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10代の未成年でも消費者金融でお金を借りれますか?

現在、19歳の都内にある専門学校に通う専門学校生の女性です。未成年なので消費者金融でも銀行でもお金を借りたことはありません。お金を借りなければならない理由も今のところはありません。

また、両親と同居しているのでお金を借りるようなことも無いと思います。が、あくまでも好奇心からお聞きしたいのですが、10代でも消費者金融って利用できますか?

と言うのは、「通っている同じ専門学校のある生徒が消費者金融でお金を借りた…」との噂を聞いたからなのです。彼女も私と同じ10代の未成年なんです。(参考ページはこちら→未成年と融資の関係

10代でも学生ローンなら利用可能です

まず法律論から先に言えば、未成年者への融資は禁じられています。未成年者への融資が禁止されている理由は、未成年者は判断能力が未熟であり、自ら判断したことに対する責任能力が欠如しているからなんです。

つまり、一般的な社会契約を結ぶ資格が無いと言うことなのです。そのことから未成年者である限り、消費者金融でお金を借りることはできません。また、未成年者にお金を貸すと法律違反で罰せられるので消費者金融はお金を貸せないのです。

ただし!幾つか例外があります。たとえば、10代の未成年でも結婚していれば社会通念として成人と同等に扱われることで消費者金融の利用が可能になります。が、定職に就いて安定収入のあることが条件です。

もうひとつの例外が、消費者金融の「学生ローン」なのです。学生ローンは、大学生や専門学校生を対象として融資しており、大学生や専門学校生なら10代の未成年であっても利用が可能なのです。

ただし高校生はダメです。しかしながら、単に大学生や専門学校生であれば学生ローンが利用できると言う訳ではありません。アルバイトやパートで働いてきちんと継続した安定収入を得ていることが融資の条件になるのです。

それゆえ、アルバイトもパートもしていない学生は、無職で無収入扱いとなるので、そのような人に消費者金融は絶対にお金を貸しません。また、未成年でも学生なら利用できる学生ローンですが、すべての学生ローンとは言えませんが、場合によって未成年の申し込みには親権者や後見人の同意が必要になることがあります。また、親権者を保証人として付けることが融資条件となる場合もあるのです。

とまれ、そのような条件を満たせば、10代の未成年でも学生ローンなら利用してお金を借りれます。ただし、融資額は小額で、たいていの学生ローンでは5万~10万くらいが融資の上限となるようです。

他方で金利はややバラつきがありますが、一般的な中小消費者金融の金利水準と同程度と考えておけば良いのではないでしょうか。具体的には年15%~20%台くらいでしょう。

申し込みに必要な書類は、学生証に加えて本人確認のための運転免許証か健康保険証、あるいはパスポートでOKです。加えて、そのような身分証明書が無い場合には住民票でもOKとなる場合があります。

学生証の提出のみでは借りられない学生ローンが多いと思います。また、収入証明書の提出が必要な学生ローンも多いので、給与明細書、源泉徴収票等の書類を前もって用意しておいてください。

とまれ、消費者金融でも「学生ローン」なら10代の未成年者であっても利用して融資を受けられます。

10代の若者でも借りられる消費者金融のメリット

未成年では消費者金融からの借り入れができないと思っている人は多いのですが、実際には10代の若い人でも借り入れ可能な業者はたくさんあります。お金を借りるのに、必ずしも成人である必要はないのです。しかし、大手の貸金業者の中には、保証人がいることを条件にお金を貸す所もありますので、事前に年齢以外の借り入れの条件を確認しておくと良いでしょう。(参考ページはこちら→金融業者よって違う借入条件とは?

保証人をたてる必要がある場合は、両親のいずれかか、親類や職場の人などに依頼するケースが一般的です。保証人には、一定の収入がある成人であることを条件としている業者が多いです。借り入れが必要な場合には、自分の周囲の大人で保証人になってくれそうな人を探しておくと、手続きがスムーズに進みます。保証人の依頼をする時には、借り入れが必要な理由と、返済計画についてきちんと説明しましょう。

借金の理由がいい加減なものであったり、自力では返済不可能なほど多額の借り入れを予定している場合は、よほどのことがない限り、保証人になろうとする人はいません。保証人のなり手がいないということは、自分の返済計画が無謀なものだということを表しています。保証人の依頼をして断られる場合には、改めてそのお金が必要なのか、自力で返済することができるのかを見直してみましょう。

また、保証人をたてなくても借り入れが可能な業者もあります。このような場合は、未成年であっても定職についていて一定の収入があることが条件となることが多いです。中卒や高卒で就職して正社員として働いている人は、条件が通りやすいでしょう。一方で、契約社員や派遣社員だからといって諦める必要はありません。正社員でなくても、一定の年収が見込まれる人には、借り入れを認めてくれる業者は多いのです。

特に、近年は企業が正社員の採用を抑制しているので、貸金業者も審査基準をゆるめて、正社員であることを絶対条件としている所は少なくなってきました。雇用形態により顧客を制限していると、お金の借り手がいなくなってしまうからです。パートやアルバイトであっても、長期間働いていて収入が途絶えるおそれの少ない人は、借り入れが認められる場合も増えています。

一方で、短期間のパートやアルバイト経験しかない人は、借り入れが認められないケースもあります。このような人は、年間を通じて確実に収入があるとは言いづらいので、返済力にやや不安があると見なされがちなのです。確実にお金を借りたいならば、長期間勤務可能なパートやアルバイトを見つけておくと良いでしょう。

同様に、フリーランスで働いている人も、収入が不安定なので、審査に通りにくい場合があります。こうした人も、副業として長期間のパートやアルバイトなどの仕事をもっていると、審査に通りやすくなります。また、フリーであっても一定の固定客がついている場合には、年収が安定していると判断されることも多いので、審査の際には自分の仕事内容やクライアントについて可能な範囲で詳しく説明することも大切です。

一般的に、未成年が消費者金融を利用することは、あまり好ましいこととは見なされない風潮があります。しかし、よく考えてみると、10代の若い人こそ、自力でお金を稼ぐ力が不足しがちなので、消費者金融を利用するメリットが大いにあるのです。手元に自分のお金がなくても、貸金業者から借り入れをすれば、これまで諦めていたいろいろなことが可能となり、将来の可能性が大きく開けます。

例えば、高校や大学、専門学校などの高等教育機関に進学したくても、家庭の経済事情により進学を諦めなければならない学生はたくさんいます。特に、近年は中高年のサラリーマンのリストラや企業の倒産が増えているので、一家の大黒柱である父親が職を失い、そのために進学や進級ができなくなる子どもが増えています。

しかし、家庭の事情で進学や進級を諦めることは、その子どもの将来の人生設計にも大きな影響を及ぼします。学歴と生涯賃金には相関関係があることが知られています。平均的に見れば、中卒で社会に出た人よりは高卒の人が、高卒で社会に出た人よりは大卒で就職した人の方が、生涯にわたって得ることのできる収入は増えていくのです。

自分の意志で勉強よりも就職を選ぶ場合は、その方が適性があるので、早く社会に出た方が仕事が身について、高い収入を得る機会が早く訪れます。しかし、進学をしたくてもお金がなくてできないような場合は、不本意な仕事につくことになるので、本人の能力や適性を十分に生かすことができずに、生涯にわたって低収入の仕事に甘んじなければならないことがあるのです。

このような事例を避けるためには、家庭の事情にかかわらず、本人の希望通りに勉強を続けられる環境を整えることが必要です。もちろん、公的機関や民間団体などの奨学金を活用することも考えられますが、これらの制度は希望者が多く、奨学金を受けられないケースも少なくありません。

しかし、貸金業者からお金を借りて学費を調達すれば、誰でも好きなだけ勉強を続けて、希望の進路に進むことができるのです。毎月の返済額を少額に抑えたり、学校を卒業して社会に出てから一括返済するような計画をたてれば、家族に経済的な負担を強いることもありません。貸金業者をうまく利用すれば、10代の若者でも家庭の事情にかかわらず、自分で自分の進路を選択することが可能となります。

また、すでに社会人として働いている未成年者の場合でも、消費者金融を利用することには十分なメリットがあります。近年は成果主義を導入している企業が増えているとはいえ、まだまだ若者の給料は中高年層の給料に比べると低く抑えられがちです。頑張って働いても、生活費の支払いで精一杯で、自己投資や娯楽のために使うお金がほとんど残らない、という若者も少なくないでしょう。

まして、一人暮らしをしている若者は、自分の生活費さえ給料だけでは賄えないこともあります。そのような人は、親からの仕送りに頼ったり、仕事が終わった後や休日にアルバイトをしてお小遣いを稼いでいる人もいます。しかし、このような生活を続けていると、疲れがたまって身体を壊しやすくなります。

また、自己投資や娯楽は誰にとっても必要なものですが、特に若い人には必要不可欠なものです。若い人はいろいろなことにチャレンジし、成功と失敗を繰り返して成長していくものです。若いうちにこうした機会が失われると、人間的にも魅力を欠き、仕事の面でもキャリアアップが望めない結果に終わってしまいがちです。

ですから、若いうちは、借金をしてもいろいろな経験を積むことがとても重要なのです。例えば、海外旅行に行って見聞を広めると、自分の視野が広がり、新たな視点で物事をとらえることができるようになります。また、いろいろな習い事にチャレンジすれば、今まで気づかなかった自分の能力や可能性を発見することもできます。

若い頃に始めた趣味がきっかけとなって、ビジネスを始めたり、講師として独立する人も少なくありません。若い頃のいろいろなチャレンジが後になって実を結んで、仕事や私生活での自己実現を後押ししてくれるのです。しかし、こうしたチャレンジも、お金がなければ始めることができません。今自由になるお金がないというだけの理由で、挑戦することを諦めてしまっている若者が多いのは、とてももったいないことです。

消費者金融の仕事は、若者の夢やチャレンジをサポートする仕事でもあるといえます。多くの若者は、夢や可能性に満ちていても、実績や成果とは無縁の、これから成長していく存在です。ビジネスの世界では、実績のない会社に融資をすることは考えられませんが、人を相手とするお金の貸し借りでは、実績のない若者へお金を貸すことは十分に可能なのです。若いうちにお金の上手な利用法を見につければ、今後の人生で大きな成功をおさめることが可能となります。

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