私は現在勤続25年で特別休暇を貰い、それに合わせて溜まっていた有給休暇を使っているので、一月ほどの休みに突入しています。ただし休みを貰ったのは良いのですが計画性も無くお金も無いので、正直持て余し気味です。妻がお金を借りて思いっきり遊びましょうと言っているので、急遽豪遊計画を2人で作ってみました。豪遊とは言ってもそんなお金はかけられないので大したことは無いのですが、とにかくその計画を実現できるだけのお金を借りることにしました。
そこで消費者金融から借りようと思ったのですが、その時になって有給消化中でも融資してもらえるのかどうかが気になってきました。有給休暇は法律で保障されたお休みだから大丈夫だろうと言うことになったのですが、本当のところ有給休暇消化中であっても消費者金融は貸してくれるものなのでしょうか、申込む前に確認しておきたいので回答をよろしくお願いいたします。駄目ならまた計画は考え直します。
(⇒融資審査の判断基準)
審査では有給消化中は関係ありません勤務中と同じ扱いです
有給休暇は労働者の権利ですし、そもそも有給ですから休んでいるとはいえ給料は出ていることになって、立派な会社員と言って良いでしょう。したがって、消費者金融でも有給休暇中だからと言って特別視して無職の様に扱うことは有りません。そもそも申込みに際して今有給休暇中だと言うようなことを記入することも無いので、そんなことは心配せず、勤続25年を祝って豪遊計画を実行に移してご夫婦で思う存分楽しんではいかがでしょうか。
申込むとまず審査ですが、あなたの場合勤続25年と言う会社員としての実績がありますし、これまで生活してこれたという事は一定以上の収入が有ったという事ですから、消費者金融の方も信用情報に問題が無ければすぐに通してくれると思います。ただしどんなに社会的な信用が高かったとしても消費者金融とのお付き合いが初めてという場合には最初に設定される利用限度額はそれ程大きくは有りません。例えば貸出限度額が300万円だったとしてもそれだけ借りられるわけではないのです。
利用限度額はあなたの収入によっても変ってきますが、大きな収入が有って正社員と言う安定収入が評価されたとしても、最初は30万円程度が限度です。したがって豪遊すると言っていますが、計画によっては足りなくなるかもしれません。このため利用限度額を確認して必要が有れば豪遊計画を見直してください。無理をして2件3件と消費者金融と契約することはお勧めできません。それこそ多重債務者になってしまいます。
(⇒正社員は融資で有利な属性?)
ただここでは消費者金融の話をしてきましたが、あなたのようなケースでは銀行の目的別ローンを利用した方が有利にお金を借りることが出来るでしょう。もう休みに突入してしまって入るので、間に合わないのかもしれませんが、豪遊計画実施までに時間が有るのであれば銀行に相談してみてはいかがでしょうか。あなたの様に勤続25年ともなると銀行であっても消費者金融と同じように評価は高い筈ですから、充分目的別ローンの審査でも通る筈です。
有給消化中に消費者金融への申込みについて
消費者金融と聞くとあまりいいイメージが無いという方もいますが、最近では以前と比べると放映CMでもよく見かけるようになり、CM放映時間の規制もゆるくなり、お笑い芸人やグラビアアイドルを起用するなどだいぶイメージもよくなってきています。銀行系とのカードローンと比べると金利はどうしても高くなってしまうのですが、使い方しだいによってはうまく利用をすることもできます。(参考ページはこちら→どうしても低金利が必要な場合)
何が特徴であるのかというと無担保で融資をしてもらえることです。住宅ローンなどでは、融資を受ける際に土地や建物に根抵当系を設定して担保や保証人が必要になります。それが担保も必要なく保証人も必要ありませんので、運転免許証や健康保険証だけで原則申し込みができます。
さらに注目すべきは即日融資やスピード融資、即日審査に対応していることです。例えば、今日の夜までにお金を準備しなければならないといった急な出費に対応しなければならないときであっても申込をした当日に融資をしてくれることです。そして、審査基準も銀行と比べると甘く比較的に審査に通りやすいとされています。とはいっても貸金業法改正などにより、以前よりは審査基準は厳しくなったのですが、銀行系のカードローンと比べると優しい部類にあります。それは、なぜかというと銀行系のカードローンは、優良顧客を相手、つまり属性の高い方を対象に融資をしているからです。
属性が高い人は、一般企業に勤める正社員、公務員など比較的安定している職業についている人です。雇用形態が安定している、つまり正社員、企業経営が安定していてリストラの心配が少ない方がいわゆる属性が高い人になります。反対に属性が悪い人となると、雇用形態が安定していない、自営業やフリーランスで働いている人、芸能人のような自由業、派遣社員、水商売などです。
今は収入がよかったとしても将来どうなるか分からない方です。頻繁に職を変えている人も属性が悪く、仕事をやめて次の仕事が見つかるまで返済をまってほしいなど何度もお願いしてくる人は審査面で不利となります。このような理由から銀行系カードローンでは、審査で落とされる可能性が高いのですが、消費者金融系のカードローンの強みはこのような属性が悪い人に対してお金を貸し出すためのノウハウがあることです。
属性が悪くても必ず借りれるというわけではないのですが、独自のスコアリングという審査システムがあり、コンピュータ上で膨大な過去の顧客データから借入申込み者の属性をコンピューターに入力する人で、この申込み者は融資可能かどうか、融資可能であればいくらまで融資をして問題ないかなどを瞬時に判定してくれるのです。このシステムがあるために、銀行では融資対象とならない人でも融資をするためのノウハウがあるのです。
また、スコアリングは審査結果がでるスピードも速いので、そのため当日融資をすることもできるのです。さらに利便性も高く、提携している銀行のATMやコンビニエンスストアのATMでもカードを利用することができます。コンビニや銀行ATMでも利用できますので、ちょっと買い物ついでに返済をしたり、コンビニであれば24時間開いていますので夜遅くや朝早い出勤時間帯にでも返済や融資を受けることができるのです。
これが、キャッシング会社のATMであればいろんな金融業者が入っている雑居ビル入っていることが多いですので、そのビルに入るのに周囲の目が気になってなかなか入りにくい人でもコンビニであれば、はたから見れば預金を下ろしている人としか見えませんので安心して利用できます。インターネットからも利用ができて、申し込みがインターネットからできるだけでなく返済や融資も専用のネットバンキングの口座を開設している人であれば、いつでもどこでも携帯電話やスマートフォンから返済や融資もできて来店不要で手続きができます。
また、審査で不安になるのが在籍確認になります。基本的に、申し込みは本人の申告した内容に基づいて行われます。そのため本当は無職でもあるにもかかわらず、会社に勤めていますと偽って申し込みをする人も中にはいるのです。すでに退職している会社を申告する人もいます。申し込みをしてきた時点では、審査する側としては本当にその会社に在籍しているかどうかはわかりませんので、裏取りのために電話で確認をとります。
ここで心配なのは会社に電話をされて借金をすることが発覚してしまうのではないかということです。在籍確認の電話は、基本的に審査担当者の個人名にて行われます。金融業者の名前を名乗ってかけるようなことはないので、借金がばれてしまう可能性は低いです。電話での会話も在籍しているかしていないかを聞くだけですので、どんな人ですかやどのような仕事をしていますかなど根掘り葉掘り聞くことはないです。確認がとれたらそれで電話は終了になります。
金融業者によっては、会社に電話をかけてくれる人を指名することができます。男性の人にかけてほしい女性のほうがいいなど指名ができます。普段個人あてに電話がかかってくるような職場ではないのであれば、取引先風にかけてほしい、アルバイト先であれば友達風にラフな感じてかけてくれませんか、家族や身内からという設定でかけてほしいなどシチュエーションを指定することもできます。十分にプライバシーには配慮した在籍確認の電話をしてくれます。
また、有給消化中にキャッシングを申込みをした場合です。有給消化中に旅行になど行くケースがあります。そのような時などに、旅先でおみやげを買いすぎて旅行資金が足りなくなってしまうケースなどがあります。預金残高もあまりないとなるとピンチです。そのようなときに、キャッシングは非常に便利で旅先に消費者金融の店舗がなくてもインターネットから申込できますので、スマートフォンや携帯電話で申し込みできます。審査が通れば、銀行振り込みで旅行先でも融資をしてもらえます。あとは、最寄りのコンビニATMや銀行ATMで現金をおろすことができます。
ここで、有給中での在籍確認になります。有給中は会社にいませんので、電話での在籍確認はどうなるかというと、本人が会社にいなくても電話をかけて他の方が電話にでられて、審査担当者が申込み者さんいますかと聞いて、本日は休みです、などと回答が得られれば申込み者本人が会社にいなくても会社に在籍しているという証拠となりますので、在籍確認がとれたことになります。
しかし、土日や祝日の申込みで会社が休みで電話をかけてもずっとコールしっぱなし、または留守番電話になり会社が休みで誰も電話に出る人がいない場合です。この場合ですが、翌営業日つまり月曜日に再度会社に電話をして在籍確認をとります。契約手続きは完了していても在籍確認は完了していないので、融資ができない状態でしたが、後日電話をして在籍確認がとれましたのでこここら融資可能となります。
会社の営業日まで待っていられる人であれば、在籍確認は後日とることで問題ないのですが、すぐにでも融資をしてほしい急いでいる方の場合です。この場合ですが金融業者によってですが、書類にて在籍確認とすることがあります。在籍確認とする書類ですが、源泉徴収票、給与明細書、社会保険証などの提出になります。これらの書類は会社に在籍をしていなければ発行されない書類となりますので、これらの書類を提出することで書類にて在籍確認とします。
ただし、会社からのものとして名刺があります。たしかに、会社名や氏名、所属部署、連絡先などが記載されています。しかし、名刺はパソコンで自分で作ろうと思えば作れてしまうものですので、在籍確認書類とみなさない金融業者のほうが多いです。在籍確認を電話ではなく書類にて確認してほしい場合は、どのような書類が認められるのかを確認しておくことです。