼び名を付け、事業を開始ということとなってるのです。こういった動きは、時代の流れに沿った流れになっており、現状の、消費者金融と、銀行の流れと同様の流れといっていいでしょう。
特徴としては、個人と、法人向けの「インターネットバンキングサービス」を、2009年4月から、利用可能にしていることです。銀行窓口に直接いっている時間のない人達にとっては、大変ありがたいサービスといえるでしょう。時代の流れとともに、消費者金融のプロミスにも融資し、事業提携をするようになっています。銀行業務だけでは、生き残れない現実がここには見え隠れしているのです。また、2015年完成間近の 勘定系システムで、NTTデータのBeSTA系列の一つ『BeSTAcloud』への更改が待っています。そのシステム更新も今後、より良いサービスを期待させるものと言えるでしょう。
現状は、そういった時代の流れに沿った方向性を示して営業展開をしています。消費者金融業に銀行が手を出すこと自体には、賛否両論がありますが、銀行といっても、民間の企業です。生き残りをなんとしても実現しないといけない状況なのです。あおぞら銀行のみではなく、日本経済を左右する銀行業務は、銀行が潰れてしまっては、本末転倒となってしまうのです。そこをみんなで理解しましょう。また、消費者側の私たちにも責任が出てくるのです。消費者金融でお金を借りるということは、当たり前ですが、返さないといけないのです。計画的な利用が必要となるため、利用者側の私たちも、もっと勉強をして、自制をしていく必要があるのです。
あおぞら銀行は、新規の銀行にも関わらず、トップの変更も幾度度なくなされています。また、そのチャレンジ精神も好感が持てる銀行でしょう。将来の発展を見守って行きましょう。
あおぞら銀行出資の銀行系消費者金融会社の変化
あおぞら銀行は東京を本拠地とする銀行なのですが、2001年1月にオリックスと共同出資をして消費者金融会社を設立しました。その会社が株式会社あおぞらカードというところです。マイワンという名称で知られていました。銀行系のカードローンの中では融資枠が大きいほうだといえるでしょう。審査結果とカードの発行は最短当日です。最高限度額は300万円、入会金や年会費は無料となっているので必要ありません。ただし一般の消費者金融会社よりははるかに対象者の最高年齢制限は低めに設定されており、満20歳以上58歳未満までしか利用することができません。一般的には70歳以下というところが多いので、これは年金受給者は申込できないということになります。(参考ページはこちら→年金のみでは多くの融資に通過できない?)
しかし楽天に吸収合併されたため、楽天クレジットマイワンという名称に変わり、さらに現在は楽天スーパーローンという名に変わっています。商品内容も少し変わりました。年齢制限は満20歳以上62歳未満で、日本国内に居住している安定した収入がある方が対象となっています。専業主婦やアルバイト、パートの方でも収入があれば利用することは可能です。ただしアルバイトなどをしている方でも60歳を超えていると申込しても断られてしまいますので注意が必要です。学生も満20歳以上でアルバイトなどで収入があれば利用することができます。
ですから、おまとめや借換えにも向いています。利用限度額は最高500万円にまでどんと上がりました。金利は利用限度額によって大体決められています。利用目的は自由になっていますが、おまとめや借換えが利用目的の場合は必ず融資されたお金で他社の借入れ金額分を返済してしまう必要があります。もしそうしなければ逆に借金苦になってしまう可能性が出てくるからです。ただし契約内容によってはおまとめや借換えをするほうが負担が増えることもあるので、申込前に返済シミュレーションを試して毎月の返済額を出してみるのが良いです。
また銀行のカードローンなので総量規制の対象外ですから、年収によって限度額が制限されてしまうこともありません。総量規制とは消費者金融などで融資を受ける際に年収の3分の1までしか借りられないというものです。総量規制の対象外であれば審査の結果によって限度額が決められることになりますので、年収の3分の1以上を融資してもらえる可能性もあるということになります。審査の時に本人確認書類が必要になりますが、こちらは運転免許証か健康保険証、パスポートなどのいずれか1つのコピーを準備しておけば問題ありません。また楽天カードスーパーローンでは限度額300万円以下であれば収入証明の書類は必要ないので、手続きをする時にも楽です。
しかも銀行系なだけあり、金利の低さはとても魅力的です。最高でも15パーセントを切っていますので利用する側としても安心なのです。利息の計算方法は付利単位1円とし、1年を365日とする日割計算とします。返済方法は自動振替、提携CDやATM、インターネットなどがあります。毎月の返済額は新規申込者の場合、残高スライドリボルビング返済方式となります。例えば10万円以内の借入れでしたら毎月の返済額は3000円、10万円以上30万円以内であれば毎月5000円の返済というふうになります。新規ではない方であれば、元利込定額リボルビング返済方式という利用限度額に応じて毎月一定額を返済していく方法を選択することも可能です。こちらの場合、50万円以内であれば毎月1万円以上、50万円以上100万円未満であれば毎月2万円以上という風になります。
申込から契約、利用までの流れはまず申込フォームに記入するところから始まります。申込をすると受付メールが送られてきます。そしてすぐに審査が開始されます。審査結果は最短即日ですが、2営業日ほどかかることもあります。審査に通れば勤務先へ在宅確認の電話がかかってきます。この電話に関しては担当者の個人名でかかってきますので、カードローンの在籍確認の電話だということはバレることがありません。その後、契約内容に関する確認電話があり、必要書類を提出して手続きが完了すればカードが発行されます。
融資してもらえるか不安な方は3秒で結果を出すことができるおためし診断をしてみるのがオススメです。生年月日、職業、他社での借入れ総額、年収の4項目を記入するだけでいいので簡単です。職業については勤めているのか、それとも専業主婦かという選択をするだけです。しかしこの診断で融資可能とでれば、本番の審査に通る可能性は高くなりますので自信をもって申込をすることができます。
ただおためし診断はあくまで仮の診断ですから、本番の申込では他社での借入れ金額については虚偽の申告をしないでおきましょう。カードを作る時には必ず信用情報機関をチェックされます。この機関には他社で借りたお金や返済についても記録されているので調べたらすぐにバレてしまうのです。しかも虚偽の申告をしたということで信用できない人物という烙印を押されてしまうことになります。このカードローンは一度審査に落ちてしまうと、次は6か月以上たってからしか申込できません。審査落ちの記録が信用情報機関に6か月間残っているからです。申込をする時には全て正直に書くようにしましょう。
このカードローンはお得なことがたくさんあります。まず入会しただけでポイントをもらうことができます。このポイントは楽天でのショッピングなどに使うことができますので、楽天でよく買い物をするという方には有利な特典になっています。1ポイントが1円の計算です。またカードを使えば使うほどポイントがたまっていきます。100円で1ポイントになります。貯まったポイントはマイルへの交換をすることもできますから旅行などをする方にとっても便利なものです。
また会員専用サイトが作られますので、そこから様々な手続きをすることができるようになります。残高照会、インターネットキャッシング、限度額増額申込、請求内容照会、各種届出内容の変更、取引明細の確認などです。利用明細書などは自宅や職場に届いてしまうことがありませんので安心です。しかも楽天銀行のマークがある全国のコンビニエンスストアや金融機関のATMで借入れも返済も楽々とできます。また契約期間は特に何も言わなければ1年ごとに自動更新されます。
似たような名前のもので楽天グループのイーバンク銀行にあるカードローンにもマイワンというものがあります。こちらは楽天銀行ではなく、あくまでイーバンク銀行のカードローンです。このカードの場合も入会時に楽天のポイントをもらうことはできます。限度額も同じく500万円までとなっていますし、入会金や年会費も永年無料です。ただしこちらの場合は年収が税込みで300万円以上あることが条件となっています。こちらにすでに申込をして利用している方は楽天銀行のスーパーローンは利用することができません。注意しておきましょう。
カードローンはとても便利なものです。限度額内であれば必要な分のお金をすぐに準備することができますから、つい気持的に贅沢になってしまうことが誰でもあります。しかしそこはこらえて必要最低限だけを利用するようにしましょう。銀行のカードローンは金利も低いですし、総量規制の枠を気にしなくてすむので尚更です。借入れの後には必ず返済が待っているのだということを忘れないでおくのが良いです。そのためには時々、自分の取引状況や残高照会をして自分が置かれている立場を再確認してみるのもオススメです。また返済シミュレーションは毎月の返済額だけではなく、利息も出すことができますからそれらをおおいに利用するのも良いです。毎月の返済額を目に見える形で確認すると自分を抑えやすくなるからです。