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ヤミ金やブラック消費者金融って、どういうものなの?

ヤミ金やブラック消費者金融って、どういうものなの?

どーもです。今日はちょっと知りたいことがあって、大学の友達なんかに聞いてみても要領を得ない回答が多かったもんで、こうして質問することになりました。

大学とはいえども、留年した人や社会人経験があって入学してきた人もいるんで、消費者金融の利用経験があるっている人もいるんです。

でも、良くわからないのがヤミ金やブラック消費者金融についてなんですよね。流石にこういったところに手を出したことのある人はいないし、なんとなく突っ込んで聞きづらい部分もあるものだから、皆気になっているけど聞けないというか。

他の知り合いにそれとなく聞いてみても、中々良くは分からないし・・・という訳で、ヤミ金やブラック消費者金融ってどういうものなのか教えて下さい!

ヤミ金とブラック消費者金融は性質が違います

どうも、こんにちは。ご質問ありがとうございます。さてさて、今回いただいた質問は、ヤミ金とブラック消費者金融について、というものです。

確かに、消費者金融について知っていて、ヤミ金という言葉を一度も耳にしたことがない、という方はまれですよね。

漫画やゲーム、ドラマ、映画などでそれとなく耳にしたことがあるけれども、実際に利用したことはなく、またどこに連絡すれば利用できるのかも良く分からない。こういった方がほとんどかと思われます。

ということで、実際には良く分からないことの多いヤミ金やブラック消費者金融なのですが、これらは一体どういうもので、両者の違いはどこにあるのかを説明していきましょう。

まず、重要なのはヤミ金とブラック消費者金融は同じものではない、ということです。ヤミ金というのは、いわゆる違法な金貸しのことを意味します。

日本では貸金業を営む場合、きちんと届け出をしておかなくてはなりませんし、金利に関してもある程度法律による縛りが存在します。ですが、こういったヤミ金というのは、極端な話お金を持った個人が、法外な金利を吹っかけ、それでもなお借りたいという人に融資するためのものなのです。

法律に基いていないため、利子の取り立てなども非常に厳しくなりがちです。

一方、ブラック消費者金融というのは、いわゆる金融ブラックになってしまった人に対しても、一定の審査をクリアできれば融資しますよ、ということを標榜している貸金業者となります。

こちらは当然きちんとした届け出の上で営業をしている、クリーンな商売です。通常、金融ブラックになった場合新たに借り入れを行うことはできなくなるのですが、一部のブラック向け消費者金融では、ブラックになって尚返済能力の高い人に限り融資を行っています。

一種の差別化と考えて貰って構いません。大切なのは、ヤミ金とブラック消費者金融を混同しないことです。

基本的に、どんなに困っていたとしても、ヤミ金に手を出すというのは良い選択ではありません。非常にリスキーな選択であり、そもそも連絡を取る方法を知らないようにしておいた方が良いでしょう。

逆に、ブラック消費者金融では審査そのものが緩かったりするだけで通常の消費者金融なので、さほど気にする必要はありません。利用の際に不安になるということであれば、まずは口コミやネットなどで評判を検索し、違法なところではないかをチェックしてから申し込みましょう。

キャッシングは、便利に使えば大変有用な資金調達手段なのです。

ヤミ金やブラック消費者金融にみられる特徴とは?

消費者金融は貸金業です。貸金業の中で、特に無担保で個人に融資を行うことを生業としている業態のものを消費者金融としています。しっかり収入があって返済を継続してくれるであろうという個人の信用だけを頼りにお金を貸すのですから、以前は給与所得を得ている人だけをターゲットにしていました。そこからサラリーマン金融と呼ばれるようになりました。サラリーマン以外でも、回収しやすい営業区域内の住居や職場(店舗)がある人を対象とするスタイルのものもあり、その場合には街金という呼ばれ方もしていました。(参考ページはこちら→今はどんな仕事をしているのなら借りられる?

このようなサラリーマン金融や街金は出資法に基づく高利で貸し付け、取り立てに関しても大変強引でした。それを苦に自殺なども相次ぎ、大きな社会問題となったのです。そのころ勢いの良かったサラ金のとある大手の会社の社長は、人を人とも思わない言動でメディアを賑わし、世の中の人々の顰蹙を買いました。そういったこともあって、サラ金のイメージは大変ダーティーなものでした。

しかしハートフルなCM展開によって、イメージアップを図るサラ金も出現してきました。そのソフトな印象から利用者を増やし、他のサラ金もそれに習ってイメージアップに尽力しました。イメージの汚れてしまったサラ金という呼び名から消費者金融という呼び名を浸透させ、それまでの印象を払拭すべく努めました。その甲斐あって、日本人のうち1割はサラ金を利用しているのではないかといわれるほどの業界に成長して行ったのです。グレーゾーン金利撤廃や総量規制の施行、取り立てに関する法律の強化によって、消費者金融はさらに利用しやすい金融業者となっています。

しかし総量規制の法律は、自転車操業に陥っていた利用者をたちまち窮地に陥れてしまいました。年収の3分の1を超える貸付を行ってはならないという、貸金業者側に科せられた法律です。これを厳守するために、貸金業者は今までの利用者のうち総量規制の範囲を越える貸し付けを行っていた人々への、新たな貸付をストップしました。多重債務者の多くは、返済後にすぐ返済分を借り、それを他の返済に回すという方法でしのいでいる人も少なくはありませんでした。貸し付けをストップされて返済のみになってしまうと、たちまち窮地に追いやられてしまうのです。

そのような自転車操業を行っている人は、返済のみでどこからも借りれないとなれば、生活費すら捻出できない状況であったりします。その時に自分の末期状態に気がついて債務整理などを行えばいいのですが、なかなかそれに踏み切る勇気もないものです。なんとか返済したいと、どこか貸してくれるところはないものかと探します。それに付け込む悪質なヤミ金やブラック消費者金融も現れ、利用者を急激に増やしました。

ヤミ金は、財務局や都道府県に対して貸金業の届出を行わないまま営業している金融業者です。登録を行わないまま貸金業を営めば、違法業者ということになり、その時点で違法です。正規の登録業者は守るべき法律があり、それを厳守しています。もし法に反した場合には、行政処分や刑事罰を科せられ、営業停止処分や登録取消処分を受けることもあります。営業を続けてゆくためには、健全で誠実な営業に努めねばなりません。しかしヤミ金は始めから違法業者なのですから、全く法を守るつもりはありません。貸金業は案外簡単に登録が取得でき、開業も難しくないにもかかわらずそれをしないのですから、それなりに理由があるのです。その理由は「法を守らないで暴利をむさぼる」ということにほかなりません。

正規の貸金業者が特に厳守していることは、金利と総量規制、そして取立て行為の在り方です。ヤミ金業者にはそれを守るという意識が初めからありません。総量規制以上に貸し付けを行うことをしますので、元来借りれないはずの人に対しても、貸付を行います。そのことが借りれなくなってしまった人にとっては、大きなメリットに感じてしまうものです。返済などが迫っているなど、どうしてもお金が借りたいという時に、そういったヤミ金を知ってしまうとついその誘惑に負けて利用する人も出てきてしまいます。電話だけのやり取りで、2万3万のお金は融通してくれます。一時的には大変助かったと感じることでしょう。しかしそれは常識を逸脱した高利で貸し付けられているお金です。

一昔前までは、トイチといって10日で1割の利息が付くというのが、高利貸しのスタンダードでした。しかし近頃のヤミ金は、1週間で3.3割、10日で5割程度の利息を要求するのが一般的です。しかも前利息を取りますので、5万借りても手元に残るのは3,3割の利息であれば3万2千円ほど。7日目の返済日には5万円を返済するか、利息の1万8千円を支払ってスキップします。こんな利息を支払っていれば、たちまち行き詰まるのは、眼に見えています。

取り立てに関しても大変執拗で、会社などにも嫌がらせの電話をかけてきますし、プライバシーを守るようなことは考えていませんから、赤の他人にも平気でバラします。この攻撃は利用者にとっては大変なストレスです。このストレスに耐えかねて支払い続けてしまいますが、とうとうそれもできなくなり、自分の携帯電話売ったり、口座を売るなどして凌ぐようになるのです。それはれっきとした犯罪ですから、ヤミ金を利用したがために一般人が犯罪を犯すようになるというお手本のような道をたどることとなります。

トイチの時代には、ほとんどが暴力団関係者が母体となって、シノギのために行っていたものです。対面して契約書を交わし、人が金利や元金の回収をしていました。Vシネマのミナミの帝王でも、きちんと契約書を交わすシーンが見られます。今はちょっと小金を持った一般人がヤミ金の金主となっていることが多く、やり口も随分と悪どくなっています。ただし殆どの場合電話での威嚇や嫌がらせで、直接家にまで来ることはありません。家を訪問すれば、警察に捕まるかもしれないというリスクを犯します。それを恐れて、そこまでのことは行いません。多くの場合3万円や5万円、10万円程度の小口貸し付けですから、何回か利息を取れば元金に匹敵する金額は回収できています。1度も支払わないままゴネる利用者も少なく、支払いがストップしても電話で威嚇や嫌がらせをする程度で諦めることが出来るのです。

しかしヤミ金からの借入は、返済すべきものではありません。法律の上でヤミ金は不当利得を得ているのですから、元金すら返還しなくていいのです。手を出してしまった時点で大変迂闊なことをしてしまっていますが、それ以上被害を拡大させないためにも、断固として支払わないという対応に努めましょう。時として家族や職場の理解を求めなければならなくなりますが、それは利用してしまったことで負わねばならない試練です。気をしっかり持って、ヤミ金と戦いましょう。弁護士や警察に相談することも、時として必要です。

ブラック消費者金融とは、ちゃんと登録を行って営業をしています。ただし店舗を持たず、登録も更新はできませんので常に新しい登録番号です。ブラックOK、総量規制なし、審査なし、低金利、大口融資といった甘い文言で申し込み客を釣り、個人情報ばかりを収集します。こういったところに申し込みを行うこと自体、すでに逼迫しているのですから、その個人情報を集めた名簿はヤミ金業者にとってカッコウのカモの名簿ということになります。関連のヤミ金業者に高額で売ることができます。

またそういったブラック消費者金融は「保証料詐欺」を行うこともあります。「300万円を貸しつけるので、1割を先に保証会社に保証料として支払え。それを確認した後で融資を実行する」といって30万円を騙し取るような手口や、「信用情報のネガティブ情報を消すための手数料を支払えば、どこででも借りれるようにする」といって、手数料をだまし取るなど、様々な詐欺を仕掛けてきます。登録番号の若い貸金業者には、十分気をつけましょう。思いも寄らないトラブルに、巻き込まれることもあります。

まず債務問題を抱えたときには、弁護士や司法書士といった専門家に相談し、順当な形で解決を目指すべきです。

(⇒正規業者ならどこから借りても安全?

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