消費者金融の多くは、インターネットを利用してカードローンの申し込みが出来るようになっています。インターネットと言うのはパソコンを指していますが、携帯端末でもある携帯電話やスマートフォンなどでも申し込みが可能であるケースが多く、インターネットによる申し込みと言うのは、パソコンだけではなく携帯電話やスマートフォンでも出来ることからも、申し込みがし易いと言った利点が有り、利用する人が増えています。

申し込みがし易いと言うのは、消費者金融からお金を借りることを周囲にいる人に知られたくないなどの理由があるからで、消費者金融のお店での申し込みとなると、消費者金融のお店の人に色々と聞かれたり、顔を合わせなければならないなどの理由でためらいを持つからなのです。現在の消費者金融は、貸金業法の法律を守り営業を行っていますので、以前ような高利貸しではなくなってはいるものの、サラ金と呼ばれていた時代から続いている事からもイメージそのものが良くないと感じる人も多いのです。（参考ページはこちら→サラ金の今の姿とは？）

また、インターネットによる申し込みと言うのは、原則24時間いつでも行う事が可能になりますので、夜間の申し込みをする事も出来るのです。消費者金融の店舗の営業時間は午後7時頃までのところが多いため、会社帰りに立ち寄ることは難しい事も多いですし、土日はお店がお休みになる事も多い事からも、インターネットによる申し込みを利用する人が多いのです。

インターネット以外にも、郵送による申し込みやファックス、電話と言った方法で申し込める消費者金融も有りますし、中には無人店舗に設置されている自動契約機を利用する事も出来る消費者金融も有ります。尚、自動契約機の場合ですと申し込みを行って審査を受け、最短で30分ほどでカードローンの専用のカードをその場で受け取り、すぐにキャッシングが利用出来ると言った利便性も有りますので利用する人が多くなっているのです。

因みに、カードローンと言うのは審査を受けることで利用限度額が決められます。例えば、1万円から最大500万円までのカードローンの場合は、審査を受けることで年収の3分の1以内になるよう利用限度額が決められることになると言う事です。

また、利用限度額の範囲内で繰り返しお金を借りることが出来ると言う便利なローンで、月々の返済も1万円など決められた額を返して行くことになるため、利便性が高いローンになっているのです。

コンビニエンスストアに設置されているＡＴＭを利用する事も出来ますので急にお金が必要になった時など、いつでも現金を引出してキャッシングの利用が出来る便利なローンになっているのです。

申し込みをする時に必要となる書類は、運転免許証などの本人確認書類となります。但し、運転免許証を持っていない人は健康保険証やパスポートなどの写しを用意すればよく、誰もが申し込めると言う事なのです。また、担保や保証人が必要ないので急にお金を用立てたい時にも利用出来ると言うメリットも有ります。

尚、消費者金融の中には利用希望額に関係なく収入証明書の書類の提出が必要になる所も有ります。収入証明書と言うのは、サラリーマンの人であれば源泉徴収票や直近の給与明細書が数か月分となります。個人事業を手掛けている人などの場合ですと、確定申告書や納税証明書と言った書類の写しが収入証明書類となります。また、利用希望額が100万円を超える場合や、利用希望額と他社債務の合計が100万円を超える場合には収入証明書の書類の提出が必要となるケースが多くあります。

これは総量規制によるものであり、消費者金融は貸金業者であるため、年収の3分の１を超える貸付が出来ませんので、収入証明書での確認を行っているのです。

申し込みを行う事で審査を受けることになります。審査と言うのは、消費者金融だけではなく保証会社の審査も受けることになるのが特徴です。担保や保証人は不要で申し込めますが、債務の返済が困難になった時の保証を保証会社が行ってくれるため、保証会社の基準を満たす審査を受けることになるわけです。（参考ページはこちら→融資審査に通る為に欠かせない事）

審査の際に消費者金融が見られる情報というのは、信用情報機関が管理を行っている個人信用情報になります。信用情報機関と言うのは国内には３社の会社が有り、銀行や貸金業者などはそれぞれ個別の信用情報機関に加盟を行っているのです。そして消費者金融も信用情報機関に加盟をしており、この信用情報機関が管理をしている個人信用情報を閲覧することが出来るようになっているということなのです。

個人信用情報は、消費者金融が見られる情報であり審査に必要となる情報が網羅されているのが特徴です。氏名や生年月日、性別、住所、電話番号、郵便番号、勤務先名や勤務先の住所ならびに電話番号と言った個人を特定することが出来る情報が記載されています。

申し込みをした時は、申し込み書に氏名や住所など個人を特定する情報を記載していますし、運転免許証などの本人確認書類を提出していますので、これらの書類と個人信用情報を照会して個人を特定した上で審査が進められて行くことになるのです。仮に、申し込み書や運転免許証などに嘘があることで、この時点で信頼性を失う事になるわけです。

中には他人を偽り申し込みをするケースもあり、本人確認書類や申し込み書、そして個人信用情報を利用して厳重な審査を行い、間違いなく本人で有ることが解った時点で、キャッシングの審査を続けて行くことになるのです。

個人信用情報には、借金をしているかどうかについての情報も記載が有るのが特徴です。何時申し込みをしたのかについても記録が有ると言いますし、何社に対して申し込みをしたのかも記録が有ります。更に、借金をしている場合などでは、幾ら借金をしているのか、返済はきちんと行われているのかと言った記載もあり、申し込みをした人の信頼性を確認する事が出来るようになっているのです。

返済には期日が有りますが、この期日を1日でも遅れることで遅延と言う形になります。1日遅延をする事で遅延損害金を返済金に合わせて収めることになるのですが、遅延をした場合お金を払うだけではなく、遅延した事実が個人信用情報に記録されていくことになるのです。遅延の理由に関係なく、個人信用情報に遅延の情報が記載されることで、キャッシングの審査に対して不利になるので注意が必要なのです。

また、申し込みを多数行う事で申し込みブラックの形になるため、短期間の申し込みは控えることが大切なのです。

ブラックと言うと、ブラックリストをイメージする人も多いものですが、この個人信用情報にはブラックリストと呼ばれる延滞や自己破産などの金融の事故を起こした記録も残されており、個人信用情報を照会する事で、借金の過去などを知ることが出来るようになっているのです。また、遅延や申し込みブラック、ブラックリストの状態になっていない人でも、借金をしている事で利用可能額には制限が生じることになります。

この借金の額についても個人信用情報の中に記録が残されることになりますので、審査の際にはこの記録を照会しているのです。これは、総量規制によるもので、年収の3分の1以内の貸付が義務付けられている中で、借金が有る場合にはその額が年収の3分の１から差し引かれることになります。例えば、年収が450万円の人の年収の3分の１と言うのは150万円になりますが、100万円の借金が残っている場合には残りの50万円が利用限度額の上限となりますので、仮に100万円の申し込みをしても最大の50万円までしか融資を受けることが出来ないのです。

と言っても、このようなケースでは申し込みをする時には、年収証明書を提出している事になります。他社債務と利用希望額の合計が100万円を超える場合等では年収証明書の提出が必要になるケースが多いことからも、この時点で利用出来る額がどれだけなのかを知ることが出来るわけです。