消費者金融でお金を借りたいと考えているのですが、勤めている会社がとても小さな個人業のような会社であり、そんなところに勤めているとも言いにくいですし、収入もそんなによくありません。会社の人にも絶対に知られたくありませんし、在席確認で職場に連絡が来る事は絶対に避けたいと思っています。「何でも屋」や「アリバイ会社」に依頼して在席確認をクリアしようと思っているのですが、消費者金融に申し込みをする時、在席確認を悪用したやり方にするとどうなるのでしょうか？
働いているだけプラスになります！心配せずに在席確認を！
結論から申しますと、「それは絶対にダメ！」です。もしかすると上手に騙す事ができるかもしれません。しかし、バレた時、法律的に重い罪になるのは依頼した本人です。これをしっかり頭に入れておきましょう。消費者金融などにお金を借りる時、直接会う事もなく、ネットや電話のみでの申し込みや契約が可能になっています。何が１番大切だと思いますか？“信用”ですよね。本当の事を言うに超した事はありません。
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例えば誰もが知ってる大企業に勤めていると言えれば最高でしょう。誰も知らないような、ネットで調べても分からないような小さな会社にお勤めになられたり、水商売や夜のお仕事、ちょっと訳ありなお仕事をされている方は職自体を隠したい事もあるかもしれません。しかし、お金を貸す消費者金融などはどんな仕事をしてるのかなんて別に関係ないんです。ちゃんと収入を得ているのか、職場があって今後も収入の見込みがあるのかが重要なのです。働いているだけでプラスなのは間違いありません。
「何でも屋」って言っても様々ですよね。殺人までやってくれるような何でも屋であれば、これくらいのお仕事は簡単かもしれませんが、一般的に「何でもやります！」と言ってる何でも屋は実は何でもやってくれませんよ。結構できない事が多いんです…。特に法律に違反するような、罰則値するような事はしてくれないでしょう。在席確認の誤魔化しの様な悪用はしてくれないのが普通でしょう。
「アリバイ会社」ならやってくれると思います。しかし、最初にも言いましたが、法律的に重い罪になるのはアリバイを依頼した本人です。仮にアリバイ会社を利用して消費者金融を騙してお金を借りたとしましょう。在席確認のアリバイを作ってもらったり、偽の収入証明を発行してもらったり、金さえ払えば簡単な事でしょう。借りたいと思ってる金額にもよると思いますが、こんな金があるなら借りなくても良いのでは？と私は思いますが…。
さて、何らかで消費者金融に在席確認を悪用していた事がバレてしまいました。どうなると思いますか？アリバイ会社に対しては、違法な商売をしていると罰が下るかもしれません。しかし、この程度のアリバイお手伝いでは、業務停止になったり、罰金処分程度になるでしょう。例えば「偽の収入証明を発行してもらった。」となれば、金を払ったからって発行するアリバイ会社が悪いように思うかもしれませんが、発行するだけならそんなに重い罪にはならないんですね。
ですが、これを依頼した本人、発行してもらった書類を使用した本人、誰かに依頼してまで誤魔化してお金を借りようと悪用した本人。詐欺として扱われる事になります。罰金などでは済まない、下手すれば刑務所行きになる可能性もある程の大きな罪になるかもしれません。過去に実際に逮捕されているケースもあるようです。在席確認はあなたが収入があるか、本当に働いているかだけの確認です。真実の情報で勝負しましょう。
消費者金融と銀行の在籍確認と人間心理の悪用
現代社会において、個人が無担保でかつ保証人の必要がなく簡単にお金を借りられる方法といえば、銀行や消費者金融のカードローンを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。カードローンとは、金融機関が個人の信用だけを担保にして小口資金の融資をするローン商品です。個人の信用とは、ローンの返済が出来るかどうかを判断するということであり、借入れの審査に際して、原則として身分を証明する書類（保険証や運転免許証、パスポートなど）と収入を証明する書類（源泉徴収票、所得証明書、課税証明書など）の提出を求められます。
金融機関では、独自の審査基準を設けていますが、大凡自社と提携している保証会社の保証が受けられることを前提にして融資を行います。安定した収入があること、年齢的な制限がクリアできれば殆どの方がカードローンの利用が出来るシステムになっています。ただし、金融機関は、個人の信用情報を調査機関でチェックをしますので、他のローンやクレジットの利用歴に、延滞などの事故情報があれば審査に通過しません。インターネットのキャッシング関連情報の中に、「ブラックでも融資可能な消費者金融」などを紹介しているサイトがありますが、これらは危険な貸金業者（ヤミ金）へ誘導するサイトの可能性があるので注意が必要です。
また、既にいくつかのローンを抱えている方、また収入がなくてどうしてもキャッシングの利用がしたい方などは、インターネットで借りられる金融機関を探そうとします。そのような時に、上記のような「ブラックでも融資可能」という謳い文句や、「無職でも即日融資」などの広告に魅力を感じられるかも知れませんが、これらの情報を信じて安易に利用するとますます生活が苦しくなることが予想されます。
その他、キャッシングを受ける際に、在籍確認を恐れる方も多くおられるようです。これは、既に複数のキャッシングを利用している方でなくても、会社にカードローンの利用を知られることを嬉しく思わない方が多いからだと考えられます。この心理を悪用して、「在籍確認のない消費者金融」を紹介しているサイトもあるようですが、このような情報も不確かだと考えてください。
金融機関は、銀行であれ消費者金融であれ、キチンと法律に基づく仕事をしているところでは、個人の信用情報を第三者に漏洩することを厳に禁じています。在籍確認をする際にも、金融機関であることを名乗らずカードローンの利用のための在籍確認だとは分からないような心遣いをしているでしょう。通常のカードローン利用に際して必要以上に在籍確認を恐れる必要はありません。
金融機関は利益を追求する企業ですので、借入者が順調に返済を続けている限りは自宅や勤務先に電話連絡をすることはないでしょう。ただし、約定利息の支払いが遅れれば通常は郵便などで督促を行い、それにも応じない場合には自宅・勤務先などに督促の電話連絡を入れることはあります。カードローンが金銭消費貸借契約に基づく借金であることを忘れずに、約定利息を守り、余裕金が出来たら早期完済を原則として考えるようにしましょう。
現在のように、カードローンが普及する以前は、個人がお金を用立てる方法には人に頼るという手立てをとってきました。ただし、金銭が絡むと人間関係が破綻する傾向が高いことは、長い歴史が物語っています。それだけに、無担保でかつ保証人を必要としないカードローンの誕生は、多くの人に受け入れられたのだと考えられます。
ただ、人間は、安易に利用出来るものに慣れてしまう傾向があります。カードローンは、キャッシング専用のカードを手に入れてしまえば、契約時に決められた上限金額の範囲内であれば何度でもＡＴＭからキャッシングと返済が繰り返せるアイテムです。必要な時だけ利用するのではなく、お金がなくてもお金を持っているような錯覚に陥る人もいるようです。これは、利用出来るＡＴＭが金融機関の店舗だけでなく、コンビニやスーパー内にあるＡＴＭを利用出来ることなどの利便性が大きく影響をしたのではないでしょうか。
お金を借りるという行為に、人はある種の後ろめたさを感じます。それが対面方式でなく、パソコンで申込みをして、郵送でカードが送られてくる。そしてＡＴＭでお金を借りたり返済したり出来るという仕組みが出来たことは、利用者にとって借金に対するハードル（抵抗感）を下げたと考えても良いのではないでしょうか。よほど、自制心をもって利用しなければ、必要以上の金額をキャッシングするリスクがあります。
また、カードローンの返済方法は、殆どがリボルビング払いです。これは、毎月の返済額は変わらなくても借金の残債が増加していく仕組みになっていますので、完済までに長い期間が必要になります。これも、人の心理を錯覚させる返済方法だと考えられます。毎月の返済額が一定であれば、借金が増えていることを意識出来なくなるようです。
本来、カードローンのような個人向けの信用貸し付けは、消費者金融などの貸金業者が本業として行ってきました。ですが、かつてこれらの貸金業者がサラ金（サラリーマン金融の略）やマチ金と呼ばれていた時代があり、法外に高い金利で貸付けを行い、延滞者に恫喝的な取り立て行為をすることが社会問題となった時期があります。このころ、悪質な業者を利用した債務者は強引な取り立てを恐れ、返済のために新たな借金を繰り返し多重債務に陥る人が増えました。その上、借金の督促に追い詰められた人々が自殺するケースがおこり大きな社会問題となったのです。政府が様々な法制度を整えましたので、現代では貸金業者の貸出金利は上限が明確に定められ、悪質な取り立て行為も法律で禁じられています。その上、総量規制によって貸金業者から融資を受けられない人々が銀行のカードローンを利用するようになり、カードローン業界は顧客獲得のために様々な特色のあるサービスを提供するようになってきました。
使い方次第で、カードローンは生活に安心を与えてくれます。出来れば借金はしない方がよいものですが、現代のように雇用格差が広がり、低所得でも生活を維持しなければならない方は沢山おられます。もしも、給料日直前に少しだけ生活費が足りなくなるような場合は、1週間であれば何度でも無利息でキャッシングが出来るカードローンは便利かも知れません。例えば給料日の直前に数万円キャッシングし、給料日当日に完済します。すると翌月にはまた1週間無利息でキャッシングが出来ます。もちろん、1週間を過ぎてしまえば利息が発生しますので、返済日を忘れないようにする必要はあります。
また、カードローンを提供している金融機関の中には、利益を追求していない金融機関もあります。利益追求型でないため、提供されているカードローンの金利は、他社と比較して大変有利な設定になっています。「全国労働金庫協会」のホームページを見ていただくと、「ろうきん」がどのような理念で誕生した金融機関であるかを紹介しています。働く人を支援するために業務を行っていますので、ご自分の利用出来る「ろうきん」がどこにあるかホームページで確認されてはいかがでしょうか。
例えば、茨城県・栃木県・群馬県・埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県・山梨県にお住まい或いはお勤めの方が利用出来るのは「中央労働金庫（中央ろうきん）」です。一般の銀行と同じように、預金業務と融資業務を行っています。銀行と違うのは財形貯蓄など給与天引きで行う積立型の貯金が提供されていることです。また、カードローンについては、金利面で有利なことや、ネットバンキングを利用して普通預金への資金移動や残高確認が行えるなどのメリットがあります。その他、自治体提携融資制度・利子補給制度など福祉に重点を置いた業務を行っています。都市銀行などのように拠点数が多くないのがネックですが、多くの点でメリットのある金融機関だと言えるでしょう。
