新卒採用が決まった大学4年生です。この一年は就職活動にすべてをささげて友達からの誘いも断りアルバイトもせずに就職活動に集中してきました。おかげさまで希望していた就職先に内定が決まりました。
残りの学生生活は学生の間にしかできないことをやりまくって心残りが内容に卒業をしようと思っています。しかし、就職活動にすべてをささげていたので友達から飲み会や遊びの誘いが毎日来るのですがお金がなく、アルバイトを探しているのですがとりあえず即金がほしいと思っています。
今は無職ということになるのですが、例えば採用が決まった会社の内定通知などを証明書として消費者金融で借りることはできるでしょうか?
新卒採用が決まった大学生です。消費者金融で借りることできる?
無職ということであれば借り入れは無理ですね。内定通知書を担保にお金を借りられないかということだと思うのですが、内定通知書では担保にはなりません。内定通知はあくまで入社が決まっただけの話であって実際に働いてお金をもらっているわけではないですよね。
消費者金融での借り入れは返済能力を一番重視されます。返済能力とは単純にどれくらいの収入があってどれだけ返済できるかというものです。収入についてもどのように得ているかが大事です。ほとんどの消費者金融における最低条件は「安定した収入がある方」となっていますが安定した収入とはお給料をもっていることを指しています。
雇用されてお給料をもらっていることというのは収入を保証されていることでもあるので信用になります。お金を借りることで大切なことはこの信用ですが、信用とは要するに返済ができる証明ということになります。保証人を付ける場合でも、もし僕が返済できなくなったとしてもこういう人が代わりにちゃんと返済しますという約束であり、担保も同じく返済できなくなったとしても代わりにこれが返済に相当するだけの価値があるものですよというものであります。
そう考えた時に内定通知は何の保証にも約束にもなりませんね。入社することを許されたけど、入社しないかもしれないし何かのアクシデントがあれば取り消される可能性もあります。何よりも今現時点でそれが返済の代わりになるだけの価値があるものではないということです。
学生生活を満喫したいのはわかりますが、まずはアルバイトをして稼ぐ方がいいと思いますよ。そうすれば収入も得られるし、手持ちのお金がなくなった時にも借り入れができますよ。
新卒でも借りることができる消費者金融について
生活費が不足したりして現金を借り入れる必要が生じたとき、キャッシングやカードローンは非常に役に立つサービスです。これらの融資は無担保になっていますので、実家を出て一人暮らしをしているような人でも保証人を立てたり、不動産などの担保を提供する必要がありません。都会では特に、保証人を依頼することができない債務者が非常に多くなっていますので、このような無担保のサービスはかなり重宝されています。
また、使い道が自由というのも大きな魅力になっています。銀行などで現金を借り入れるとき、ほとんどが住宅ローンやマイカーローン、教育ローンなどのように目的が限定されており、他の用途に使うことは許されていません。生活費が不足したときの補てん目的や旅行、買い物、飲食といった目的で使えるローンというのは存在しませんので、どのような使い道でも許容されるキャッシングやカードローンというのは非常に便利です。ただし、ほとんどのキャッシングやカードローンでは、事業用の資金として使うことは禁じられており、生活の目的として使われる場合に限られていますので気を付けましょう。
そして、融資スピードが速いのも非常に便利な点の一つです。銀行系や信販系は審査をするときに保証会社と同時に行うため、どちらかの審査に通らなければ融資を受けることができませんし、時間もかかってしまいます。しかし、消費者金融は基本的に保証会社を付けずに自社のみで審査を行いますので、審査に通りやすく、融資までの時間もスピーディーなところが多いです。実際、業者の中には申し込んだその日に現金を受け取ることができる即日融資に対応しているところもたくさんあり、急いで現金が必要な人が積極的に利用しています。
この即日融資は、近くに店舗がない人の場合には振り込みによる融資になりますので、契約を銀行の営業時間内に済ませておく必要があります。ただし、無人契約機を設置している業者であれば、申し込み手続きをオンラインで済ませておいて、契約書とカードの受け取りに無人契約機を利用するということが可能になっていますので、スピーディーにカードを受け取り、提携先のatmを利用して現金を引き出すことが可能です。
さらに多くの人が利用している理由の一つに、利用条件がそれほど厳しくないということが挙げられます。ほとんどの金融機関で、キャッシングやカードローンを利用できる人の条件として、各金融機関が定めている範囲内の年齢であることと、継続的な安定した収入を得ている人であることのみを掲げています。銀行系の場合には、これに加えて本店や支店の営業区域内に居住、または勤務している人を条件として加えているところもありますが、民間の業者であれば基本的に、全国どこに住んでいても借りることができるようになっています。
また、年金生活者や不動産所得などの不労収入のみで生活をしている人が借り入れできるところもありますし、専業主婦で全く収入がない場合でも、配偶者が同意すれば夫の収入と合算して審査を受けることができるようになっているため、実質的にはほとんどの人が借り入れ申し込みの条件に合致するようになっています。
このように借入のハードルが低いといわれているキャッシングやカードローンですが、新卒の人が申し込んだ場合にはどうなるのでしょうか。確かに、条件としては安定して継続的な収入を得ることができる正社員の地位になっている人も多いですが、実際にそこで勤務した実績がないというのは審査の段階では不利になります。新卒の場合、会社に愛着がそれほどないのですぐにやめるという可能性も高く、そうなると返済の見込みとなる原資がありませんので、業者によっては融資を断られる可能性があります。特に銀行系などは勤続年数も重視して審査をする傾向にありますので、まだ仕事を始めて間がない場合には、審査に通りやすい民間の消費者金融系などで申し込んだほうがよいでしょう。
とはいえ、民間の業者でも実績のない社会人に対して融資をしてくれるところというのは限られています。申込書には年収を記入しなければなりませんが、入社して間がない人の場合にはどれくらいの金額になるかも書きようがありません。そのため、よほど急ぎでなければ、最低でも一年程度は勤務して勤続年数を積み重ねたうえで申し込んだほうがよいでしょう。また、就職までの間にアルバイトをしていた場合には、その収入を記入したり、正社員として採用される前はアルバイトであったことなどを申し込み時に伝えておくとよいでしょう。
もちろん、審査に通りやすいといわれている業者をピックアップしてから申し込み手続きをすることも重要です。手続きが簡単なので、どこかで借り入れができればという気持ちで一度に多数の業者に申し込みをする人もいますが、この情報は金融機関が共有しており、このような申し込みをしている人は資金的にトラブルが生じた人とみなされて、申し込みブラックとして信用情報に記載されます。その結果、半年近くはブラック扱いになって借り入れがどこからもできなくなってしまいますので、かえって不利な条件になります。
ちなみに、借り入れの申し込みをするときに必要になる書類は、基本的には本人確認書類である運転免許証やパスポートのみとなっています。ただし、50万円以上の高額な借り入れをする場合には、収入を証明する書類が必要になります。このことからも、収入の証明ができない新卒の人というのは条件的に不利であるだけでなく、借り入れ可能な金額が非常に少ないことが想像できるでしょう。元々、銀行系以外からのキャッシングやカードローンの借り入れをする場合には、総量規制といって、利用者の年収の3分の一までしか融資をしてはいけないという制限がつけられています。
たとえば、年収が300万円ある人の場合、借り入れができる上限が100万円までになるということです。これは各業者に対してではなく、利用者の借り入れ合計額に対しての判断となりますので、すでに上記の利用者が他社で100万円分の融資を受けている場合には、今後どこに申し込んでも借入れを受けることができないということになります。もちろん、年収があがった時には収入を証明する書類を提出して、増枠の申し込みをすることは可能です。
このように、借り入れがしやすいといわれているキャッシングやカードローンであっても、いくつかの条件は必要になります。社会人になって間がないうちは、一人暮らしの生活で予想以上にお金が必要になったり、付き合いで支出がこれまで以上にかさんだり、給料日までの収入がなくて苦労することなども多いですが、あらかじめ学生のうちにしばらくは借り入れをしなくても済むような金額を貯蓄しておいた方がよいでしょう。
社会人になってしばらく経過すると、生活の仕方もわかってきますし、借り入れをするときにも、毎月どれくらいの金額ならば返していくことができるかという目安がつくようになります。新卒のうちに借り入れをした場合、毎月返済可能な金額が自分で判断しづらいため、限度額いっぱいまで借りて毎月返すことができなくなり、債務超過に陥るといった可能性も高くなります。まずは自分で毎月の収入と支出がわかるようになってから、計画的に借入をするというのも重要なポイントです。
消費者金融のキャッシングは、審査に通りやすく申し込み手続きが簡単で利用しやすいというメリットがある反面、金利が高いところもたくさんあります。利用するときには、銀行系と提携していたり、大手で資金力が豊富なところを選ぶようにすると、銀行系にも劣らない低金利での借り入れが可能になりますし、安心感もあります。条件の悪い相手に積極的に融資をするところを選ぶよりも、このように安心して借り入れができるところを選ぶ方が長い目で見るとおすすめです。