友人が消費者金融の申し込みをして審査が通ったと言っていました。私からすると生活にだらしないタイプだったので、お金の貸し借りには向いてなく、審査に落ちるとばかり思っていました。が、審査に通ってたのが嬉しかったのか、私に審査に通る理由を教えてくれるというのです。
審査に関しては何もわからないし、受かったにしろ落ちたにしろ、その理由がわかるとは思えないのですが・・・。審査に通りやすい理由なんてあるのでしょうか?それは何でしょうか。
審査に落ちやすい理由と逆を考えてみるとわかりやすいと思います
審査が通りやすい理由というのは、審査に通る判断がわからないので、具体的にどうだから審査に受かるという事は言えないと思います。しかし、審査に通った人を見て、まったくその通りにはいかないまでもある程度は参考にはなるでしょう。
また、よく審査に通らなかった理由を上げている情報はあるのですが、全てではないにしろ、逆に考えれば反対の条件が審査に通りやすいという事も言えると思います。これらの情報から考えて整理すると、自ずと審査に通りやすい理由が出てくるのではないでしょうか。
基本として絶対守るべき事は、嘘をつかないことでしょう。たまに条件を良く見せようと年収を上乗せして申告したり、実際には過去の借入で問題が起こったのにも関わらず、何事もなかったように言う人がいます。年収でも多少の上乗せぐらいならば、大まかに申告したや勘違いで通る事もありますが、申告の内容によっては虚偽に取られかねない事もあります。下手な嘘はばれます。特に過去にクレジット利用や借り入れなどした事がある人は信用情報機関に情報があり、消費者金融にはしっかりばれます。
また、希望金額も心配のあまり多めにしている人もいますが、あまりに大きな金額はかえって印象が良くない場合がありますし、審査に落ちる要因にもなりかねません。大抵の消費者金融は50万円までの希望額ならば所得証明が必要ないので、これは目安になるでしょう。ちなみに年収の1/3以上は借り入れできないよう法律で決まっていますので、年収の少ない人は注意点としてこの事も知っておくべきでしょう。
心配のあまり一度に複数の会社に申し込む人もいますが、これも会社側からすれば、多額のお金が必要で返済ができないのではないだろうかと不信感をよびます。せめて2社、どうしてもというならば、多くても3社までに抑えるべきでしょう。(参考ページはこちら→金融業者は自分に最適な一社のみを使おう)
過去に借り入れした実績がある人は、気になるようでしたら自分の過去の状況を把握しておくのもいいと思います。信用情報機関で自分の情報を問い合わせる事が出来るので、気になる人は情報開示の申し出をしましょう。ただし、信用情報機関はいくつかありますが、情報開示には有料となっている所もあります。
ある程度の書類の用意もしておくと、必要ならばそのまま提出できますし、審査の段階で申告内容に戸惑わなくていいので楽でしょう。
単純に審査に不安がある場合は、先に簡易診断を行っている消費者金融もあります。ホームページなどで数秒でできますし、シュミレーションがついている所もあります。先に簡易審査をしても後々審査に響くものではないので、やってみるのも一つの手だと思います。
何にしても、必要なものを先に準備し、申告内容も有る程度自分で予測できる様下調べをして用意すると審査もスムーズですし、通りやすくなるのではないでしょうか。
消費者金融で審査が通りやすい人について
給料日2、3日前にお金が急きょ必要になってしまい、借りる当てもないといったときに消費者金融からお金を借りて工面する人は少なくないかと思います。また、そうでなくても日常生活上でまとまったお金が必要となったが、貯金などから出しても足りないなどの理由でお金を借りる人も居ます。そういった人の中でも審査が通りやすい人と、通りにくい人に分かれます。(参考ページはこちら→融資審査に通りやすい人とは?)
審査が通りやすい人の場合、ある程度の基準を満たしていれば問題なくお金を借りることができます。その基準というのが複数あります。
まず、安定した収入があること、1年以上同じ会社で働いていること、過去の経歴、年齢、携帯電話やクレジットカードなどの支払い状況などがあげられます。安定した収入という意味では、パートやアルバイトで働いている人も、毎月決まった時間の労働をしていれば安定した収入を得ることができます。ですが、日によって時間数が減ったりする可能性もないわけではありません。そういった意味で、正社員から比べると収入的に少なくなってしまいます。
ですが、少額であれば問題なくお金を借りることができます。これは、パートの人に対しても同じことが言えます。1年以上同じ会社で働いているということも審査のポイントになります。やはり、仕事を始めたばかりであったり、転職を繰り返しているようであれば、収入に違いが出てくるからです。これは、収入とも関係してきますが、安定した収入があるということは、安定して同じ仕事を続けている、と判断されるからです。
正社員で長年同じ会社で勤めている人であれば、融資を依頼したときに少し高額なものでも収入証明があれば、借りることができるようになります。また、パートやアルバイトでも1年以上仕事を続けていれば融資をしてもらえることになります。なので、仕事を始めたばかりであったり、1年以内に転職をしたばかりであるなどの時は審査で落とされてしまう可能性があります。
過去の経歴とは、職歴などではなく、過去に債務があったかどうか、ということがポイントになります。過去にも借りたことがあり、その時にしっかりと返済をしているのであれば安定して借りることができます。ですが、過去にも消費者金融の利用歴があり、民法が関係している状態になっているようであれば審査の時点で通らない場合も出てきます。
過去の借金が完済されており、なおかつ5年以上経過しているのであれば、問題なく審査が通りやすくなりますが、5年以内であったり、返済期限を延ばしたりしているようであれば借り入れが難しくなる場合があるので、注意が必要です。そういう人はブラックと呼ばれる状態になっているので、他の会社ならと申し込みをしても同じ結果になります。そういったデータに関してはほかの会社にも調べることができますので、どういった理由で1社目が断ったのか、照会すればすぐにわかるからです。
また、お金を借りる際に年齢もかかわってきます。基本的には70歳以上は審査が通らない場合が多くあります。特に、仕事をしておらず年金生活の人はまず難しいです。これは、若い人でも同じことが言えますが、仕事をしていることを前提にしていないと融資を受けることができません。なので、無職の人や年金生活の人の場合、審査で落ちることになります。
また、70歳以上でも元気であり、一定の収入があるとしても厳しいといえます。年齢がネックになってくるからです。今は元気でも、いつまで安定して仕事を続けることができるか、ということがはっきりしないからです。消費者金融では、お金を貸した後にリボ払いというシステムを使ってお金を少しずつ返済していくことになります。借りた額から自分の返せる額を毎月一定額支払いを続けていくということになるのですが、利息分も含め返していくことになるので、長期返済になるケースが多くあります。
なので、高齢の人が借りようとした場合、その目途が立たないようであれば、難しいといえます。やはり、貸した以上は返してもらわなければ金融会社も業務が成り立ちません。なので、それなりに督促をしたりもしますが、70歳以上の場合やはり収入源と体力面から審査が通りにくいといえます。そういった年齢の人でお金が必要になった場合は年金の前借制度などを利用してお金を工面する方が問題がないといえます。
さらに、携帯電話の支払い状況やクレジットカードの支払い状況にもよって審査が通りにくくなる場合があります。
最近では、携帯電話会社の顧客獲得戦線が激しくなっており、1人でも多くのユーザーを獲得したいということから、データ通信が一定の金額で収まるプランや通話料も一定の金額で使えるプランなども登場しています。さらに、携帯電話本体そのものも分割で支払をしながら、利用するというプランの人が増えています。こういったサービスを合わせた場合、月に有料サイトなどを大量に使わない限り1万円以内で収まる人がほとんどだと考えられます。なので、こういった金額が支払われず、携帯電話が止まってしまっているなどという状態であれば、融資をしたところで返済ができるのか、と思われても不思議ではありません。
ついうっかりでお金を入れていたが1円足りず、引き落としがかからなかったということもあるかもしれません。毎月きちんと支払をしていたが、クレジットカードの引き落とし金額が予想以上に多くなってしまい、携帯代金が落ちないということになってしまうということもあり得ます。ですが、そうなってしまったとしても、携帯代金は翌月2か月まとめてで引き落としがかかってしまうので、落ちていなかったことを通帳で確認するまで気づくのに遅れてしまうことがあります。
そうなってしまった場合でも、翌月からまたしっかり引き落としがかかっていれば審査の際に聞かれることになるかもしれませんが、たまたま金額が少なかっただけで、毎月きちんと支払われていることを伝えることにより、特別問題とはなりません。
また、クレジットカードについても同様です。少額の買い物を続けているのであれば、毎月の支払いがさほど多くなることはそこまでありません。ですが、その金額が落ちていないというのであれば、問題となってきます。やはり、そこで支払ができてないということになると貸す方も問題があるのではないか、と疑います。そういったことの積み重ねでお金を借りることができなくなってしまう場合もあるので、注意が必要です。
以上のことがある人であれば、金融会社からお金を借りようとした場合、審査に落ちてしまうことがあります。ですが、審査が通りやすい人となると、1年以上同じ会社に勤務しており、なおかつ安定した収入を得ている中で、過去に借金をしたことがあってもきちんと毎月支払いが確認が取れている70歳未満の人ということになります。
以上の条件を満たすには普通に生活をしている人であれば、特別問題はなく、消費者金融からお金を借りることができます。ですが、中には1社ではなく2社、3社と借りている人も居る場合があります。大体が1社の審査に浮かれはほかの会社も審査に通りやすくなるからです。なので、気を付けなければならないのは、いつの間にか債務が増えてしまい、どうにもならなくなってしまう前になんとか返済するための計画を立てることになります。なので、給料日数日前に少しのお金が必要になった場合、このような人であれば簡単に消費者金融からお金を借りることができます。
また、50万以上の融資も収入証明を準備することにより、借りることができるようになります。以上の条件を満たしている人は審査が通りやすい人と言えます。ですが、どこかしらひとつでも問題がある場合においては、審査で落とされる可能性もあるので、自分の支払い状況など、こまめに毎月チェックをしていくことが大切になります。