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消費者金融の審査に一度落ちたら半年は我慢しなくちゃいけない?

私は地元にある農業団体に所属している団体職員の34才の男性です。先月に消費者金融でお金を借りようと申し込んだのですが、審査に落ちてしまいました。(参考ページはこちら→融資審査に落ちる理由とは?

でも、個人的な事情でどうしてもお金を借りる必要があるのです。そこで続けて他の消費者金融に申し込もうと考えていたところ、職場の同僚の一人が、「消費者金融の審査に一度落ちたら半年くらいは期間を空けて申し込まないとダメみたいだぞ!…」って言ったんです。

半年間も待ってからお金を借りる余裕はありません…。そこで本当に消費者金融の審査に一度落ちたら半年くらい冷却期間を置かないとダメなのでしょうか?教えてください。

一度落ちたら半年は申込み控えて下さい

一般論から先に言えば、「消費者金融の審査に一度落ちたら半年間は申し込めない」といった法律の規定はありませんし、消費者金融業界で決められている自主ルールでもありません。そのことから、一度審査に落ちても続けて何社も申し込むのは利用者の自由なのです。
(⇒融資審査の明確なルールとは

ただし!一度落ちた後に続けて申し込んで審査に通るかは別問題なのです。そして、結論から先に言えば、消費者金融の審査に一度落ちて、その後に続けて何社もの消費者金融に申し込んでも審査には通らないと思います。

なぜなら、消費者金融の審査に落ちた履歴は個人信用情報機関に記録され、その記録は半年くらい残ってしまうと考えられるからなのです。そして、審査に落ちた記録が残っている限り、続けて他の消費者金融に申し込んでも審査に通る確率は極めて低いと言って良いのです。

なぜなら、次に申し込んだ消費者金融で必ず審査で個人信用情報機関に与信をかけて申し込み状況や利用履歴を調べるからなのです。その与信審査において、他の消費者金融の審査に落ちた履歴があると、申し込んだ消費者金融では「申込者の信用力や返済能力に疑いある!」と見做しますので、審査にとても通り難くなってしまうのです。

さらに、一度審査に落ちたからと言って、短期間に立て続けに消費者金融に申し込んでしまうと、今度は「申込みブラック」としてのレッテルを貼られてしまい、さらに審査に通り難くなってしまうのです。

そのことから消費者金融の審査で一度落ちたら個人信用情報機関から落ちた記録が抹消される半年くらいの期間を置いてから申し込みをした方が逆に審査に通る確率は高くなると言って良いのです。

また、アドバイスとしては、単に無為に半年を過ごすのではなく、自分が審査に落ちた理由を自分なりに考えて、その点を改善することに努めることが大切と言うことなのです。

つまり、一度落ちた後の半年の冷却期間は、今度は消費者金融の審査に通るための準備期間と捉えてみてはどうかと言うことなのです。

消費者金融の審査に一度落ちたら半年は待とう

消費者金融の審査に一度落ちた場合、半年くらいあけるほうが良いと考えられています。というのは、審査に落ちやすくなるからです。たとえば、あながた貸金業者を経営していたとしましょう。そして、別の貸金業者の審査に落ちたから、あなたのところに申し込みに来ましたという人が現れればどうするでしょうか。何か理由があって審査に落ちたのだろうと考えるのが普通です。おそらく何かおちる理由があるのだろうと。
(⇒融資審査に落ちる理由を見直す

普通に考えれば、一度審査に落ちた人なら、別の業者に申し込みをしても審査におちる可能性は高いのですが、審査に落ちたという情報がさらに審査に落ちやすくなるということも知っておかなければなりません。ですから、落ちれば落ちるほど落ちやすくなるのです。

消費者金融を始めとする貸金業者は、申し込み情報を共有しているという点に注意しておきましょう。申し込み情報は信用情報機関で保存されます。ある貸金業者に申し込みをすれば、その貸金業者は信用情報機関に情報を登録することになるのです。この情報は別の貸金業者が参照することができます。このようにして申し込み情報は共有されています。

同時に申し込みをしたり、短期間に立て続けに申し込みをしたりすると、それが原因でしばらくは審査に通らなくなることもあります。これを申し込みブラックと呼びます。同時に申し込んだり短期間に続けて申し込んだりすることを、貸金業者はあまり好みません。その理由を簡単に解説したいと思います。

人にはそれぞれ返済能力というものがあります。たとえば月給が20万円の人がいたとして、家賃や光熱費、食費など基本的な生活費に15万円はかかるとしましょう。この人の場合、最大の返済能力は月々5万円です。それ以上返済することはできません。また、貸金業者は返済期間を定めていますから、ある期間内に返済してもらわないと困ります。さらに利息もかかります。

このような計算をしていけば、この人に対してはいくらまでなら貸すことができるということを、貸金業者は知ることができます。たとえば、ある人になら最大で200万円までなら貸し付けることができると判断した場合を考えて見ましょう。この計算をするためにはいろいろな規準に基づいて審査が行われるわけですが、その結果として200万が妥当だと判断したとします。

しかし、この人がもしも別の貸金業者にも申し込んでいたとするとどうでしょうか。その貸金業者も審査を行っていろいろな計算をし、200万円までなら貸し付けることができると判断したとします。そうすると、この人は200万円くらいまでなら返済できる人だとしても、400万円も借りることが可能になってしまうわけです。400万円では返済できなくなってしまう可能性が高くなります。

3社に申し込んで600万円借りることができてしまうと、さらに返済は難しくなってくるでしょう。同時に申し込みをしてすべての審査に通ってしまうと、返済可能性は著しく低くなる可能性があるのです。このようなことから、貸金業者は同時に申し込んだり、立て続けに申し込むことを嫌うのです。

その基準は1ヶ月に3社だと考えられています。実際の判断はそれぞれの貸金業者が行いますから、4社くらいでも審査に通ることがあるかもしれませんから、あいまいな数値だと考えておくべきでしょう。が、1ヶ月の間に3社に申し込みをすると、しばらくはどこに申し込みをしても審査には通らなくなると考えておいたほうが良いです。この状態が申し込みブラックと呼ばれる状態です。

申し込みブラックという何らかのランクがあるわけではなくて、その現実は信用情報機関に申し込み情報が登録されていることを意味します。短期間の間に申し込み情報が登録されていれば、その段階で審査に落ちるのが普通なのです。ブラックになると一生借りることができないと思ってしまう人もいるようですが、これは間違いです。なぜなら、信用情報機関の情報は一定期間で消去されるからです。

信用情報機関の情報が消去される期間については、情報の種類によって異なっています。自己破産などの債務整理をした場合には、その情報は7年から10年と長くなっています。信用情報機関によっても保存される期間は異なりますが、一般的に債務整理の情報は永く保存されます。なお、日本には基本的なものとして3つの信用情報機関があり、それぞれが独自に情報を管理しています。

ブラックになったからといって永遠に借りることができなくなるわけではなくて、最長で10年待てば情報が消去されるわけですから、つまり10年後にはブラックではなくなっています。これは債務整理の場合であって、申し込みブラックの場合にはもっと短く、6ヶ月間保存されるのが一般的です。ですから、6ヶ月たてば情報は消去されて、申し込みブラックから開放されると考えておいて問題はありません。

申し込み情報があるだけで審査では不利になるのですから、一度申し込みをすればその情報が消えるまで待ってから新たに申し込みをしたほうが懸命だといえるでしょう。一度落ちたら半年はあけたほうが良いといわれるのは、このような理由があるからなのです。

申し込み情報が残っていても審査に通ることはあります。まったく審査に通らないというわけではなくて、審査で不利になるだけのことなのです。ですから、申し込み情報が1件あるくらいなら問題はないと考える人もいるでしょう。しかし、これは良い考え肩ではありません。審査では、借りることができるかどうかだけが判断されるからではないからです。

審査を受けて落ちれば借りることはできませんし、通れば借りることができます。これは当然のことですが、審査によって決まるのは借りられるのかどうかだけではなくて、融資の条件も決まるという天にも注意しておかなければなりません。融資の条件とは、具体的には金利や借入限度額です。

優良な顧客の場合には低金利で借りることができたり、借入限度額が大きくなったりすることがあります。審査で不利になれば高金利で小額しか借りることができないケースもあるのです。審査で不利になるということは、利用する条件が悪くなることにもつながると考えておくべきでしょう。

申し込みブラックになってしまっているかもしれないと思ったのなら、とりあえず半年待ってみるのは良い方法です。しかし、最後に申し込みをしたのが何ヶ月前なのかわからないということもありえるでしょう。このような場合には、実際に信用情報がどのように記録されているのかを確認してみるのも良い方法です。信用情報機関は信用情報の開示に応じてくれますから、この制度を利用しましょう。

この制度を本人開示と呼びます。本人開示の制度を利用すれば、信用情報を確認することができます。手数料や郵送料などとして1000円くらいがかかりますが、手続きそのものはそれほど難しくはありません。なお、開示される情報はすべてではなくて、契約年月日が掲載されていないこともありますから注意が必要です。信用情報機関に事前に確認しておくと良いでしょう。

審査に落ちたくないというのは多くの人に共通する考えでしょう。審査に落ちやすい人であっても、いくつもの消費者金融に申し込みをしていれば、そのうちどれかには通るだろうと考えるのも無理もないことですが、これが逆効果であることは、ここまで読んでいただければわかるはずです。

一度落ちたのなら、半年はあけてから申し込みをするというのが基本的な姿勢です。これは消費者金融だけではなくて、クレジットカードのキャッシング機能を利用する場合でも同じです。クレジットカードのキャッシング機能も貸金業者として登録して運営されていますから消費者金融と大差ありません。この場合にもやはり、半年はあけてから申し込みをするのが良いと考えられます。

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