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消費者金融でお金を返せないと警官に逮捕されますか?

返済が追いつかない借り入れが消費者金融会社の数社に現在あります。このまま返済を送らせていると取り立て、いずれは警官に逮捕されるんでしょうか?どのくらいでそうなるんでしょうか?
(⇒融資返済の延滞が招く事

逮捕はされませんが、強制執行があります

お金を返せずにいると悪い事をしているのでいつかは警察官に逮捕される、という恐怖があるかもしれませんが、実際はそうはなりません。警察官に実際に逮捕されるのは刑事事件と言います。民事事件と刑事事件がありますが、返済を滞らせた場合は民事事件の方に該当します。当然、法律がありまして、刑事事件は刑事法に定められている罰則が適用され裁かれます。民事事件は民事法に定められていて、主に人と人間の私的な争いになるんです。対して刑事事件とは対国家ですね。

違いが分かって貰えましたでしょうか?さて、民事事件だとどんな処罰になるのか、あなたが返済をそのままずっと滞らせていると消費者金融会社の方から督促状が来る事になります。それでも無視をしていると、電話での連絡を受ける事になりますね。そこで返済を遅滞させている理由を説明しなくてはならなくなります。更に、返せる期限を申告する事を求められますので必ずその期限までに支払うようにして下さい。ただ、これは大手の消費者金融会社で借り入れを行っている場合です。

知らず、闇金融会社に借りてしまった場合等はこの時に強引な取り立てにあう事になりますが、例え督促が来ていた事を忘れていても誠実な対応をしていただけるので安心しましょう。これに対して期限までに返済出来ないと今度は法的措置になって来ますね。警察官が逮捕しに来るのではなく、裁判所からの支払い督促があります。もちろん、無視する事は出来ません。

裁判所を介して、あなたと相手である消費者金融会社が争う事になりますね。争うとは言え、相手方には非はありませんのであなたが払う方向で話をつけ、相手にも納得してもらわなければなりません。この時に異議を申し立てない場合、差し押さえ等の処分になります。預金口座がその対象になりますね。注意して下さい。また、更に注意しなければならないのが、ここまで来るとカード等は強制的に金融会社の方から解約させられている事が多いですね。そうなると、払えないと言う事実があなたの信用情報として他の消費者金融会社にも情報が共有されてしまうため、ブラック扱いとなり他のカードも解約させられてしまう事があります。五年は情報は残ると言われているのでその間は必然的に消費者金融会社からの借り入れは出来なくなってしまうんですね。

このように警察官に逮捕されないとしても、民事的な処分が下さる事になりますので督促状等は放置せず出来る限り返済は遅滞させないようにしましょう。返せない借り入れは極力、しないようにしましょう。あなたの信用情報に関わって来ますので誠実な対応を心掛けましょう!

消費者金融を装った闇金の取立てに警官は介入できるでしょうか

消費者金融でお金を借りた場合、もし何かで返済が遅れると、取立てはどうなるのでしょうか。たとえば、そこの社員が家や職場に押し寄せて、お金を返すまでそこに居座るとか、あるいはしょっちゅう電話をかけて来るなどといったことはあるのでしょうか。それについては心配する必要はありません。確かにかつては、そのような取立てもありました。しかし今は法律で、そのような取立てをすることは禁じられています。ですから、誰かが来るのではないかとおびえながら生活する必要は全くありません。では、もし返済が遅れた場合は、今はどのような取立てが来るのでしょうか。
(⇒全ての金融業者は昔から変わった?

まず期日までに入金が無いと、督促の電話が一日に数回かかって来ます。これはオペレーターの個人名でかかって来ます。それでもなかなか入金が確認されない場合には、督促状が送られて来ます。もちろんこれも個人名です。督促状の文面は、最初は穏やかなものが多いのですが、入金が確認されず、送られる回数が増えるに従って、だんだんと厳しいものへと変わって行きます。それでもなお入金がされないと、今度は消費者金融から訴訟を起こされて、裁判所に出頭しなければならなくなります。今は返済が遅れた場合の取立ては、大体このような流れで行われています。

しかし、今でも厳しい取立てをする業者がいます。いわゆる闇金と呼ばれる業者です。元々は違法の貸金業者ですので、法を無視した行為を平気で行います。たとえば今の消費者金融の金利は上限20パーセントと定められていますが、闇金の場合は、30パーセントを超す金利など当たり前です。ただでさえ金利が高いのですから、返済がままならないこともあります。そうすると、今度は社員が家や職場に押しかけて、返済をするまで居座るということになります。もちろん、督促の電話も、早朝だろうが真夜中だろうが、ひっきりなしにかかって来ます。

また、取立ての仕方が結構乱暴なので、家に取立てに来た場合は、たとえば植木鉢などが壊されたり、郵便受けに傷がついたりすることもあります。これは明らかな器物破損ですので、警官に届け出ることをお勧めします。もちろん、証拠がはっきりしていないといけませんので、可能な限り、映像や画像、音声を残しておくのがいいでしょう。実際、返済できないこともさることながら、そういうふうに物を壊されることの方が、精神的苦痛になるという場合もあります。近所の交番、あるいは住んでいる地域を管轄する警察署に、証拠共々届け出をするようにしてください。

ただし、警官の対応にも限度があります。なぜかといいますと、お金を借りて返せないということは、民事に関することであり、警官が介入するのは刑事事件であるからです。ですから、器物破損を届け出ることはできても、闇金が家や職場に来るのを、警察署に依頼することはできません。ではこのような場合は、どのようにすべきでしょうか。それはやはり、弁護士とか司法書士といった、法律の専門家に相談し、介入通知を出してもらうのが一番です。こういう人たちであれば、民事も引き受けてくれますので、ことがスムーズに運ぶケースが多いのです。

そうはいっても、知人に弁護士や司法書士がいない場合はどうすればいいのでしょうか。そのような時はまず、自治体の弁護士会の無料相談を利用するか、あるいは弁護士会に頼んで、闇金関連の問題専門の弁護士さんを紹介してもらうのもいいでしょう。また、収入が一定額以下の場合は、法テラスの無料相談も利用できます。司法書士の場合も同じです。ちなみに弁護士は、相談30分につき5000円の相談料がかかりますが、司法書士の場合は無料のこともあるので、まず自分が相談したい事務所に連絡を入れて確認するといいかもしれません。

通常は弁護士や司法書士に介入してもらうと、闇金の督促は止まります。ちなみに闇金は違法ですので、借りたお金を返す必要はありません。しかし業者によっては、しつこく督促をかけてくることもありますので、その時は再度、弁護士や司法書士に相談をしてください。闇金専門の弁護士であっても、かなり手を焼く場合もあるわけで、闇金との戦いは持久戦でもあります。また、なぜそのような闇金からお金を借りることになったのか、それをきちんと分析して、同じ轍を踏まないようにするための努力も大事です。

まず闇金は、ブラックにも多額の融資をしますとか、よそで断られた人でも大丈夫ですといった謳い文句で貸付を行います。ブラックが信用情報についていて、普通の金融機関でお金を借りられない人の場合、これは大変にありがたいものですが、しかし違法業者ですので、金利が不当に高いため、返済できずに督促が頻繁に来る、しかも金利が増え続けるといった、八方ふさがりの状態になるわけです。ですから、くれぐれも闇金を利用するのは避けるようにしてください。最初はよく見えても、後で非常に困ることが往々にしてあります。

では、どうやって闇金と、普通の貸金業者を見分けるといいのでしょう。まず、ブラックでも何百万も融資しますといった、あまりにも条件のいい文句の業者は絶対に避けるようにしてください。それから、連絡先が携帯番号しかない業者、あるいは街角に、お金を貸しますといったポスターをやたらに貼る業者も避けてください。また闇金は、通常は消費者金融を装っていることが多いのですが、事務所内に貸金業者の登録番号がないこともあります。貸金業者として登録している以上、本来ならば必ずあるものなのですが、それがないということは、違法業者を疑ってみる必要があります。

その他にも、契約の際に契約書に金額や金利が書かれていない、これも要注意です。あとで自分たちの都合のいいように数字を入れる可能性が高く、たとえば10万円しか借りていないのに、50万円借りたことにされていたなどというのもありえます。他には、白紙委任状を作らせるケースが多いです。これは白紙、あるいはただ委任状とだけ書かれた紙に実印を押させ、後で自分たちの都合のいい書状に仕立てて、返済できない時の訴訟の際に、証拠とするわけです。また、契約の際の書類を、実印を押させることで公正証書化し、返済できない場合に強制執行をさせて、名義人の口座を凍結するなどということをする闇金もあります。そのため、闇金の契約には印鑑証明が必要な場合もあります。

消費者金融を含む普通の金融機関では、まず契約書に金額が記載されていないということはありません。また、白紙委任状なども作ることはありませんし、印鑑証明も必要ありません。このようなことをさせる金融機関は、まず間違いなく闇金であると思ってください。そして、少しでもおかしいと思った場合は、その場で契約を取りやめるようにしましょう。もちろんそこでお金は借りられなくなりますが、その時は別の業者を探せばいいのです。ブラックがあっても、上限が30万円ほどであれば、お金を貸してくれる普通の業者は沢山ありますので、そういう業者を利用してみるといいでしょう。

借金に依存するがあまり、つい闇金に手を出してしまう人は多いです。しかし手を出したばかりに、返済ができず、取立ても何度も家にまで来られ、結局経済面でも精神面でも破綻してしまうこともあるのです。まず普通の金融機関に申込をしてみて、それでダメな場合は家族か身内に相談してみるのがいいでしょう。それでもダメな時は、お金を借りずにどうにかできないかを考えてみてください。それ以外には、多少手続きに時間がかかりますが、公的な貸付をしてくれる機関もありますので、まずはそういう所から当たってみるという方法もあります。また、どうしても返済できない場合には、債務整理という方法もあります。とにかく、お金がないから闇金で借りようというのは安易な発想であり、最終的に自分が苦しむという事だけは理解しておいてください。

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