> > > 奨学金を受けていると消費者金融の審査通らないって本当ですか?
PR

奨学金を受けていると消費者金融の審査通らないって本当ですか?

奨学金を受けて大学に通っていた、現在28歳の男性会社員です。今も借りた奨学金を返済しています。で、今度消費者金融でお金を借りようと考えています。理由は、故障した自分の車の修理費用を借りたいからなのです。

ところで「奨学金を受けていると消費者金融の審査に通らない…」って噂を聞いたことがあるのですが、それって本当の話なのでしょうか?教えてください。(参考ページはこちら→融資審査に通らない理由はどれくらいある?

奨学金は消費者金融の審査に関係しない

わかりました。あなたのご心配を解消してあげましょうね。まず結論から先に言えば、奨学金の借入は、消費者金融の審査には影響しません。そのことから奨学金を借りて現在返済中であっても消費者金融の審査に落とされることは無いと言えます。

仮に奨学金の借入が消費者金融の審査に影響するとしたら、消費者金融が申込者が奨学金を借りて返済中である事実をまず知ることが必要になると言えます。そして、その事実を消費者金融の審査担当者が知ることとなれば、奨学金と言っても借金に変わりないので、返済中であれば返済能力に影響するので当然、消費者金融の審査には影響することになりますね。(参考ページはこちら→融資審査で大切な事とは

しかし!!消費者金融は申込者が奨学金を借りているか否かは知る術が無いのです。消費者金融の審査では、申込者がどこでどのくらいのお金を借りており返済中なのかを知るのは、各消費者金融が利用している個人信用情報機関に与信をかけるしか手がありません。

そのことから利用している個人信用情報機関に記録されていない借入情報は知る由が無いと言って良い訳なのです。むろんの事、知る事のできない借金は審査に影響することは無いのです。
(⇒金融業者によって分かる事も違う

奨学金は、国家機関である日本学生支援機構によって運営され融資されています。そして、奨学金の借入情報は、普通の借金とは異なるものとされているので、消費者金融が利用しているような信用情報機関には記録されないのです。

もちろん自分から申告してしまった場合は別ですが…。一方で、昨今では奨学金を借りた利用者が返済できなくなって滞納するケースが多くなっています。そこで日本学生支援機構は、全国の銀行が加盟している信用情報機関に加盟して、奨学金利用者の情報を登録することになったのです。

ただし、日本学生支援機構が加盟した信用情報機関は、消費者金融は閲覧できません。だから信用情報機関に加盟したからと言っても、消費者金融の審査には依然として影響しません。

しかし、銀行で借入をした場合には、この信用情報機関は銀行が利用するところなので奨学金を借りている事実は分かってしまいます。しかし、消費者金融が利用している信用情報機関と銀行が利用している信用情報機関は、返済の延滞や債務整理した人の事故情報だけは互いに共有する場合があるようなのです。

そのことから奨学金の返済を怠って事故扱いにされてしまうと、消費者金融でも奨学金を借りている事実が知られてしまうことになります。その点は留意してください。

とまれ、奨学金を借りて現在も返済中であっても、奨学金の返済で事故扱いになっていなければ、消費者金融に知られる事はありません。それゆえ、消費者金融の審査にも影響しません。

消費者金融のカードローン審査と奨学金の返済

日本は、1980年代のバブル経済が崩壊して以来長い不況の時代を続けてきました。近年、アベノミクスの影響で円安が進み株価が高騰するなどで若干の変化は見られますが、利益を得られるのは富裕層に限られ一般庶民の生活はいまだ低迷期から脱出出来た感がみられません。若者の雇用状況も厳しく、かつての日本型雇用制度の終身雇用が完全に崩壊してしまった現代では、非正規雇用者が増え、低所得で生活をしなければならない人が急増しています。

そのような中、子供の高校や大学進学の費用が捻出できないご家庭は様々な苦労をされています。費用捻出の方法には、国の教育資金や銀行の教育ローンを組む方も多いでしょう。これらのローンは、親が債務者となり借金をするものですが、これ以外にも子供がローンを組むという方法があります。日本学生支援機構で行っている奨学金制度を利用して大学進学の費用・就学中の費用を賄う人も多くいます。

独立行政法人日本学生支援機構は、大学進学や留学などの費用を援助(貸与)し、学生が費用の心配なく学業に専念出来ることを目的とした仕事をしています。有利子・無利子で一定額の奨学金を毎月貸与し、学生は卒業してから返還する仕組みになっています。かつてのように、雇用が安定していた時代であれば、大学を卒業した後の返済にそれほど苦慮する者はいませんでした。ところが、近年の日本の社会情勢の中では、収入が安定せず奨学金の返済が滞る人が続出しています。また、貸与者の中には、返済が出来るだけの収入がありながらも返済をしない人がいることも事実であり、日本学生支援機構側では資金難に陥るリスクを抱えています。

もしも、返済出来るだけの収入があるのであれば、次の学生たちのためにもこの制度が存続するように貸与者は返還する義務があります。また、返還したくても出来ない状況にあるのであれば、日本学生支援機構に猶予を申し出るようにしましょう。日本学生支援機構では、猶予の申し出のない貸与者の延滞については、通常のローンと同様の督促行為を行っています。返還金の引落し日に指定口座が残高不足当で引落しが出来ない場合、督促部門の担当者は自宅あてに督促通知を郵送します。それと併せて電話連絡をしますので、銀行等のローン延滞時の対応よりも厳しいといえなくもありません。もしも、このような督促通知や電話連絡が来た場合でも、慌てて消費者金融などで借入れをすることだけはしないようにしてください。

日本学生支援機構からの借入金は、無利子、或いは有利子であっても非常に低い金利設定になっています。これは、学生の支援を目的として資金を貸与しているからです。それに比べて消費者金融等からの借入金は比べ物にならないほど高い金利が設定されていることを忘れないようにしてください。返せない状態にあるのであれば、正直に事実を話し猶予を申し出るようにしてください。

もちろん、消費者金融のカードローンにもメリットはあります。日常生活の中で資金不足になった時にカードを保有していれば、慌てずに資金調達が出来るからです。ただし、カードローンを提供している金融機関は、日本学生支援機構とは違い、利益を追求する企業です。そのため、無担保、保証人不要で個人に資金を融資するカードローンは金利が高めに設定されています。また、奨学金を返済出来ない状況にある方が、このような無担保ローンを利用しても、返済が順調に進むことはあり得ないのではないでしょうか。

社会に出たばかりの若い方々は、金融に対する知識もあまり持っておられないかも知れません。ですが、現代のようにカードローンやキャッシングが一般的になっている状況において、理解不足のまま安易に借入れをするとその後の生活が破綻するリスクを孕んでいることも覚えておいてください。テレビでは、カードローンのメリットを謳い、キャッシングに対する良いイメージを宣伝していますが、これらのメリットを享受するためには、利用者側が金融に対する知識と、ある程度の余裕資金、そして正しいカードローンの使い方をする自制心が必要だと考えます。社会人として安定した生活が送れるようになる前に、キャッシングの利用をすることは控える必要があるでしょう。

カードローンやキャッシングは、かつては消費者金融などの貸金業者が主に取扱いをしていたローン商品です。ところが、貸金業者がサラ金(サラリーマン金融)・マチ金と呼ばれていた昭和の時代に、高金利で融資を受けた方達が返済が出来なくなり多重債務者が急増しました。当時は、今のように貸出金利が明確に規制されておらず、グレーゾーン金利と呼ばれる金利帯が存在し、法外に高い金利を設定しても貸金業者を罰する法律がなかったことが影響をしています。また、延滞者に対して執拗に、また恫喝的な督促をする悪質な業者が多くいたことから、追い詰められた人たちの自殺が大きな社会問題として取り上げられました。このような時代背景があり、様々な法制度が整えられ、現代のカードローンがあります。

しかし、どの時代にも、法の目を潜り抜けお金儲けを企む者(企業)が存在します。今の時代は、パソコンが普及しインターネットで様々な情報発信が出来ます。キャッシングやカードローン関連の情報はネット上に溢れており、これからローン用カードを作ろうと思われる方達は、インターネット上の情報を頼りにされる方も多いと思われます。複数のカードローンの比較検討が出来るサイトは、金利などの条件を一度に知ることが出来るので特に便利に活用されるのではないでしょうか。ただし、利用する場合には、一つのサイトの情報だけを見るのではなく、複数のサイト情報を比較・検討するようにしましょう。

インターネットの情報には、個人の意見が反映されます。また、間違った情報や或いは悪意を持った情報発信をする者も存在します。例えば、ネット上に「ブラックでも融資可能」、「無職でも即日融資」などの謳い文句を見たら、悪質な業者(ヤミ金)に勧誘するサイトである可能性があるので注意しましょう。

カードローンは、金融機関が個人の信用を担保に小口資金を融資するもので、いわゆる無担保ローン(信用貸し付け)です。利用するためには、金融機関及び金融機関と提携している保証会社の審査があります。審査は概ね年齢制限と安定した収入があれば対象としていますので、多くの方が利用出来る仕組みになっています。

ただし、金融機関では審査の際に、個人の信用情報を信用調査機関でチェックします。信用調査機関には、個人のクレジットカードやローンの履歴がプールされており、延滞などの事故情報があれば審査に通ることが出来ません。この事故情報が「ブラックリスト」と呼ばれています。金融機関がいうところの個人の信用とは、ローンの返済が出来るかどうかということに尽きます。であれば、ブラックリストに載っている者に融資出来ないのは当然のことです。であれば、「ブラックリストでも融資可能」な貸金業者とは、何を信用して融資するのかと考えれば、その危険性が想像できるのではないでしょうか。

一度に金融のこと、悪質な貸金業者のからくりなどを理解するのは大変かも知れません。しかし、社会に出たからには、自分の身は自分で守らなければなりません。困った時に相談するところはどんなところがあるかなども、事前に知っておくと良いでしょう。

まず、奨学金は返済が義務であることが原則です。ただし、返したくても返せない状況であれば猶予を申請することが出来ます。次に、生活資金が足りない時には、安易にカードローンなどを利用せずに、行政の支援制度などを検討しましょう。また、金融機関の中には、利益を目的とせず労働者の支援を目的とした金融機関があります。業務自体は銀行と同じように預金や貸付け業務を行っています。金利面で利用者に有利になっていますのでこのような金融機関を利用するのも一つの方法です。ご自分が利用出来る店舗を知りたい方は「全国労働金庫協会」のホームページを参考にしてください。

PR【マネーパトラ】では、アフィリエイトプログラムを利用し、アコム社から委託を受け広告収益を得て運営しています。
カテゴリー
ページトップへ