日々の生活を送っている中で、主婦でもお金が必要なときはあります。子育てをしているので働きたくても働きに行けず、それでもお金が必要なときもあります。また子供の手が離れている専業主婦でも友達とランチに行ったり、ショッピングに出かけたりして買いたいものができたり、子どもが高校や大学の入学金、塾の特別講習費の支払い、家族の入院などすぐに手元にお金を準備することができないことも多々あるでしょう。またその中にも旦那さんに内緒にしておきたい場合もあるでしょう。そんなとき主婦でも借り入れることができる消費者金融を利用することができるのです。

消費者金融といえば利子が高くて返済に困るというイメージがあったのですが、最近では有名人が宣伝したり、ATMを街の中に置いたりして、子供でも良く知っている名前の消費者金融もあり、利用しにくいというイメージはなくなりました。

それは利息制限法や出資法、総量規制などの法律が改正されたり新しくできたりしたためです。利息制限法では銀行のカードローンでも消費者金融でも利息の上限は20％と決められたので、以前はとんでもなく高い利子を付けていた消費者金融も20%以下の利息に設定されるようになりました。それでも29.2%を超えると罰則が課せられると出資法で定められているために、罰則のない20%から29.2%までの間のグレーゾーンの金利を付けているところもあります。

しかしそのグレーゾーンでは利息制限法に引っかかるので弁護士などを通して払いすぎた分は返してもらうことができるとよく言われています。そのため、多くの消費者金融でも今は20%以下の金利に設定しているので、以前のように金利が高くて返済に困るというイメージがなくなってきたのです。

そしてまた貸金業には総量規制という法律があります。それは借り入れ限度額は借り入れを申し込む人の年収の3分の1までの額となっています。だから人によって様々です。しかしこの法律があることによって借りすぎるということもなくなったために以前のように返済に困るということも少なくなってきたという訳です。

さて主婦についてですが、主婦でもパートをしている人と専業主婦の人に分かれます。パートで安定した収入がある方はその方の年収の3分の1までの額までなら借り入れることが可能です。しかし収入のない専業主婦の場合はどうなるのでしょうか。

専業主婦は収入がないので年収もゼロです。だから3分の1までの額もゼロです。したがって総量規制に則って、収入がない専業主婦の人は消費者金融で借り入れることができないということです。ただ安定した収入がある旦那さんの同意があって収入証明書の提出が可能な場合は専業主婦でも借り入れができるという消費者金融や銀行カードローンがあります。では旦那さんに内緒でお金を借りたい場合の専業主婦の人がお金を必要としたときに借入先は全くないのでしょうか。

実は銀行のカードローンなら借り入れ可能のところがあるのです。銀行は貸金業ではないので総量規制の対象外なのです。だから収入があろうとなかろうと、限度額はその銀行が設定した額になるのです。もちろん収入がないことが分かっているので多くのお金を借り入れることはできません。それでも特別に専業主婦も借り入れができる枠を設けている銀行があるのです。金利は一番高い金利となりますが設定されている限度額も収入がない専業主婦向けに30万円や50万円と低額となっています。月々の返済額も1000円や3000円づつとなっているので、返済に困るという額でもなく借り入れることができるのです。

ではパートをしている主婦ならどこでも借り入れることができるのでしょうか。答えは「できます」です。それは主婦でも安定した収入があるので、その年収の3分の1までの額ならスムーズに返済ができるとみなされ銀行のカードローンでも消費者金融でも審査に通過さえすれば借り入れることができます。だから銀行のカードローンだけではなく総量規制の対象となる消費者金融でも借り入れが可能です。

たくさんある消費者金融の中から、収入のある主婦に人気の消費者金融は大手の消費者金融であるプロミスやアコムです。プロミスは初めて利用し、ポイントサービスに登録した場合には30日間の無利息期間が利用できるからです。また女性専用の窓口が儲けられているので借り入れに不安がある方でも女性のスタッフなら相談しやすくなっています。その次に人気の消費者金融はアコムです。オペレーターの対応が親切との評判もあり最短30分で借り入れが可能になります。またプロミスと同じように初めての方に限り契約日の翌日から30日間なら金利がかからないというサービスがあります。それには返済期日が「35日ごと」で契約することも条件になります。

プロミスもアコムもよく目や耳にする有名な消費者金融なので安心感があるということも人気の理由です。このように有名で大手の消費者金融や銀行系の消費者金融なら安心して借り入れをすることができるのです。

その反面、無名で中小の消費者金融によってはお金をだましとられるようなこともあるので、いくら消費者金融のイメージがよくなったとはいえ、注意が必要な場合もあります。貸金業としての登録が必要なのにその登録をしていない業者があったり、虚偽の登録番号を掲げて営業している業者もあるのでそのような点には十分注意をし、借り入れるときにはできるだけ大手のところか銀行系の消費者金融を利用するようにしましょう。

また借り入れる側にも注意点があります。銀行でも消費者金融でも主婦でも借り入れには審査があります。申込んだときに年齢や職業などを問われ、それが真実であるかを審査して真実が確認できれば信用ができるということでお金を貸してもらえるのです。だから申し込みの際には虚偽の申告はせずに正直に申告するようにします。虚偽の申告で審査に落ちれば今後一切どこからもキャッシングをすることができなくなる可能性もあります。そしてもし審査に通らずにお金が借り入れなくなったときには、相談しやすい女性スタッフに相談をしてみるのもよいでしょう。

そしてキャッシングは上手に利用するようにしましょう。専業主婦でも銀行のカードローンで借り入れができるからといって限度額ぎりぎりまで借り、たとえ毎月の返済額が少なくても、返済に滞ってしまうと信用がなくなり今後借り入れができなくなってしまいます。だから借入れ額は少なめにして、早めにスムーズに返済をすることができるようにすることが賢明です。

パートで仕事をしていて収入のある方もいきなり限度額ぎりぎりまで借り入れることはせずに少なめに借り入れて余裕をもって返済できるようにすることが信用度を上げることになります。いずれにしても審査に通ったからすぐに限度額までの借り入れが可能という訳ではありません。貸す側も初めは少なめで慎重に貸し出し、きちんと返済できる人であるかを見極めていくのです。そして返済をきちんとすることができることが分かれば増額も可能になるのです。

そして専業主婦でもパート勤めの主婦でもキャッシングをすることはよほどお金に困った時に限ってするようにしましょう。欲しいものができたからまた借りて買えばいいという安易な考えを持つことはせずに、できるだけ節約をしたり貯金をしたうえで足りない分をキャッシングで補うという利用の仕方をして借りすぎないことが大切です。

しかし本当にお金に困った時にお金を借りることができる消費者金融や銀行のカードローンはありがたい存在です。借りすぎに注意をし、返済をしっかりしていくようにすれば生活の助けにもなり、また生活に潤いをもたらしてくれる存在でもあります。いつも無駄遣いをするのは良くないことですが、節約をするときはしたうえで必要なときに借り入れをすることは、時には必要なときもあるのです。