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消費者金融でお金を借りる場合、公務員はどの職業よりも属性が高い?

消費者金融での借り入れを検討しています。仕事は公務員をしています。急にお金が必要になり即金で10万円ほど必要なのですが、できれば家族や職場には知られたくありません。大学時代の友人で消費者金融からお金を借りている友人に相談したところ、公務員は属性が高いからすぐに借りれるだろうとのことでした。

公務員が安定した職業だということは自覚しています。私もそれを一番の理由に就職しました。しかし、属性が高いという表現を初めて聞いたのですが、属性が高いとはどういう意味でしょうか?公務員は属性が高いのでしょうか?

消費者金融でお金を借りる場合、公務員はどの職業よりも属性が高い?

属性とは簡単に言えばお金の借りやすさの基準みたいなもので総合評価です。銀行や不動産などに比べると消費者金融ではあまり関係ないように思います。

・職業
・収入
・勤務先
・雇用形態
・勤続年数
・他社からの借り入れの有無
・居宅が持ち家か賃貸か
・資産

などの利用者の状況を表す項目があり、これによって評価されます。

返済の能力を判断する上での信用になるもので、職業は公務員や銀行員、士業などが上位で大手上場企業、上場企業、と順番があり、一番下は無職となります。無職はもはや信用はなく借り入れできません。

返済能力とは収入がどれだけあって月々いくら返済できるのかというものであり、職業は収入が高く安定性があることの目安になります。勤務先は安定性、雇用形態や勤続年数は保証や退職金の有無、すぐに辞めないかどうかなどの目安になります。他社からの借り入れの有無は支出と信用を見ます。持ち家か賃貸かも月々の支出と資産の有無の目安です。これらの総合評価によっていくら貸し付けても大丈夫かという判断を行います。

しかし、消費者金融の場合は安定した収入があれば借り入れが可能です。安定した収入とは雇用されてお給料をもらっているかどうかのみであり、パートタイムでもフリーターでも派遣社員でも問題ありません。収入に見合った借り入れができると言えます。

また、消費者金融には貸金業法で定められた総量規制という法律があり、個人の借り入れ総額は年収の3分の1まで決められています。これは複数社からの借り入れであっても合計が年収の3分の1になれば借り入れができません。

銀行は総量規制の対象外であり、住宅ローンなどの大きいお金の貸し付けを行うので貸すか貸さないかも含めてかなり慎重に審が行われますが、消費者金融の場合は借り入れ限度額を決める基準程度です。とは言え、属性が高い方がお金を借りやすいのは確かですね。

公務員の方の消費者金融審査における属性について

世の中にはたくさんのお金を貸し出してくれる仕組みがあることをみなさんはご存知ですね、それらを利用した経験がおありかどうかはわかりませんが、もし必要な場合にはここに相談すればよい、ということを知っているだけでもだいぶ違います。

たとえば銀行であれば、住宅ローンやマイカーローンなどの比較的高額になるローンを組むことができ、一方でカードローンなどの少額融資も行っています。また、消費者金融ではもっと少額の融資を行っており、使途が定められていませんのでいつでもどんな用途にでも使える色のついていないお金としての融資を受けることができるのです。それぞれに長所短所はもちろんあるので、みなさんの置かれた状況に応じて適切な融資を受けるということが大事となるでしょう。
(⇒銀行融資を的確に使う

特に、銀行のローンはあらかじめ使途が決まっているものがほとんどですので、その状況以外で融資を受けることができないという点があります。もちろんその分高額の融資を行ってくれるので、他の金融機関には補うことができない重要な部分をになっているわけなのですが、そうであっても使い勝手が良いとは必ずしも言えないのではないでしょうか。

その点であれば、少し手元にお金がないのである程度を確保しておきたい、という程度の考えでも融資を行ってくれる消費者金融のほうが使い勝手自体は良いものであるといえるでしょう。生活費に使っても遊行費に使っても構わないお金なので、借りたら返すことだけをきっちりと行えば、あとは皆さんの思うがままに融資されたお金を使うことができるのです。

それらのさまざまな融資に関してですが、もちろんモノを買うのではなくお金を借りるという行為になりますので、所定の審査を受けなければ借りることはできません。金融機関側も慈善事業ではありませんので、確実にこの方にこの金額であれば利息を付けて返済することが可能であろう、という方にしかお金は貸せないのです。

ですから、もし仮に過去に金融事故歴、これは融資に対する返済が数か月滞ったことがある場合や、大きな事故になると個人整理、民事再生、自己破産などの本格的な債務整理の手続きを行った経験があるようなことまでのすべてを含みますが、この金融事故歴があると金融機関からの信用は一気にガタ落ちしてしまい、なかなか新たな借金を作ることは難しくなってしまうでしょう。もっとも、1か月延滞してしまったなどという場合にはうっかり延滞と言ってたまたま銀行口座に資金の準備を忘れてしまっていたなどというケースもありますので、それほど軽度の事故であれば支障はないケースが多いのですが。
(⇒融資での問題はお金を借りられなくする

では、実際にはそれらの審査においてはどのような項目を見ているのか、考えたことはありますでしょうか。ただ何となく申込書を書いて、所定の添付書類をそろえて提出していると、あまり考えないことのほうが多いのではないでしょうか。

まず、最も大事な項目として挙げられるのはやはり年収でしょう。どのような融資においてもこの項目は最重要とされており、この金額を基準に住宅ローンであれば年間返済可能見込み額を割り出したり、月々にいくらくらいの返済であれば可能であるのか予想したりするわけですし、消費者金融であればそもそも年収の3分の1を超える貸し出しはできませんので、上限を設定するために必要になったりすることもあるのです。

ですから、この項目だけはきっちりと審査においてみられるといって良いでしょう、みなさんもそのあたりはご理解いただいていると思います。

では、他の項目ではどのようなものが大事になってくるのでしょうか。実は、勤務先という属性がかなり大事な項目として挙げられていることはご存知でしょうか。

勤務先は、申込人の将来性を見るのに大変大事になる項目です。たとえば年収が現在1000万円ある方でも、勤務先が翌年倒産してしまったらその方の年収はゼロになってしまいます。つまりは以降の返済が大変苦しくなることを意味します。一方で、現在年収300万円であるが、確実に成長を続けていくことが予想される企業であったならばどうでしょうか。年収も勤続年数に合わせて少しずつ上昇し、5年後には500万円くらいになっているかもしれません。大きく会社は発展していなくても安定していればそこで務める方々は少しずつ役職も上がり、着実なステップアップを遂げていくでしょう。ですから、そのような場合は現在の年収で比較するよりもむしろ将来性を見て融資可能額を決めることも多いのです。

さらにいうのであれば、ほぼ間違いなく倒産することがないであろう職業をみなさんご存知であると思います。そうです、公務員の方々です。この職種においては、大元が国や地方自治体なので、まずもって経営破たんすることはあり得ません。また、民間企業と違ってクビになるリスクも限りなく低いですので、この職種の方はかなり属性としてはかなり強いものを持っているということが言えます。もしみなさんの中に公務員の方がいらっしゃいましたならば、ローンを組む時の審査は比較的簡単に通ると思いますので、ある程度安心して申込を行うことができるでしょう。おそらく金融機関の窓口担当者からもそのような話は聞けると思われます。

また、それに準ずる特殊法人、たとえば学校法人などの団体職員が挙げられますが、それらも公務員ほどではないにしろかなり強力な属性と言えますので、それらにお勤めの方もご安心ください。

このように、金融機関の審査というものは大変さまざまな方面から申込人のことを判断し、融資を行うかどうかを決定します。ですから、少しでもマイナスポイントを持ってしまっていると、途端に厳しく見られてしまうことがありますのでご注意ください。特に、先ほど例に挙げた金融事故の場合、特に債務整理といわれる個人整理、民事再生、自己破産などの経験がある方は、ほぼ間違いなくそれだけですべての融資の申し込みは否決になってしまいます。

審査上利用する個人信用情報というところにそれはしっかりと記載されていますので、別の金融機関に申し込みを再度行ったとしても結果は同じものになるでしょう。ですから、大事なことはそれらのマイナスポイントを作らないことなのです。マイナス要素はなくて当たりまえということが金融機関の審査において言えることですから、間違ってもそれらを作ってしまってはいけません。

そのためには、借りたお金はしっかりと返すことを必ず徹底してください。借りるのは一瞬、返すのは長期間ですのでかなり大変な作業になることもあるかもしれませんが、まずは返済することを考えて行動してください。また、審査以上の返済できるかどうかの見通しだけではなく、みなさんの生活スタイルに合わせて毎月いくらであれば返済できるのかということをしっかりと考えて行動しましょう。他人にはみなさんの生活のすべてを把握することは困難です。ですから、みなさんのことを一番よく知っている皆さんご自身が、収入や支出のことについて真面目に取り組んでいかないと、いつか破綻してしまう時が来るかもしれません。

と、ここまで怖い話を続けてきましたが、これらの金融機関は使い方を間違えなければ大変便利に利用できるサービスであるといえます。特に消費者金融に関しては、少額融資であるからこそ審査の回答までの時間も短く、近年では即日回答が可能なサービスも幅広く展開されるようになりました。これらの融資をうまく使って、ご自身の生活をより豊かなものにすることができれば、金融機関をうまく利用することができているということが出来るでしょう。
もちろん借りずに済む生活ができれば一番良いのかもしれませんが、不測の事態というものは誰のもとにも訪れるものですので、きちんとその有事の際には計画的に融資を使って、その不測の事態を乗り切っていってください。

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