わたしは、節約とダイエットを兼ねて、会社までの道のり20Kmを毎日歩いて通勤しています。そのため毎朝5時に起きて家を出ないと会社に遅れてしまいます。ただそのおかげで、妻に指輪をプレゼントすることができましたし、車を買うこともできました。ところが最近、足に激痛が走り病院で見てもらうと、アキレス腱を痛めているので、しばらく歩いて通勤する事は控えた方がいいと言われてしまいました。しかも節約効果で妻もアルバイトを辞めていたので、今回の疾患で家計が苦しくなると言う事態に見舞われてしまいました。
妻はすぐにアルバイトに戻ろうとしているのですが、無理しているようにしか見えません。これ以上妻の苦しむ姿を見るのは忍びないのです。とにかくわたしのアキレス腱が治りさえすれば、それでいいので何とか元の水準の生活に戻すことを考え、思いついたのが普段からお金の相談にのってもらっているみなと銀行なら生活費を借してくれるのではないかと思い、妻に相談しました。ところが妻は最近の消費者金融は、親切だから銀行よりもいいと言うのですが、どうすればいいのでしょうか。(参考ページはこちら→銀行か消費者金融で悩んだら)
みなと銀行も親切ですが小口融資専門の消費者金融がお勧めです
みなと銀行は庶民に愛される銀行で定評がありますが、消費者金融は小口融資を軸に、より消費者に身近な対応をしているので、金利面だけで言うとみなと銀行をお勧めしますが、きめ細かいサービスや無担保・無保証での貸し付けを基本とする消費者金融は利便性に富んでいて、小さな会社でもネットで申し込めば即日融資可能という形体を一般化させているところも増えてきました。
貸金業者は、消費者金融とクレジット会社も含めて、全国に2,000件の登録がありますが、貸金業法改正前の平成22年には3,000件だったことから、貸金業界事態が衰退しているかに見えます。ところがキャッシングやカードローンの利用率は日本の人口の10%に上り、大手の消費者金融は銀行のグループ傘下に入り、莫大な顧客ネットワークを駆使しつつ、在籍確認の回避や、無利息期間を設けるなどの独自のサービスを打ち出すことにより、銀行の企業体質とも相まって、イメージアップ戦略とともにさらなる集客を成し遂げました。
そして貸金業法改正で金利の引き下げに伴い、グレーゾーン金利の違法性を最高裁が追求した結果、最近になって平成22年以前に20%を超える金利で借り入れをしていた人には、過払い金の返還請求が認められたので、民事専門の法律事務所は、対応に追われています。それでも大手の消費者金融は、裁判に応じ多額の返還額を提示して、和解に持ち込むケースが増えています。消費者金融にとっては厳しい時代ですが、それをチャンスに変えていくという新たなビジネス戦略は貸金業界の中で渦巻いています。ただ中には悪徳業者の存在を問題視する声も増えているという現状がありますので、金融庁は対策を検討しています。
みなと銀行は兵庫県にある銀行で消費者金融ない?のです
みなと銀行と言うのは、兵庫県神戸市に本店が在る第二地方銀行で、兵庫県の中では最大規模の店舗網を持つと言われている銀行で、大手銀行の傘下にあります。
みなと銀行を利用する場合は、店舗や店舗外ATMが利用出来るわけなのですが、これ以外にもスーパーマーケットなどの一角も設けられた小規模の窓口も用意されており、利便性が高くなっているのが特徴です。
尚、みなと銀行には個人向けのカードローンが用意されています。このカードローンは、10万円から最大で800万円までの融資を可能にするローンで、10万円単位で申し込みが出来るようになっています。申し込みが出来る人というのは、契約時の年齢が満20歳以上、65歳以下の人で、安定した収入と、継続収入が必要です。また、日本国籍を持ち、永住許可を受けている人が対象となりますので、これらの条件を満たしていれば外国人の人でも申し込めると言う事です。更に、保証会社の保証を受けることが出来る人が条件となります。
(⇒融資を受ける為に最低限必要な事)
因みに、保証会社の保証を受けることが条件になっている理由というのは、このカードローンの利用時には担保や保証人が不要になっているからで、返済が困難になり債務の回収が出来なくなった時など、保証会社が銀行に債務を支払うと言った流れになるからなのです。最近の銀行や消費者金融などのでのキャッシングやカードローンの多くは、このように担保や保証人を不要にしているケースが多くありますが、その代わりに保証会社の保証を受けることが申込み条件になっているのが特徴なのです。
この銀行の場合も、お金を借りる時の担保や保証人は不要としていますが、代わりに保証会社に保証を受けて貰うというのが条件になっており、銀行の審査と保証会社の審査の2つを受けることになるのです。そのため、銀行の審査で通っても保証会社の審査に通らない場合も有ると言う事になるわけです。
因みに、この銀行のカードローンの信用保証を行う保証会社と言うのは大手の消費者金融会社になっています。現在は別の社名になっている消費者金融ではあるのですが、サービスブランドは従来の消費者金融の状態になっていますので、社名が異なっても、そのサービスブランドを聞けば大半の人がこの消費者金融であると言うことが解るほど有名な会社なのです。
保証会社が消費者金融ですので、消費者金融ない?と感じる人もいるわけですが、消費者金融と言っても合法での貸し付けを行う正当な貸金業者ですので安心して利用する事が出来るのです。
また、従来の消費者金融と異なり、現在では貸金業法が改正されたことにより、金利の法律も出資法の上限金利が利息制限法の上限金利に引き下げられており、この金利を超える貸し付けは行われていませんし、最近の消費者金融の金利は、銀行と比べると若干高めではあるものの、審査が比較的緩いため利用しやすいと言ったメリットを持っているのです。
生活をしている中で、今月は少々出費が多くで、月末まで日数が有ると言う時など、生活費が不足すると言う事態になる事もあります。消費者金融などでは即日融資を行ってくれる会社が多く有りますので、急にお金が必要になった時など、申し込みをしてから短時間で現金を指定口座に振り込みをしてくれると言った特徴もあります。借りることが出来るお金が有る事で安心感を得られますので、使わない時でも安心ということなのです。
このように、みなと銀行の保証を行うのは大手の消費者金融であり、この会社の審査も受けることでカードローンを利用する事が出来るのです。尚、このカードローンと言うのは、審査を受けることで利用限度額が決められます。利用限度額というのは利用出来る額であるわけですが、10万円から最大で800万円の中で希望額を提示しても、その通りの額になるのではなく、銀行や保証会社が審査を行うことで返済能力に在った利用限度額が定められるのです。そのため、500万円の利用希望額で提示しても、返済能力などの審査により400万円になる事も有りますし、希望通りの額の融資を行ってくれることもあります。
また、審査により決められた利用限度額の範囲内で繰り返しお金を借りてキャッシングの利用が出来ると言う便利なローンなのです。尚、カードローンの契約期間は1年となっていますが、1年毎に自動更新が行われていくことになり、満66歳の誕生日が来た時には更新は終了と言う形になります。これは、このカードローンの利用可能者が満20歳以上、65歳以下になっていることからも、65歳で利用をした人であれば満66歳で更新が終了になると言う事でもあるわけです。
所で、このカードローンを利用する時には銀行と保証会社でもある大手の消費者金融の2つの審査を受けると言う話をしましたが、銀行と消費者金融と言うのはそれぞれ異なり信用情報機関に加盟を行っているのが特徴なのです。信用情報機関と言うのは、国内には3つの組織があり、クレジットカード会社や銀行、消費者金融などはそれぞれ異なる信用情報機関に加盟をおこなっているのです。
尚、3つの信用情報機関は、裁判所などが判決を下した情報が記録される官報などの情報を共有化しているのが特徴なのです。これは自己破産などをした場合は、裁判所が破産手続きを認め、自己破産を成立させて、その事実が官報に掲載されることになりますので、一般的に知られているブラックリストに掲載されると言う状態になるのです。ブラックリストに掲載される状態になることで、どの金融機関、どの消費者金融からもお金を借りることが出来なくなりますし、クレジットカード会社も、官報に掲載されている情報を知ることが出来るようになっていますので、クレジットカードを作る事も出来なくなるわけです。
さて、この個人信用情報というのは、本人を特定できる情報が掲載されており、申し込みを行う時に提出をした申し込み書や本人確認書類などを照合し、本人であることを確認します。また、個人信用情報には、借金の有無なども記録が行われていますし、借金が有る場合は借金返済がきちんと行われているか否かの確認も出来る情報なのです。
例えば、借金をしている中で1度でも返済期日を遅れて返済を行うと、それは遅延と言う形で記録が残されることになると言う事なのです。お金を借りることで返済期日が設けられますが、この返済期日は絶対条件であり、1分でも返済が遅れてしまえば遅延と言う事実になるわけです。また、遅延はペナルティ料となる遅延損害金と呼ばれる賠償金を支払う事になります。この遅延損害金は遅延利率により金額が決められ、日割りで計算されるお金のことを意味しており、遅れた日数が長くなるほど多くの利息を別途支払う事になるので注意が必要なのです。
しかも、ペナルティ料を支払うだけではなく、審査の際のキーポイントとなる個人信用情報に遅延の記録が残されますので、審査の時などに不利になる情報になってしまうのです。
銀行での遅延は銀行が加盟を行っている個人信用情報に記録が残され、消費者金融での遅延は消費者金融が加盟を行っている個人信用情報に記録が残されますので、仮に消費者金融で借金をした時に1度だけ遅延をしたと言う場合などでは、みなと銀行のカードローンの申し込み時には、保証会社の審査も受けることになりますので、銀行の審査の中では遅延の事実は解らなくても、消費者金融の審査の中では遅延の事実が明確になるわけです。
これは遅延だけではなく、延滞なども同じですし、短期間に複数の申し込みをしている事も同じなのです。短期間に複数の申し込みをすると申し込みブラックと呼ばれる状態になりますので、短期間での複数申込みは控えることが大切なのです。
因みに、保証会社の保証を受ける場合には保証料が必要になりますが、このカードローンの場合はこの銀行が保証料を負担すると言う特徴があります。
【参考ページ】
銀行融資の便利なところ